<メジャー>ワールドマッチプレー 第1日(/9日)
MVGキラーの本領発揮、序盤戦のズワーンは最強
https://www.pdc.tv/news/2018/…
BetVictorワールドマッチプレー
(カッコ内はシード)
<カッコ内はアベレージ>
ブラックプール、ウィンターガーデンズ
7月21日(土)夕刻セッション
<一回戦結果>
エイドリアン・ルイス(16)<93.61> 10-8 ジェームス・ウィルソン<87.72>
デーブ・チズナル(8)<94.09> 10-4 キーガン・ブラウン<76.62>
ジェフリー・デ・ズワーン<94.42> 10-6 マイケル・バン・ガーウェン(1)<97.88>
マイケル・スミス(9)<97.43> 10-6 ジョニー・クレイトン<84.06>
7月22日(日)午後セッション
<一回戦組合せ>
ダレン・ウェブスター(14) vs スティーブ・レノン
イアン・ホワイト(11) vs マックス・ホップ
ガーウィン・プライス(12) vs ジョー・カレン
ダリル・ガーニー(5) vs スティーブ・ウェスト
7月22日(日)夕刻セッション
<一回戦組合せ>
メンサー・スルホビック(6) vs スティーブ・ビートン
ギャリー・アンダーソン(4) vs ステファン・バンティング
ロブ・クロス(3) vs マービン・キング
レイモンド・バン・バーナベルト(13) vs カイル・アンダーソン
ジェフリー・デ・ズワーンがウィンターガーデンズの歴史で最大規模の衝撃を演出した。彼はブラックプールで開催された2018年ワールドマッチプレー一回戦で2度のチャンピオン、マイケル・バン・ガーウェンをひっくり返した。
第1シードのバン・ガーウェンのこのイベント優勝はは試合前オッズでダントツの一位だったが、同郷のデ・ズワーンがUKオープンでの勝利を繰り返して素晴らしい10-6で試合をものにした。
バン・ガーウェンはいつもの輝くようなベストコンディションではなく、一方上気した若手は十分なアドバンテージを取り試合の流れを変える121チェックアウトで6-6と追いついた。
デ・ズワーンはここから4レッグを取り込みウィンターガーデンズで気を吐いいてエイドリアン・ルイスとの二回戦へ駒を進めた。
「この勝利はとんでもなく最高の気分だ。」とデ・ズワーン。彼のワールドマッチプレーはデビュー戦だ。
「僕はいつも自分を信じている、心の中でマイケルに勝てない筈はないと言っている。技術的には十分なことも判っている。」
「このステージでこの試合を勝ったことはどんでもない夢物語だ、現実かどうかつねってみなければいけない。」
「最近いろんなことが一気に起きて来た、僕は毎日もの凄く練習しておりその成果が出だした。」
「火曜にエイドリアンとプレーするのが楽しみだ、また一つ衝撃を巻き起こしたい。」
この夜のオープニング試合では元準優勝のルイスが危ないところを生き残り緊張した試合でジェームス・ウィルソンを10-8で下した。
ルイスの立ち上がりは悪くなくオープニングの2レッグを取ったが、ヨークシャーのプレーヤーは素晴らしいダブルで反撃し7-3とリードした。
この2度のワールドチャンピオンは集中し反撃を見せ逆転に成功、9-8と勝利まであと1レッグとし最後はこの試合一番の116チェックアウトで締めくくり二回戦へ進出した。
「きょうはちょっと緊張した、ここ7か月もテレビ放映でプレーしていなかったからね」とルイス。
「一回戦を通過できて安心した、できればここから押し出していきたい。」
「3-7の劣勢の時何かをしなければいけなかった。それが出来た。最初10レッグのジェームスは素晴らしかった。あの時僕にはリズムがなかったけど後半に向けスピードを上げようやく仕事ができた。」
「一年中いつも一回戦ではプレッシャーを感じて来たので通過出来てほっとした。ここから押し出したい。」
4度ベスト8入り経験のあるデーブ・チズナルはキーガン。・ブラウンに順当に10-4で駆け抜けた。
ブラウンは序盤好調に3-2リードとしたがチズナルは連続して素晴らしい148チェックアウト、147チェックアウトを見せ初めてリードした。
ブラウンも4-4とレベルに戻したが、チズナルの勢いは止まらず、この元グランドスラム準優勝者は続く6レッグを連取、6年連続でベスト16入りを決めた。
この夜最後の試合はマイケル・スミスがワールドマッチプレーデビューを果たしたジョニー・クレイトンに主導権を渡さず10-6で退けた。
上海ダーツマスターズタイトル獲得からの新鮮な状況で、スミスはこのウェールズ人との接戦に全力でぶつかり勝利した。
スミスのアベレージはクレイトンより10ポイントも高く7-6へ、さらにこの元ワールドユースチャンピオンは残る3レッグを駆けあがり、セントヘレンズ出身同士の二回戦でチズナルと対戦する。
この500,000ポンドのトーナメントは日曜もブラックプールのウィンターガーデンズで2セッションが行われ、2度のワールドチャンピオン、ギャリー・アンダーソンがステファン・バンティングを相手に最後の挑戦を開始する。
土曜夜の結果により、アンダーソンがロブ・クロスと並んで4/1でオッズ人気の一番となった。