ダッチダーツマスターズ第2日(二回戦)
マイケルスミス、バンティングにホワイトウォッシュされる
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ダッチダーツマスターズ
ズウォル、イッセルハレン
(カッコ内は賞金ランキング)
5月12日(土)午後セッション
<二回戦結果>
キム・ハイブレクト(15) 6-2 ウェイン・ジョーンズ(96)
ジェームス・リチャードソン(46) 6-3 ジョン・ヘンダーソン(27)
ガーウィン・プライス(11) 6-5 ドラグティン・ホーバット(159)
マービン・キング(21) 6-4 ライアン・ジョイス(88)
ジャーメイン・ワッティメナ(35) 6-3 ジョー・カレン(17)
キャメロン・メンジーズ(104) 6-4 デーブ・チズナル(7)
カイル・アンダーソン(25) 6-3 イアン・ホワイト(13)
スティーブ・レノン(51) Bye (ロブ・クロス(3))
5月12日(土)夕刻セッション
<二回戦結果>
サイモン・ウィットロック(9) 6-4 イアン・デッカー(41)
メンサー・スルホビック(6) 6-5 ジョシュ・ペイン(52)
ステファン・バンティング(22) 6-0 マイケル・スミス(8)
ピーター・ライト(2) 6-4 ジェームス・ウィルソン(30)
クリストフ・ラタイスキー(75) 6-2 イェル・クラーセン(19)
ダリル・ガーニー(5) 6-4 クリスト・レイズ(32)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-0 テリー・ジェンキンス(43)
ダレン・ウェブスター(16) 6-4 スティーブ・ビートン(24)
5月13日(日)午後セッション
<三回戦組合せ>
スティーブ・レノン(51) vs ジェームス・リチャードソン(46)
メンサー・スルホビック(6) vs サイモン・ウィットロック(9)
ジャーメイン・ワッティメナ(35) vs キム・ハイブレクト(15)
ピーター・ライト(2) vs ガーウィン・プライス(11)
ステファン・バンティング(22) vs クリストフ・ラタイスキー(75)
ダリル・ガーニー(5) vs マービン・キング(21)
キャメロン・メンジーズ(104) vs カイル・アンダーソン(25)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ダレン・ウェブスター(16)
5月13日(日)夕刻セッション
<準々決勝>
<準決勝>
<決勝>
ステファン・バンディングが土曜、ズウォルでのダッチダーツマスターズ二回戦で素晴らしいディスプレーを披露、マイケル・スミスを6-0でホワイトウォッシュした。
この試合両者ともセントヘレンズ出身でバンティングが103チェックアウトなどで素晴らしいアベレージ106.09をひねり出した。
この元プレミアリーグプレーヤーは2個の12ダーツ3つの14ダーツなどで貝のように黙り込んだスミスに一気に5-0リードとした。
緊張した最終レッグはスミスが1レッグを記すダブルをミス、バンティングが仕事を完成し三回戦のクリストフ・ラタイスキー戦へ進んだ。
「たぶんこの試合は僕の生涯一番のものだった。」とバンティング。初めてのヨーロピアンツアータイトルが欲しいところだ。
「本当に以前より格段にいいプレーが出来ている。」
「こんな素晴らしい観客の前で気持ちよく投げられるよう戻るまで長くかかった。これからこのまま続けたい。」
「明日が本当に待ち遠しい、僕がどこまで出来るか見てみたい。」
ラタイスキーが地元応援のイェル・クラーセンに6-2で勝ち2018年ヨーロピアンツアーで初めて勝利を収めた。
クラーセンがいいスタートを切り2-0リードとしたがラタイスキーが巻き戻して6レッグを連取、三回戦へ進出した。
マイケル・バン・ガーウェンがテリー・ジェンキンスを再び6-0のホワイトウォッシュ、彼の敬愛するオランダの観衆をうならせた。
ジェンキンスにとって5年連続優勝を目指すこの世界No.1は熱すぎて相手にして貰えなかった。
バン・ガーウェンはズウォルの観客を真っ赤に燃え盛っていると称賛、彼は明日午後もこれ以上と期待し、三回戦でダレン・ウェブスターと対戦する。
ウェブスターは火を噴き3つの180得点などでスティーブ・ビートンを6-4で下して今年5つ目のヨーロピアンツアー最終日へ進出した。
このノーフォークのプレーヤーは印象的な105チェックアウトで3-1とリード、しかし試合の行方は行ったり来たりし最後はウェブスターが強いフィニッシュで封じ込めた。
キャメロン・メンジーズが午後セッション一番のパーフォーマンスで第8シードのデーブ・チズナルに6-4で勝利した。
