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ジャーマンダーツオープン第2日(二回戦)

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2018.04.15 Sun.

ダレン・ウェブスター、ロブ・クロスが絶好調

https://www.pdc.tv/news/2018/…

ジャーマンダーツオープン
ザールブリュッケン、ザールラントハレ
(カッコ内は賞金ランキング)
4月14日(土)午後セッション
<二回戦結果>
ダレン・ウェブスター(17) 6-2 スティーブ・ウェスト(25)
イアン・ホワイト(13) 6-3 キャメロン・メンジーズ(110)
ガーウィン・プライス(12) 6-4 カーク・シェファード(70)
イェル・クラーセン(18) 6-1 マイク・クィベンホーベン(-)
アラン・タバーン(99) 6-2 スティーブ・ビートン(23)
デーブ・チズナル(7) 6-0 ホセ・ジャスティシア(125)
マイケル・スミス(10) 6-4 スティーブ・レノン(55)
ダニエル・ラーソン(-) Bye

4月14日(土)夕刻セッション
<二回戦結果>
マービン・キング(21) 6-3 ジェームス・ウェード(9)
ダリル・ガーニー(5) 6-1 レーネ・エイダムズ(154)
ベニト・バン・デ・パス(16) 6-5 ポール・ニコルソン(73)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-1 ダニー・ノッパート(81)
マックス・ホップ(48) 6-4 ピーター・ライト(2)
ジョー・カレン(19) 6-5 ルーク・ハンフリーズ(95)
メンサー・スルホビック(6) 6-2 ジャーメイン・ワッティメナ(35)
ロブ・クロス(3) 6-0 ディミトリ・バン・デン・バーグ(36)

4月15日(日)午後セッション
<三回戦組合せ>
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs アラン・タバーン(99)
デーブ・チズナル(7) vs イアン・ホワイト(13)
ダリル・ガーニー(5) vs マービン・キング(21)
マイケル・スミス(10) vs イェル・クラーセン(18)
マックス・ホップ(48) vs ベニト・バン・デ・パス(16)
ジョー・カレン(19) vs ダニエル・ラーソン(-)
メンサー・スルホビック(6) vs ガーウィン・プライス(12)
ロブ・クロス(3) vs ダレン・ウェブスター(17)

4月15日(日)夕刻セッション
<準々決勝組合せ>
バン・ガーウェン/タバーン vs チズナル/ホワイト
ガーニー/キング vs スミス/クラーセン
ホップ/バン・デ・パス vs カレン/ラーソン
スルホビック/プライス vs クロス/ウェブスター

<準決勝>
<決勝>

ロブ・クロスとデーブ・チズナルが土曜、ジャーマンダーツオープンで好調さを見せホワイトウォッシュで勝利、ピーター・ライトが地元期待のマックス・ホップに初戦で敗れる波乱があった。

ワールドチャンピオンのクロスはこのザールブリュッケンでワールドユースチャンピオンのディミトリ・バン・デン・バーグに1本のダブルも打たせず果敢な6-0で二回戦を勝利した。

クロスはすぐさまブレークすると第3レッグは107チェックアウト、続けて14ダーツ、13ダーツ、13ダーツのアベレージ103.66で完全勝利した。

この世界No.3は次にダレン・ウェブスターと対戦、ウェブスターも土曜は素晴らしく、「本当に清々しく感じた。準備はOKと感じた。ダーツも飛んでるし今週末はいいプレーをするだろう。」

ダレン・ウェブスターは素晴らしいアベレージ103.38でスティーブ・ウェストに6-2で勝利した。

ウェブスターはオープニングレッグを11ダーツで取り114チェックアウトなどでたちまち5レッグをリード、ウェストも106フィニッシュや14ダーツなどで反撃したが、ノーウィッチのエースは91フィニッシュで勝利を決めた。

一方、チズナルはこのトーナメントでここまで最上となるパーフォーマンスを見せ、素晴らしいアベレージ108でホセ・ジャスティシアを6-0のホワイトウォッシュ、このスペイン人に2本しかダブルチャンスを渡さなかった。

チズナルはオープニングレッグでこの日4個の180得点の1つを繰り出し、まず12ダーツ、第5レッグは11ダーツ、最後は13ダーツでフィニッシュした。

「もっと練習して今凄くいいプレーになったしこのプレーのパターンが嬉しい。」とチズナル。「アベレージには興味はない。ただ勝ちたいだけだ。」

「前回のヨーロピアンツアーでもいいプレーをしてたけどダレン・ウェブスターに6-5で敗れてしまった。だからただ6レッグを取りたかっただけでそれが出来た。」

チズナルは次にイアン・ホワイトと対戦する。ホワイトはキャメロン・メンジーズに6-3で勝利し自身今年2つ目のタイトル獲得を目指している。このスコットランド人のメンジーズはダブルを13本ミスしていた。

しかし現ジャーマンダーツオープンチャンピオンのピーター・ライトは地元期待のマックス・ホップに敗れタイトル防衛の狙いはならなかった。ホップはこの二回戦を6-4で勝利した。

ライトはザールブリュッケンで昨年5回のヨーロピアンツアー優勝のうち1つを成し遂げていたが、相手の元ワールドユースチャンピオンは2-4ダウンから4レッグを連取し逆転勝利した。

