衝撃のロイデン・ラム大金星、浅田プロも大健闘
開始は現地時間12:30か18:30と2説あり要注意!
https://www.pdc.tv/news/2018/…
21.co.uk上海ダーツマスターズ
上海、プルマンホテル、上海南
(カッコ内はPDCアジア賞金ランキング)
<カッコ内はアベレージ>
7月13日(金)
<一回戦結果>
ガーウィン・プライス<102.49> 6-2 ヤンジュン・リュー(中)(59)<81.62>
ジェームス・ウェード<103.66> 6-0 ハイロン・チェン(中)(-)<67.82>
ロブ・クロス<98.02> 6-0 チェンガン・リュー(中)(38)<82.9>
ピーター・ライト<97.19> 6-3 浅田斉吾(日)(3)<88.89>
マイケル・スミス<98.02> 6-0 シャオチェン・ゾン(中)(46)<78.83>
ダリル・ガーニー<94.23> 6-1 ローレンス・イラガン(フィ)(2)<82.28>
マイケル・バン・ガーウェン<104.02> 6-1 リハオ・ウェン(中)(28)<81.81>
ロイデン・ラム(香)(1)<86.87> 6-5 ギャリー・アンダーソン<97.23>
フォーマット:ベストオブ11レッグズ
7月14日(土)<現地12:30?18:30?>
<準々決勝組合せ>
ロイデン・ラム(香)(1) vs マイケル・スミス
マイケル・バン・ガーウェン vs ダリル・ガーニー
ロブ・クロス vs ジェームス・ウェード
ピーター・ライト vs ガーウィン・プライス
<準決勝>
<決勝>
フォーマット:ベストオブ15レッグズ
ロイデン・ラムが開催中の上海ダーツマスターズ一回戦でギャリー・アンダーソンを6-5で下し大衝撃を巻き起こした。この夜、ディフェンディングチャンピオンのマイケル・バン・ガーウェンはじめ残る6名のPDC代表は準々決勝へと進んだ。
この夕刻最終試合はアンダーソンが序盤3レッグで手中のチャンスを逸しラムにチャンスを与えて3-1とリードされた。
アンダーソンはここから反撃し3-3とレベルとしたが、香港人は再び素晴らしい140チェックアウトでブレークした。
このスコットランド人も反撃し試合は最終レッグへもつれ込んだが最後はラムはきっちりダブルを決め準々決勝進出を果たした。
「この試合に勝てて凄く嬉しい。最高の経験となった。」とラム。
「上海マスターズ出場はもう3度目で、試合前の練習ではとてもリラックスできた。」
「試合が始まった時とても緊張した。いくら旅の疲れがあるといってもギャリー・アンダーソンはとても強いのを知っているからね。」とこの42歳。
「PDCアジアンツアーはアジアのダーツ発展に大いに寄与しており、このトーナメントもアジアの全てのプレーヤーの水準向上に多くの経験を与えてくれる。」
ラムは次にマイケル・スミスと対戦する。スミスは一回戦をアベレージ97でシャオチェン・ゾンに6-0で勝利していた。
このイングランド人はここのところ4試合のワールドシリーズで準々決勝止まりで、自身初めての準決勝進出を狙っている。
「僕はいつもワールドシリーズ二戦目を真剣にやっているけど一度も勝ったことがない。だから明日は出来ればもう少しリラックスして準決勝へ進出したい。」とこの元ワールドユースチャンピオン。
現チャンピオンのマイケル・バン・ガーウェンはリ・ハオ・ウェンに6-1で勝利し上海での最終日にも戻って来る。
この世界No.1は170チェックアウトなどでアベレージ104.02に達し、力で押しのけてベスト8入りした。
バン・ガーウェンは上海ではこれまで負けなしで、この週末に2018年初めてのワールドシリーズ優勝を狙っており、信じられない今年15個目のタイトルとなる。
「僕は僕が出場する全部のトーナメントで優勝したい。今日もいいスタートだ。」と2度のワールドチャンピオン。
「中国でのダーツはどんどん成長しており、みんなも徐々にダーツについて理解しつつある。上海に参加できてとても嬉しい。」
この29歳は次の準々決勝でダリル・ガーニーと対戦する。ガーニーはフィリピンのローレンス・イラガンに6-1で勝利した。
イラガンは今年PDCアジアンツアーで2勝しているが、北アイルランド人の得点力とダブルの正確性に対応することが出来ず、ガーニーが上海フィニッシュでバン・ガーウェンとの対戦へ駒を進めた。
「世界No.1だろうが31位だろうが気にはしない。現在のPDCでは全員とても高い技術のあるプレーヤーだ。でも僕が今日やったようなダブルや得点力を見せれば僕にもいいチャンスが出てくる。」とこの2017年ワールドグランプリチャンピオン。
ガーウィン・プライスも中国代表のユァン・ジュン・リューに納得の6-2で勝利、上海ダーツマスターズ準々決勝へ進出した。
このウェールズ人は4つの180得点などからアベレージ102.49に達した。しかし彼は未だアキレス腱を痛めており、今年後半に手術をするようだ。
プライスは先週、米国ラスベガスでドーソン・マーシェルに一回戦敗退という衝撃を受け、復活を期していた。
「今は良かったり悪かったりだ。どんな試合になるか予測がつかない。先週来、もうちょっと自信を持たなきゃと考えそれが功を奏した。」とこのウェールズNo.1.
この2017年UKオープン準優勝者は次にUKオープン決勝で負けた相手、ピーター・ライトと対戦する。ライトは日本の浅田斉吾に6-3で勝利していた。
浅田は序盤にはこのスコットランド人にしっかりと撃ち合ったが、ライトはここで3レッグを連取し勝利まであと1レッグとした。最後はライトがインブルフィニッシュを見せ中国での最終日へ駒を進めた。
「違うダーツセットで練習していたけど試合直前にドタ換えした。ちょっと試合にも影響したかも知れない。」
「ベストじゃなかったけど次に進めたのは素晴らしい。」とこの2017年ジャーマンダーツマスターズチャンピオン。
ジェームス・ウェードはアベレージ103.66でハイ・ロン・チェンをホワイトウォッシュした。
このイングランド人は2016年の上海ダーツマスターズ準優勝者だが、不安定だった時期を乗り越え好調さを取り戻しつつあり、先週はUSダーツマスターズの準決勝へ進出したがこの世界No.10は冷静さを保っている。
「先週のラスベガスは僕の思うベストじゃないけど良かった。確かに取り戻しつつある。」
「僕は先を見過ぎるプレーヤーじゃない。一試合ずつ来る試合をこなし調子を見ている。」勝利後にこの35歳は締めくくった。
ウェードは次のベスト8で第2シードのロブ・クロスと対戦する。このワールドチャンピオンは初めてのプルマンホテル上海南でチェン・ガン・リューに納得の6-0勝利を収めていた。
「ゲームが進むごとに調子があがった。気分は上々だしハッピーだ。」と先週ラスベガスで決勝進出のクロス。
「去年あったようなギアに入れた感触だ、今日は不要だったけど明日のジェームス戦には必要だろう。きっといい試合になるに違いないし僕もしっかり対応できる。」
上海ダーツマスターズは土曜に準々決勝、準決勝、決勝が行われ完結する。
最終日の模様はpdctv-HDで全世界へストリーム放映される。