ジャーマンダーツグランプリ最終日
ライト、最高のアベレージ108.84/ダブル率75%も決勝で不発
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ジャーマンダーツグランプリ
ミュンヘン、ゼニス
(カッコ内は賞金ランキング)
4月2日(月)午後セッション
<三回戦結果>
ジェームス・ウェード(9) 6-1 マイケル・スミス(10)
マックス・ホップ(50)) 6-2 メンサー・スルホビック(6)
ジョー・カレン(19) 6-0 スティーブ・ウェスト(27)
ピーター・ライト(2) 6-0 アラン・タバーン(111)
ロブ・クロス(3) 6-5 ルーク・ハンフリーズ(104)
ダリル・ガーニー(5) 6-4 イアン・ホワイト(13)
キーガン・ブラウン(45) 6-5 ダレン・ウェブスター(17)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-1 アラン・ノリス(16)
4月2日(月)夕刻セッション
<準々決勝結果>
ジェームス・ウェード(9) 6-3 マックス・ホップ(50))
ピーター・ライト(2) 6-1 ジョー・カレン(19)
ダリル・ガーニー(5) 6-3 ロブ・クロス(3)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-0 キーガン・ブラウン(45)
<準決勝結果>
ピーター・ライト(2) 7-3 ジェームス・ウェード(9)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 7-3 ダリル・ガーニー(5)
<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 8-5 ピーター・ライト(2)
マイケル・バン・ガーウェンがミュンヘンで開催されたジャーマンダーツグランプリ決勝で2週連続でピーター・ライトを8-5で下して自身22個目のヨーロピアンツアータイトルを獲得した。
バン・ガーウェンはオープニングレッグからライトのスローをブレークしイニシアチブを取った。
この世界No.1は第9レッグまでライトを手の届くところに置くと、ここでようやくライトが106チェックアウトしその差を1レッグとした。
自信7個目のヨーロピアンツアー優勝を目指すライトは素晴らしい161チェックアウトを繰り出しバン・ガーウェンのスローをブレーク、試合を5-5のイーブンとした。
このオランダ人はすぐさま反応し、20ダブルでブレークを返して6-5とした。
ここからバン・ガーウェンは続く2レッグを奪って2018年で8個目のPDCタイトルを獲得、決勝で再びピーター・ライトに勝利した。
「ピーターは素晴らしいプレーヤーで凄い練習をしている。僕たちが戦えばいつも素晴らしい試合になるし、だからこの試合を勝てて心から嬉しい。」と2度のワールドチャンピオン。
「僕は本当に自分に誇りを持っている。素晴らしいプレーはしなかったけど勝つために十分やったしまたピーターを悩ますことが出来た。」とバン・ガーウェンは冗談を飛ばす。
ライトは2012にヨーロピアンツアーが始まって以来毎回出場の記録を継続しているが、決勝が終わってからも同様に楽しそうな雰囲気だった。
「僕は偉大な準優勝者だ。彼は何年か前に僕に言った。僕は世界No.2で彼が世界No.1だって。彼は正しい。僕は彼が嫌いだ。」
バン・ガーウェンにも明るい兆候があり、この日最初のアラン・ノリスに素晴らしい6-1で勝った試合ではアベレージが105に達していた。
準々決勝でキーガン・ブラウンを強烈に6-0でさらっと流した試合でも同様で、ブラウンはバン・ガーウェンの優勝への行進に一斉立ちはだかることができなかった。
準決勝でバン・ガーウェンは2017年ワールドグランプリチャンピオンのダリル・ガーニーと対戦したがこの28歳は滞まることなく7-3で勝利し決勝へ向かった。
ライトはまずアラン・タバーンに6-0勝利でスタートし、次にアベレージ約110でジョー・カレンに6-1で準決勝へ進出した。
この48歳の準決勝での相手はジェームス・ウェードで、ウェードも今年2度目の準決勝進出を果たし復調が続いている。
準々決勝にはロブ・クロス、マックス・ホップが入った。ホップはヨーロピアンツアーで初となるドイツ人の準決勝進出を期待されたが、マイケル・バン・ガーウェンに阻止され、バン・ガーウェンはタイトルと25,000ポンドの優勝賞金をかっさらった。
ヨーロピアンツアーは4月13日~15日にザールブリュッケンのザールラントハレに戻り、PDCTV-HDで全世界へストリーム放映される。