ホップは最近のジャーマンダーツグランプリでベスト8入りした以降好調が続いており、3回連続ヨーロピアンツアーで決勝進出してきたライトを退けた。

ホップは次にベニト・バン・デ・パスと対戦する。バン・デ・パスは0-4から感動の逆転で、ポール・ニコルソンの7本のマッチとなるダーツミスを生き残り6-5で勝利した。

ニコルソンは序盤に12ダーツ、14ダーツなどでリードすると相手オランダ人はようやく這い出してきた。

ニコルソンは第9レッグで3本マッチとなるダーツをミス、第10レッグでも2本をミス、最後に2本をミスすると2017年のジャーマンダーツオープン準優勝者が8ダブルをあがり驚異の反撃ドラマを完成させた。

「運に恵まれた。彼はダブルをミスしただけで僕は勝利するだけの力はなかった。」とバン・デ・パス。「僕は肘を負傷し早く投げてるけど何とかなった。」

「ここ数か月ひどいダーツだったけど余りにも懸命に投げすぎて来た。練習は続けておりベストを尽くすよう努めてるので結果を見てみたい。」

「去年は決勝まで進出しあの時は今よりずっといいプレーヤーだった。でも僕は戦い続ける。」

マイケル・バン・ガーウェンは土曜のザールブリュッケンで同郷のダニー・ノッパートに6-1で勝利し2018年ヨーロピアンツアーイベント3回連続優勝を狙っている。

ノッパートは序盤2レッグを分け合ったがバン・ガーウェンが第3レッグで164チェックアウト、続けて13ダーツで3-1とリードし世界No.1の実力を見せつけた。

バン・ガーウェンは10本のダブルトライで6本を決めていたが「僕は得点力が出てこなかった、今夜はいい感じじゃなかった、なぜかは判らない。」

「全然うれしくない。自信もフィーリングも悪くないのに余計にリラックスし過ぎでダニーもプレッシャーを掛けてこなかった。」

「練習ボードへ戻るつもりだ。もっといいパーフォーマンスをしたいし明日はもっと出来ると思う。」

バン・ガーウェンの日曜、三回戦の相手はアラン・タバーンだ。タバーンはアベレージ94、ダブル率6/13と強いダーツで第16シードのスティーブ・ビートンを6-2で下しヨーロピアンツアーイベント2度連続の最終日進出を果たした。

ダリル・ガーニーはドイツの期待するレーネ・エイダムズに納得の6-1勝利。このワールドグランプリチャンピオンは116チェックアウトなどダブルが良く10本のトライで6本を決めていた。

ジェームス・ウェードは3試合連続のヨーロピアンツアーイベント準決勝進出をマービン・キングに阻まれた。キングはこの二回戦6-3で勝利した。

キングは先月のヨーロピアンダーツオープンでウェードに負けていたが、この試合ではオープニングレッグをブレーク、続いて14ダーツと序盤からリードした。

ウェードも73フィニッシュ、96フィニッシュと3-2、4-2と追いすがったがキングが2レッグ連取し三回戦進出を決めた。

「ジェームズが2週間前僕を追いやったし今日もチャンスがあったけどそうは出来なかった。僕がそれをものにした。」とキング。彼は次にガーニーと対戦する。

マイケル・スミスはスティーブ・レノンに6-4で勝ち自身5個目のヨーロピアンツアータイトル獲得の挑戦を始めた。しかしこのアイルランドの若手は時折、相手の元ワールドユースチャンピオンを脅かす場面も見せていた。

スミスは3-0から4-1と序盤でリードを見せたがレノンも116チェックアウト、130チェックアウトを含む15ダーツ、12ダーツ、13ダーツで反撃した。しかしセントヘレンズのエースが2レッグを連取し勝利を決めた。

イェル・クラーセンがオランダ人同士の対戦でデビュー戦のマイク・クィベンホーベンを6-1で下した。この新人は序盤2レッグを分け合ったが、元レイクサイドチャンピオンは5レッグ連取で勝利した。

メンサー・スルホビックは6-2でジャーメイン・ワッティメナを退けた。このオーストリア人は終始コントロールが安定し3-0リードから11ダーツなどで押し切った。

ガーウィン・プライスはアベレージほぼ95でUnibetプレミアリーグ脱落からの反撃を見せカーク・シェファードに6-4で勝利した。

「序盤の得点力は良かった。」とプライス。彼は次にプレミアリーグのスター、スルホビックと対戦する。

「僕はしばらくヨーロピアンツアーで勝っていなかったので一つ勝てて嬉しい。フロアーではフォームも戻ってきており嬉しい。」

ジョー・カレンは新進気鋭の若手ルーク・ハンフリーズと最終レッグの接戦を征した。カレンは11ダーツ、4つの14ダーツなどで三回戦進出を決めた。

「接戦だった。」とカレン。「僕はやるべき以上の練習をしてきたと思うけどルークが本当に良かった。」

「コントロール出来たと思った時にいつも彼が何かで反撃してきた。勝ったので良しとしたい。最終レッグは本当に素晴らしかった。」

カレンは三回戦でスウェーデンの予選通過者、ダニエル・ラーソンと対戦、彼はサイモン・ウィットロックが病気で辞退し二回戦をbyeにより三回戦進出となっている。

ジャーマンダーツオープンは日曜午後三回戦、夕刻に準々決勝、準決勝、決勝が行われ完結する。

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