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<メジャー>決勝 壮絶の40レッグズ、見る側も疲労困憊

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2018.07.30 Mon.

ワールドマッチプレー第9日(/9日)決勝

https://www.pdc.tv/news/2018/…

BetVictorワールドマッチプレー:

賞金総額: 500,000ポンド
優勝=115,000ポンド
準優勝=55,000ポンド
ベスト4=30,000ポンド
ベスト8=17,500ポンド
二回戦敗退=11,000ポンド
一回戦敗退=7,000ポンド
9ダーツボーナス:45,000ポンド<ギャリー・アンダーソン>

BetVictorワールドマッチプレー
(カッコ内はシード)
<カッコ内はアベレージ>
ブラックプール、ウィンターガーデンズ
7月29日(日)夕刻セッション
<決勝結果>
ギャリー・アンダーソン(4)<101.12> 21-19 メンサー・スルホビック(6)<104.43>

決勝フォーマット:ベストオブ35レッグズ(ファーストトゥ18レッグズ)
・但し2レッグ差をつけること、最長ファーストトゥ21レッグズのサドンデス

ギャリー・アンダーソンが日曜夜、ブラックプールのウィンターガーデンズで行われたBetVictorワールドマッチプレー決勝でメンサー・スルホビックをタイブレークの末21-19で破り優勝、フィル・テーラー杯を掲げた。

このスコットランド人は勇敢なオーストリア人に一時9-7とリードされる中立ち直りを見せテーラーからチャンピオンを引き継いで115,000ポンドの優勝賞金を獲得した。

しかしこのオーストリア人は途中、4レッグ連続でダブルをミスしアンダーソンを見失った。一方、この2度のワールドチャンピオンは神経のすり減るフィナーレに集中し、ブラックプール決勝としては最長となる試合に勝利を飾った。

アンダーソンはまたジョー・カレンとの準々決勝で9ダーツも達成していたが、3月のUKオープン優勝に続いて10回目のワールドマッチプレー出場でもう一つビッグタイトルを加えた。

「この素晴らしいトーナメントに優勝出来てとても嬉しい。」とアンダーソン

「優勝するにはとても苦労した、メンサーとの試合にはいつも苦労する。今日は運にも恵まれていた。」

「優勝の決まるインブルフィニッシュが跳ね返った時はフラストレーションを感じたけど、立て直して勝つことができた。」

「今週フィルもブラックプールに戻ってきたのは素晴らしかったし、観客が素晴らしい。」

「今となってはここは僕の特別な場所となった。来年も戻ってきてタイトル防衛を果たしたい。」

ハイレベルの決勝でスルホビックは1-0,2-1とリードしたがアンダーソンは6本の完璧ショットなどから3-2リードとした。

スルホビックは2個の14ダーツで再びリードするとアンダーソンも68、84をあがり5-4とリードを取り返した。

このチャンピオンズリーグオブダーツチャンピオンは11ダーツでレベルとし、さらに再びリードし118チェックアウトや14ダーツでその差を2レッグに拡げ9-7とした。

しかしアンダーソンはこのオーストリア人が続く4レッグでダブルをミス、これに乗じて11-9リードとし、スルホビックも11ダーツで気力を見せるものの14-10とリードを伸ばした。

スルホビックは15-13と巻き戻したがアンダーソンは大事なところで105チェックアウト、77フィニッシュで17-13と勝利に迫った。

このオーストリア人は再び反撃し5レッグを連取して18-17とリード、満員のウィンターガーデンズの観客に息をつかせた。

アンダーソンは落ち着きを取り戻し19-18とリード、しかしタイトル獲得を決めるインブルフィニッシュが跳ね返りスルホビックが望みをつないだ。しかしスコットランド人は続く2レッグを連取、最後は10ダブルをあがって決めた。

スルホビックも素晴らしいしブラックプールの週末に55,000ポンドの準優勝賞金を持ち帰った。「この決勝で戦えたのは素晴らしい感触だ。素晴らしい試合だった。」

「サポートして頂いた全員に感謝する。ここでプレーするのは最高だ。」

「ギャリーは素晴らしいプレーをしていた。彼はこのトーナメントで最高のプレーヤーだ、彼に負けても悔しくない。彼はチャンピオンで彼を尊敬する。」

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