ヨーロピアンダーツグランプリ最終日(三回戦以降)
プレミアリーグプレーオフへ向け難攻不落のMVG
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ヨーロピアンダーツグランプリ
ジンデルフィンゲン、グラスパラスト
(カッコ内は賞金ランキング)
5月6日(日)午後セッション
<三回戦結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-5 ダレン・ウェブスター(17)
デーブ・チズナル(7) 6-5 イアン・ホワイト(13)
ジェイミー・ルイス(30) 6-5 ポール・ニコルソン(71)
マイケル・スミス(9) 6-3 ジャーメイン・ワッティメナ(35)
ダニー・ノッパート(81) 6-5 ピーター・ライト(2)
ジョー・カレン(18) 6-3 カイル・アンダーソン(25)
サイモン・ウィットロック(8) 6-4 メンサー・スルホビック(6)
ジェームス・ウェード(10) 6-5 ロブ・クロス(3)
5月6日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-4 デーブ・チズナル(7)
マイケル・スミス(9) 6-2 ジェイミー・ルイス(30)
ダニー・ノッパート(81) 6-5 ジョー・カレン(18)
ジェームス・ウェード(10) 6-3 サイモン・ウィットロック(8)
<準決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 7-0 マイケル・スミス(9)
ジェームス・ウェード(10) 7-3 ダニー・ノッパート(81)
<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 8-3 ジェームス・ウェード(10)
三回戦は最終レッグ決着が8試合中5試合の熾烈な戦いに。
MVGは初戦から驚異のスタッツを並べた。アベレージ(103.04、104.8、109.54、109.59、110.87)ダブル率(54.55%、50.0%、40.0%、50.0%、50.0%)
マイケル・バン・ガーウェンが日曜、ジンデルフィンゲンでのヨーロピアンダーツグランプリ決勝でジェームス・ウェードを8-3で下し2018年3つ目のヨーロピアンツアータイトルを獲得した。
この世界No.1は日曜夕刻、恐ろしいほどのディスプレーを見せ、準々決勝、準決勝、決勝と全て100越えのアベレージだった。
バン・ガーウェンはアラン・タバーン、ダレン・ウェブスター、デーブ・チズナル、マイケル・スミス、ウェードを破り25,000ポンドを獲得。
「僕の一番のトーナメントだった。」とこのオランダ人は自身23個目おヨーロピアンツアー優勝を果たした。
「3試合で110越えのアベレージを並べられたのは特別な思いだ。これ以上僕に何が出来るかな?」
「対戦相手は常に僕をプッシュしてくるので試合に勝つには特別なことをしなければならない。」
「ジェームスが戻ってきて安定してきた。彼は特に僕の出だしにプッシュを掛けて来た。」
バン・ガーウェンは決勝では序盤から火を噴き11ダーツでウェードの先攻をブレークした。
ウェードはすぐさまブレークしようとしたがダブルをミス、2度のワールドチャンピオンは42をあがってレッグをキープした。
ウェードはインブルで121をチェックアウトし初めてレッグを取ると互いにキープしスコアは3-2に。
続いてバン・バーウェンが素晴らしい161チェックアウトを見せるとドイツの観客が大いに沸いたがウェードは冷静に試合に残りこのオランダ人がブレークのダブルミスにキープした。
4-3リードした後バン・ガーウェンが爆発、短時間で4レッグを連取して今年10個目となるPDCタイトルにあっさり決着をつけた。
ウェードは地元ドイツ期待のマックス・ホップ、ジョン・ヘンダーソン、ロブ・クロス、サイモン・ウィットロック、ダニー・ノッパートを下し自身2016年5月以来のヨーロピアンツアー決勝進出を果たした。
ノッパートはヨーロピアンツアー参戦以降ベストの進出となり、クリストフ・ラタイスキー、ガーウィン・プライス、ピーター・ライト、ジョー・カレンを破り準決勝進出を果たした。
一方、スミスはアロン・モンク、ジャーメイン・ワッティメナ、ジェイミー・ルイスを下し準決勝へ進出、バン・ガーウェンと対戦した。
PDCヨーロピアンツアーは5月11日~13日、ズウォルでのダッチダーツマスターズへと続く。