ヨーロピアンダーツグランプリ第1日(一回戦)
シンドラー勝利で地元歓喜、ホップはウェードに敗退
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ヨーロピアンダーツグランプリ
ジンデルフィンゲン、グラスパラスト
(カッコ内は賞金ランキング)
5月4日(金)午後セッション
<一回戦結果>
アロン・モンク(133) 6-3 ピーター・ハドソン(113)
メーダーズ・ラズマ(91) 6-4 スティーブ・ハイン(78)
マット・パジェット(-) 6-4 ディミトリ・バン・デン・バーグ(36)
ビンセント・バン・デ・ブート(34) 6-4 スティーブ・レノン(52)
イアン・デッカー(43) 6-3 ガブリエル・クレメンズ(85)
カーク・シェファード(69) 6-2 ステファン・バンティング(22)
アラン・タバーン(86) 6-3 マッツ・ギーズ(-)
マーティン・シンドラー(63) 6-0 ロバート・オーエン(73)
5月4日(金)夕刻セッション
<一回戦結果>
ダニー・ノッパート(81) 6-3 クリストフ・ラタイスキー(74)
ジャーメイン・ワッティメナ(35) 6-5 トニー・アルシナス(60)
ジェイミー・ルイス(30) 6-4 クリスチャン・ブンゼ(-)
ジェイミー・ケイブン(47) 6-1 マレノ・ミッチェルズ(-)
カイル・アンダーソン(25) 6-4 リッキー・エバンス(60)
ジェームス・ウェード(10) 6-4 マックス・ホップ(40)
ポール・ニコルソン(71) 6-2 ドーソン・マーシェル(133)
ロバート・マリアノビック(117) 6-3 アンディ・ボールトン(186)
5月5日(土)午後セッション
<二回戦組合せ>
イアン・ホワイト(13) vs メーダーズ・ラズマ(91)
デーブ・チズナル(7) vs マット・パジェット(-)
イェル・クラーセン(19) vs ジャーメイン・ワッティメナ(35)
ジョー・カレン(18) vs マーティン・シンドラー(63)
ガーウィン・プライス(11) vs ダニー・ノッパート(81)
マイケル・スミス(9) vs アロン・モンク(133)
キム・ハイブレクト(14) vs カイル・アンダーソン(25)
サイモン・ウィットロック(8) vs イアン・デッカー(43)
5月5日(土)夕刻セッション
<二回戦組合せ>
ダリル・ガーニー(5) vs ジェイミー・ルイス(30)
ダレン・ウェブスター(17) vs ロバート・マリアノビック(117)
マービン・キング(21) vs ポール・ニコルソン(71)
メンサー・スルホビック(6) vs ジェイミー・ケイブン(47)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs アラン・タバーン(86)
ピーター・ライト(2) vs カーク・シェファード(69)
ジョン・ヘンダーソン(27) vs ジェームス・ウェード(10)
ロブ・クロス(3) vs ビンセント・バン・デ・ブート(34)
5月6日(日)午後セッション
<三回戦>
5月6日(日)夕刻セッション
<準々決勝>
<準決勝>
<決勝>
ヨーロピアンダーツグランプリがジンデルフィンゲンのグラスパラストで開幕、一回戦を終えポール・ニコルソンが勝利の街道へ戻ってきた。
2013年にさかのぼると、この準優勝者のニコルソンはウェス・ニュートンと接戦の末6-5で敗退しタイトルを逸していたが、今回はドーソン・マーシェルに6-2と完璧なスタートを切り過去のダブルミスの思い出を払拭した。
アベレージは96.5に達し「アセット」はダブル率も40%、この試合最高となる105チェックアウトでヨーロピアンツアーデビュー戦となる相手を掃き出した。
「ステージに戻れてほんとに感激だ。」とニコルソン。
