ジャーマンダーツグランプリ第2日
下位が実力をつけ、多くのシード選手が初戦敗退
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ジャーマンダーツグランプリ
ミュンヘン、ゼニス
(カッコ内は賞金ランキング)
4月1日(日)午後セッション
<二回戦結果>
ルーク・ハンフリーズ(104) 6-1 ガーウィン・プライス(11)
ダレン・ウェブスター(17) 6-5 デーブ・チズナル(7)
スティーブ・ウェスト(27) 6-3 キム・ハイブレクト(15)
マックス・ホップ(50) 6-4 マービン・キング(21)
アラン・タバーン(111) 6-5 カイル・アンダーソン(24)
キーガン・ブラウン(45) 6-4 サイモン・ウィットロック(8)
アラン・ノリス(16) 6-1 トニー・アルシナス(64)
ダリル・ガーニー(5) 6-3 ライアン・マイクル(96)
4月1日(日)夕刻セッション
<二回戦結果>
ジョー・カレン(19) 6-5 ヨーディ・メーウビッセ(166)
イアン・ホワイト(13) 6-4 ステファン・バンティング(22)
ジェームス・ウェード(9) 6-4 イェル・クラーセン(18)
マイケル・スミス(10) 6-2 クリス・ドービー(33)
ピーター・ライト(2) 6-3 ジョシュ・ペイン(51)
メンサー・スルホビック(6) 6-4 ダニー・ノッパート(86)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-5 スティーブ・レノン(59)
ロブ・クロス(3) 6-4 ジョニー・クレイトン(28)
4月2日(月)午後セッション
<三回戦組合せ>
マイケル・スミス(10) vs ジェームス・ウェード(9)
メンサー・スルホビック(6) vs マックス・ホップ(50))
ジョー・カレン(19) vs スティーブ・ウェスト(27)
ピーター・ライト(2) vs アラン・タバーン(111)
ロブ・クロス(3) vs ルーク・ハンフリーズ(104)
ダリル・ガーニー(5) vs イアン・ホワイト(13)
キーガン・ブラウン(45) vs ダレン・ウェブスター(17)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs アラン・ノリス(16)
4月2日(月)夕刻セッション
<準々決勝>
<準決勝>
<決勝>
マイケル・スミスがミュンヘン、ゼニスでのジャーマンダーツグランプリ二回戦で、今回のトーナメント最高のアベレージでクリス・ドービーを6-2で消し去った。
4度のヨーロピアンツアー優勝のスミスは躍進のアベレージ105.38で勝利になだれこんだ。
この27歳はUnibetプレミアリーグでも高く舞い上がっており、7個の180得点、ダブル率37.5%で三回戦進出を決めた。
「プレミアリーグでの僕のフォームが本当に役立っている。」とスミス。
「でも今日みたいなプレーはプレミアリーグではまだ見せていない。だいたい93とか94で100越えはないね。」
「でも僕のダブルが凄くよくなっていたしもし両方がここで出来ればもっと上へ進めるだろう。」
ワールドチャンピオンのロブ・クロスも印象的な強い戦いを見せアベレージ104.16でジョニー・クレイトンに6-4で勝利した。
この相手のウェールズ人は見応えのある161チェックアウトなどで3-2とし更にリードを拡げようとしたが多くのダブルをミス、よりダブルに冴えを見せていたクロスが忍び寄ってきた。
現チャンピオンのマイケル・バン・ガーウェンも仕事をこなした。彼はスティーブ・レノンを相手に最終レッグまでもつれ込む元気のない試合となった。
レノンは2-4ダウンから反撃し4-4のイーブンに、しかしブレークとなる2本のダブルをミスするとバン・ガーウェンは再びリードを奪い返した。
レノンは86フィニッシュし試合は最終レッグへ、だがここでレノンがぐずつくとバン・ガーウェンは脚を引きずりながらも三回戦へ駒を進めた。
夕刻セッションの1番手ジョー・カレンは信じられないフィニッシュを見せ三回戦へ進んだ。
ヨーディ・メーウビッセが5-4リードの後、この28歳が火を噴き120チェックアウトで最終レッグへ突入、最後は164チェックアウトでブレークでの勝利となった。
イアン・ホワイトは堅いパーフォーマンスでアベレージも100超えとしステファン・バンティングを6-4で破った。
ジェームス・ウェードのヨーロッパツアーでの復調が継続、同じ6-4でイェル・クラーセンを退けた。
ピーター・ライトは先週末レバークーゼンで行われた2018年最初のヨーロピアンツアーイベントで準優勝となっていたが、ジョシュ・ペインを6-3で下しきっちり仕事をした。
ミュンヘンへのトランジットで荷物を失くし、このプレミアリーグのスターは試合前たった15分でようやくダーツセットを手に入れていた。
それにも関わらず、この元UKオープンチャンピオンは5個の180得点、ダブル率46.15%で三回戦へ進出した。
ゼニスでの信じられない午後セッションでは8人のシード選手のうち6人が敗退した。
ルーク・ハンフリーズがアベレージ100越えでこの衝撃の口火を切ってガーウィン・プライスに勝った。プライスはオチでの苦悩がまだ続いていた。
この日誰が見ても一番の試合はダレン・ウェブスターがアベレージ101.18、3つの100越えチェックアウトで3-5ダウンからデーブ・チズナルを下したことだ。
地元応援のマックス・ホップがこの2年で初めてヨーロピアンツアー最終日に残った。彼はマービン・キングを6-4で退けた。
この若手ドイツ人は、ここのところフォームに悩んできたが、3-4ダウンで普通ならあきらめるところを熟達の技を見せ勝利した。
キム・ハイブレクトもスティーブ・ウェストに3-6で敗退、一方、アラン・タバーンがカイル・アンダーソンに6-5できわどい勝ち方をした。
キーガン・ブランが彼のステージでの最高アベレージ103.2と火を噴き、プレミアリーグのスター、サイモン・ウィットロックを6-4で下した。
アラン・ノリスがトニー・アルシナスを6-1で破りシード選手敗退の流れを食い止めた。一方ダリル・ガーニーもライアン・マイクルを順当に6-3で下した。
ジャーマンダーツグランプリは明日午後セッションで三回戦、夕刻セッションで準々決勝、準決勝、決勝と続き完了する。