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<メジャー>ワールドカップオブダーツ最終日(準々決勝~)

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2018.06.04 Mon.

最強日本代表、感動をありがとう

https://www.pdc.tv/news/2018/…

2018年Betwayワールドカップオブダーツ
フランクフルト、アイススポルトハレ
(カッコ内はシード)<カッコ内はアベレージ>
6月3日(日)午後セッション
<準々決勝結果>
スコットランド(1) 2-0 日本
(S) ピーター・ライト<93.94> 4-0 浅田斉吾<92.75>
(S) ギャリー・アンダーソン<98.56> 4-0 村松治樹<90.84>

オーストラリア(4) 2-1 ウェールズ(5)
(S) サイモン・ウィットロック 4-2 ガーウィン・プライス<89.35>
(S) カイル・アンダーソン<77.26> 0-4 ジョニー・クレイトン<83.5>
(D) オーストラリア<88.75> 4-1 ウェールズ<88.13>

ベルギー(7) 2-1 イングランド(2)
(S) キム・ハイブレクト<98.78> 2-4 ロブ・クロス<107.48>
(S) ディミトリ・バン・デン・バーグ<91.25> 4-3 デーブ・チズナル<86.86>
(D) ベルギー<100.2> 4-0 イングランド<87.4>

オランダ(3) 2-0 ドイツ
(S) マイケル・バン・ガーウェン<109.61> 4-1 マーティン・シンドラー<110>
(S) レイモンド・バン・バーナベルト<91.09> 4-0 マックス・ホップ<87.43>

6月3日(日) 夕刻セッション
<準決勝結果>
スコットランド(1) 2-1 オーストラリア(4)
(S) ピーター・ライト<103.42> 4-3 サイモン・ウィットロック<100.77>
(S) ギャリー・アンダーソン<90.91> 3-4 カイル・アンダーソン<95.1>
(D) スコットランド<93.23> 4-3 オーストラリア<88.91>

オランダ(3) 2-0 ベルギー(7)
(S) マイケル・バン・ガーウェン<105.78> 4-2 キム・ハイブレクト<97.65>
(S) レイモンド・バン・バーナベルト<113.38> 4-2 ディミトリ・バン・デン・バーグ<107.54>

<決勝結果>
オランダ(3) 3-1 スコットランド(1)
(S) マイケル・バン・ガーウェン<97.2> 4-2 ピーター・ライト<96.79>
(S) レイモンド・バン・バーナベルト<84.6> 1-4 ギャリー・アンダーソン<97.21>
(D) オランダ<100.69> 4-1 スコットランド<98.45>
(S) マイケル・バン・ガーウェン<111.33> 4-0 ギャリー・アンダーソン<99.06>

フォーマット:
準々決勝、準決勝:
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合
シングルスで勝敗が引き分けの場合、ダブルスでベストオブ7レッグズ
決勝:
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合
ダブルスのベストオブ7レッグズ
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合(プレーヤー入替)
先に3勝した国の勝利

賞金:
優勝(一人あたり):30,000ポンド
準優勝(一人あたり):16,000ポンド
ベスト4(一人あたり):10,000ポンド
ベスト8(一人あたり):7,000ポンド

オランダのマイケル・バン・ガーウェン、レイモンド・バン・バーナベルト組が日曜にフランクフルトで開催されたBetwayワールドカップオブダーツの決勝でスコットランドのギャリー・アンダーソン、ピーター・ライト組を3-1で下し、大会タイとなる4度目の優勝を果たした。

このオランダ組はダントツに強いところを見せ、ジブラルタル、南アフリカには1レッグも落とさず簡単に通過しアイススポルトハレでの最終日入りを果たした。

タイトル獲得の攻勢はその後も続き準々決勝でドイツを2-0、準決勝でもベルギーを2-0とし、決勝では初めての対戦となるスコットランドを退けた。

「このトーナメント全般に僕等は素晴らしいゲームが出来たと思う。」とバン・ガーウェン。

「どんなトーナメントも優勝するために戦っている、でもレイモンドと一緒に母国の為にプレーするのはとても特別なことだ。」

「僕たちは必要なショットを必要な時に出すことが出来た。それがチャンピオンになれた秘訣だ。」

バン・ガーウェンは決勝のオープニングゲームでピーター・ライトを相手に143チェックアウト、112チェックアウトなどから4-2で勝利、オランダを飛び立たせ早々とアドバンテージを取った。

