ヨーロピアンダーツマッチプレー第2日(二回戦)
MVG、9ダーツ達成
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ヨーロピアンダーツマッチプレー
ハンブルグ、エデルオプティクス・デ・アリーナ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
6月30日(土)午後セッション
<二回戦結果>
ジャスティン・パイプ(32) 6-3 サイモン・ウィットロック(7)
ジェイソン・ロー(100) 6-5 ジョニー・クレイトン(23)
ガーウィン・プライス(12) 6-3 マイク・ランゲンドルフ(103)
ポール・ローリー(97) 6-4 マービン・キング(21)
ロバート・ソーントン(29) 6-5 ジェームス・ウィルソン(31)
ジョー・カレン(18) 6-3 マーティン・シンドラー(56)
キム・ハイブレクト(15) 6-4 クリス・ドービー(34)
ダレン・ウェブスター(14) 6-3 ルーク・ハンフリーズ(93)
6月30日(土)夕刻セッション
<二回戦結果>
アンディ・ボールトン(128) 6-4 スティーブ・ビートン(24)
イアン・ホワイト(11) 6-2 マックス・ホップ(40)
メンサー・スルホビック(6) 6-3 ボリス・コツルォフ(193)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-2 ライアン・ジョイス(80)
ダリル・ガーニー(5) 6-5 ロバート・マリアノビック(103)
ウィリアム・オコーナー(58) 6-4 ロブ・クロス(3)
ステファン・バンティング(22) 6-5 ダリウス・ラバノースカス(-)
イェル・クラーセン(20) 6-4 マイケル・スミス(9)
7月1日(日)午後セッション
<三回戦組合せ>
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ロバート・ソーントン(29)
イアン・ホワイト(11) vs ダレン・ウェブスター(14)
ジョー・カレン(18) vs ジャスティン・パイプ(32)
ダリル・ガーニー(5) vs ステファン・バンティング(22)
イェル・クラーセン(20) vs アンディ・ボールトン(128)
ジェイソン・ロー(100) vs ガーウィン・プライス(12)
メンサー・スルホビック(6) vs ポール・ローリー(97)
ウィリアム・オコーナー(58) vs キム・ハイブレクト(15)
7月1日(日)夕刻セッション
<準々決勝組合せ>
バン・ガーウェン/ソーントン vs ホワイト/ウェブスター
カレン/パイプ vs ガーニー/バンティング
クラーセン/ボールトン vs ロー/プライス
スルホビック/ローリー vs オコーナー/ハイブレクト
<準決勝>
<決勝>
フォーマット:
一回戦~準々決勝 ベストオブ11レッグズ
準決勝 ベストオブ13レッグズ
決勝 ベストオブ15レッグズ
マイケル・バン・ガーウェンが土曜、ハンブルグでのライアン・ジョイス戦で恐ろしく完璧なレッグを見せ、PDCヨーロピアンツアーで5年ぶりの9ダーツ達成となった。
バン・ガーウェンは2018年で6個目のヨーロピアンツアー優勝に向けスタート、予選通過のライアン・ジョイスを6-2で下しこの試合でオランダ人の完璧な瞬間の歴史が刻まれた。
この世界No.1は2-1リードから第4レッグのスコアを180得点、177得点とし残る144をトリプル20、トリプル20、12ダブルであがって9ダーツを完了した。
その後バン・ガーウェンは121チェックアウトも見せ6-2で勝利、日曜のエデルオプティクス・デ・アリーナでの最終ステージへ進んだ。
前回のヨーロピアンツアーでの9ダーツは5年前ロス・スミスがジブラルタルダーツトロフィで達成しており、その後もバン・ガーウェンは何度か9ダーツ近くまでトライしていた。
「この観客の中でとても特別な瞬間だ。」とバン・ガーウェン
「9ダーツはいつでも素晴らしいけどヨーロピアンツアーでは久しぶりだね。5年は長すぎた。」
その後ウィリアム・オコーナーがワールドチャンピオンのロブ・クロスを6-4で下すという大きなショックも起きた。
クロスはアベレージもほぼ100に達するところで順調に4-2リードとしたが、アイルランド人がそこから4レッグを連取し勝利してしまった。
ダリル・ガーニーは激戦の末2-4ダウンから反撃でロバート・マリアノビックを最終レッグで退け三回戦へ進出した。
ドラマはさらに続き、ステファン・バンティングがダリウス・ラバノースカスと激戦、最終レッグでようやく下すことができた。
この夜最終試合ではイェル・クラーセンがプレミアリーグ準優勝のマイケル・スミスに6-4で素晴らしい勝利をおさめ、アンディ・ボールトンとの三回戦へ進出した。
先週末のダニッシュダーツオープン優勝のメンサー・スルホビックは2週連続優勝をめざし始動、ロシアのボリス・コルツォフを6-3で下した。
しかしこのハンブルグの二回戦で2018年にヨーロピアンツアーを優勝したジョニー・クレイトンとマックス・ホップが敗れるという落胆もあった。彼等はそれぞれジェイソン・ローとイアン・ホワイトに敗れた。
この日早々、元オーストリアンダーツオープン優勝のジャスティン・パイプが先週末のダニッシュダーツオープン準優勝のサイモン・ウィットロックを6-3で下し、またもう一人の元ヨーロピアンツアー優勝経験のロバート・ソーントンもジェームス・ウィルソンを退けていた。
プレミアリーグのエース、ガーウィン・プライスはホスト国予選からのマイク・ランゲンドルフを6-3で、ジョー・カレンも同じスコアでドイツのマーティン・シンドラーを、ダレン・ウェブスターはルーク・ハンフリーズを同様に下した。
ポール・ローリーがマービン・キングを6-4で退け自身初のヨーロピアンツアー三回戦へ進出した。一方、アンディ・ボールトンも同じスコアでスティーブ・ビートンを破った。
キム・ハイブレクトがクリス・ドービーに6-4で勝ち、これによりハンブルグ出場がならなかったアラン・ノリスの7月のBetVictorワールドマッチプレー出場が消え去った。
ヨーロピアンダーツマッチプレーは週末もpdctv-HDで全世界向けストリーム放映される。