このスコットランドのエースは3つの180得点と火を噴き、初めてヨーロピアンツアー最終日へ進出した。
両者は拮抗するオープニングの7レッグを分け合ったが、メンジーズがチズナル先攻をブレークし5-3と勝利まで1レッグとした。
このチャレンジツアーのスターは続くレッグでマッチとなるダブルをミスしたが続くレッグで90をチェックアウトして仕事を完了、彼は三回戦でカイル・アンダーソンと対戦する。
「初めてヨーロピアンツアーイベントの最終日へ出場するなんて驚きの感触だ。」とメンジーズ。彼は勝利のダブルが決まり膝から崩れ落ちた。
「運が向いてきたらその全てを達成する必要があり、成功の波に乗ることだ。」
「デーブは長い間良く知っている。彼は凄くいい奴で素晴らしいプレーヤーだ。だから彼をステージで倒すのは僕の誇り得る瞬間だ。」
カイル・アンダーソンは午後セッション最後の試合でイアン・ホワイトに気持ち良く6-3で勝利、初めてのヨーロピアンツアータイトル獲得探求を続けた。
このオークランドマスターズチャンピオンは素晴らしい170フィニッシュなどで3-2とリード、ここがターニングポイントとなりこのオーストラリア人が勝利へ邁進した。
ピーター・ライトはジェームス・ウィルソンの反撃をかわし6-4で勝利した。
このスコットランドのワールドカップのスターは131チェックアウト、116チェックアウトなど自分流のダーツで順当に4-1とリードしたが腹を決めたウィルソンの反撃にあい5-4となった。
ウィルソンはレベルに戻すチャンスとなった102チェックアウトをミス、ライトが2本でレッグを取り、垂涎の好取組となる三回戦、ガーウィン・プライス戦へ進出した。
プライスはドラグティン・ホーバットに接戦の6-5で勝利しトーナメントでのウェールズの期待を残した。
このプレミアリーグのスターは110チェックアウトで試合を3-3レベルとし、コントロールを得て5-3リードとしたが、このトーナメントの最後のドイツ人のマッチとなるダーツを生き残った上での勝利となった。
ホーバットが20ダブルをミスした後、プライスはきっちりと1本で10ダブルをあがり三回戦進出を決めた。
サイモン・ウィットロックは夕刻セッションでスリリングなスタートから厳しい戦いの末6-4で勝利した。
このオーストラリアNo.1は6個の180得点と火を噴き、主導権を取って4-1とリード、しかし観客の声援を受けたデッカーは4-4と引き戻した。
ウィットロックは大事なところでブレークし勝利まであと1レッグと詰め寄り大勢を立て直すときっちりキープで三回戦進出、メンサー・スルホビックと対戦する。
スルホビックはジョシュ・ペインと対戦、6-5と激しい戦いを征し、初めてのヨーロピアンツアータイトルを目指し続けることとなった。
このチャンピオンズリーグオブダーツの優勝者は2-1と好調な出だしだったが、今年2つ目のヨーロピアンツアー挑戦となるペインは反撃して逆に5-4リードとなった。
スルホビックはペインのスローをブレークし5-5とすると、最後は劇的に3本目で8ダブルをあがり三回戦進出を決めた。
ダリル・ガーニーが素晴らしい102.06のアベレージを記録、彼は復調途中のクリスト・レイズを6-4で下した。
このワールドグランプリチャンピオンは107チェックアウトで4-1リードとし、スペイン人の反撃をかわして勝利、三回戦でマービン・キングと対戦する。
キングはライアン・ジョイスの反撃を食い止め最後は6-5で勝利した。
この4度のメジャートーナメント準優勝者はアベレージが100を超え、順調に5-1リードとしたが、相手のヨーロピアンツアーデビュー戦となるジョイスはその差を5-4と縮めた。
キングは落ち着いて仕事を完成し三回戦進出をきめた。
ジャーメイン・ワッテイメナは第7シードのジョー・カレンを6-3で下し、士気を高くした。
この早投げの二人の差はフィニッシングに見られ、オランダ人観客が応援するワッティメナが終盤引き離した。
ワッティメナは終盤3レッグで素早く片を付け、日曜午後のキム・ハイブレクトとの対戦へ向かった。
ハイブレクトは午後セッションのオープニング試合で、ウェイン・ジョーンズに6-2勝利し喜びに浸った。
このベルギー人は息をのむ149チェックアウトで3-0リードとするなど、素晴らしいスタイルで2018年ヨーロピアンツアー初勝利をあげた。
ジェームス・リチャードソンは第14シードのジョン・ヘンダーソンに6-3で勝利、今年初めてのヨーロピアンツアーで最終日出場を決めた。
このラッシュデンのプレーヤーは10本のダブルトライで6本を決める突出したダブル力で、ヘンダーソンをヨーロピアンツアーで2度も破ることになった。
リチャードソンは第3レッグでリードしそのまま最後までリードを保ち続け、スティーブ・レノンとの三回戦進出を決めた。レノンはロブ・クロスが欠場となりbyeを受けていた。