しかしアンダーソンはバン・バーナベルトに対し5個の180得点など火を噴き4-1で勝利、同点に追いつくに時間は不要でダブルスへ突入した。

このオランダ組はダブルスでもバーナベルトの驚愕の135チェックアウトなど再び素晴らしいディスプレーで4-1とスコットランド組を吹き飛ばし、優勝まであと1試合とした。

バン・ガーウェンはアンダーソンとのシングルスを4-0のホワイトウォッシュ、この世界No.1はアベレージ111.33に達しワールドカップタイトルを防衛した。

「世界のベストプレーヤーと組んでプレー出来るのはいつでも楽しい。」とワールドカップに出続けているバン・バーナベルト。

「ギャリーとの一戦は厳しかった。彼は驚くプレーをするし5個の180得点を出してきていた。僕はダブルスで回復する時間があまりなかった。」

「一生懸命付いて行こうとした、僕等は本当にいいダブルスが出来たしマイケルが仕事を完了してくれた。このタイトルを再び獲得できるなんて驚きだ。」

スコットランドは2015年以来最高となる決勝進出を果たした。彼等はUSA、ブラジル、日本、オーストラリアを下し2度目の決勝だった。

「決勝で最高まで行けなかったのは残念だ、でもトーナメントでの出来栄えには誇れるものがあった。」とアンダーソン。

「来年はもう一つ上へ行けるかもしれない。でも正直、今回はマイケルとレイモンドは優勝に相応しい。」

スコットランドのペアは昨年シンガポールにより一回戦敗退という衝撃に見舞われたが、今年は強いダーツでそれを一掃した。

「こんな大観衆の前でプレーするのが大好きだ。」とライト。

「ギャリーと組めて本当に素敵だ。本当に楽しめた。トロフィを抱えたかったけど来年は絶対もっと強くなって帰って来る。二度と同じ間違いはしない。」

ベルギーのキム・ハイブレクトとデビュー戦のディミトリ・バン・デン・バーグはフランクフルトのステージを明るく照らし、一回戦ではアイルランドに劇的な勝利、続いてフィンランド、イングランドを倒して2年連続のベスト4入りを果たした。

「驚愕の経験が出来た。」とバン・デン・バーグ。

「キムと僕はいつでも100%を出し切ったので決勝へ行けなかったけど失望はそれ程していない。」

「僕にとってまた大舞台での凄い進出が出来た。僕の練習の全てがテレビ放映で成果を出しつつあるけど、僕はもっと出来る。」

同じベスト4のオーストラリア、サイモン・ウィットロックとカイル・アンダーソン組はトーナメントを通じ一貫して強いパーフォーマンスを見せ、香港、スペイン、ウェールズを倒しベスト4入りした。

ホスト国ドイツも今年のイベントでは成功組だ、マックス・ホップ、マーティン・シンドラー組は初戦でスウェーデン、続いて劇的な勝利で北アイルランドを倒しベスト8入りした。

準々決勝では地元の大声援にもかかわらずオランダの猛攻撃はかわせなかった。シンドラーはアベレージ110に達したがバン・ガーウェンに4-1で敗れ去った。

「再び準々決勝へ進出できてとても誇りに思うしステージに上がれば凄い声援を貰った。大きな経験ができた。」とシンドラー。

「ドイツの声援は恐ろしいほどだった。地元観衆の前でプレーするのは大きなアドバンテージだし、このベニューへ来させてもらいドイツの全てのファンに感謝したい。」

「ドイツのダーツはどんどん成長を続けている。その一翼を担えてとても幸せだ。」

日本の浅田斉吾、村松治樹組の進出はこのトーナメントの衝撃の一つだった。彼等は5年ぶりに準々決勝へ進出した。一方、昨年準優勝のウェールズもベスト8でワールドカップタイトル獲得の夢が潰えた。

4度優勝のイングランドは新装のペア、デーブ・チズナルとワールドチャンピオンのロブ・クロス組だったが準々決勝でベルギーに敗退、5度目のタイトルの夢は止められた。

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