「2013年にミスした恐ろしい12ダブルでスタートしたけど、このようにダーツに戻れて感慨深い。」
「試合の前に、練習室を出て僕の世界に入っていた。一回戦を突破できて嬉しい。」
彼は次の二回戦でマービン・キングと対戦する。キングは2014年のこのイベントの優勝者だ。
地元期待のマックス・ホップは今年ヨーロピアンツアー優勝者だがオープニングラウンドでジェームス・ウェードと対戦6-4で崩れ去った。
ぐだぐだの状況の中、ウェードはダブルに集中し0-2、2-3ダウンから復帰した。
ダニー・ノッパートはこの日夕刻セッション最高の試合で、クリストフ・ラタイスキーを6-3で掃き出した。
オープニングから6レッグをキープで分け合うとこのオランダ人はアベレージをほぼ100としてリズムを得、101チェックアウトでブレークして二回戦へ進んだ。
ノッパートの友達、ジャーメイン・ワッティメナも二回戦へ滑り込んだ。彼はトニー・アルシナスを最終レッグで退けた。
観客を湧かせた試合では、カイル・アンダーソンが「最速」のリッキー・エバンスを6-4で下し二回戦出場を決めた。
このオーストラリア人は2017年ヨーロピアンチャンピオンシップでベスト4入りしており、この日は121チェックアウトで勝利を締めくくっていた。
勝利を締めくくるチェックアウトとしては夕刻セッション最終試合でロバート・マリアノビックがアンディ・ボールトンを6-3で退けたものだ。
このクロアチア人は残り123を素晴らしいコンビネーションの9ダブルでフィニッシュし勝利した。
その他、ジェイミー・ケイブンがマレノ・ミッチェルズを6-1で、ジェイミー・ルイスがクリスチャン・ブンゼを6-4で下した。
この日早々、地元期待のマーティン・シンドラーが観客を喜ばせロバート・オーエンを6-0のホワイトウォッシュを見せた。
このドイツNo.2はジンデルフィンゲンでの午後セッションでトップパーフォーマーとなり、120チェックアウトなど素晴らしいダーツで二回戦進出した。
この若手は10本のダブルトライで6本を決めていた。土曜の二回戦ではジョー・カレンと対戦する。
ビンセント・バン・デ・ブートがこの日一番のパーフォーマンスでアベレージは103.4に達しスティーブ・レノンを退けた。
このオランダ人はベストな状況に戻ったようで5個の180得点を見せ、土曜の二回戦、ロブ・クロスとの対戦へ向かった。
元ワールドチャンピオン準優勝のカーク・シェファードはステファン・バンティングを6-2で下し驚かせた。彼は二回戦で現ヨーロピアンダーツグランプリチャンピオンのピーター・ライトと対戦する。
シェファードは今年2度目のヨーロピアンツアーイベントだが、素晴らしいダーツでバンディングの反撃をうまくかわし勝利をもぎ取った。
アロン・モンクは午後セッションに出場しピーター・ハドソンに6-3で勝利した。アラン・タバーンも順当にデビュー戦のマッツ・ギーズに同じスコアで勝利。
メーダーズ・ラズマは3度目のヨーロピアンツアーイベント挑戦だが、強いダーツでスティーブ・ハインに6-4で勝利した。
このラトビアのスターは2つの180得点、11本のダブルトライで6本を決めていた。彼は二回戦でイアン・ホワイトと対戦する。
ホスト国予選通過のガブリエル・クレメンズは仲間のホップと同様に敗退、イアン・デッカーに3-6とされた。
このオランダ人はしっかりとした組み立てで素晴らしい136チェックアウトなども見せていた。彼は二回戦でプレミアリーグのスター、ウィットロックと対戦する。
マット・パジェットはディミトリ・バン・デン・バーグに6-4で勝利、人気投票を驚かせた。
パジェットはこの4年間で久しぶりのヨーロピアンツアー出場だが、ダブルが素晴らしく8本のトライで6本を決め、次にデーブ・チズナルと対戦する。
トーナメントは土曜も開催されpdctv-HDで全世界へ放映される。