<ヨーロピアンツアー>ジャーマンダーツチャンピオンシップ最終日
MVG貫録の安定感、10回開催で7回優勝
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ジャーマンダーツチャンピオンシップ
ヒルデスハイム、ハレ39
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
<カッコ内はアベレージ>
9月2月日(日)午後セッション
<三回戦結果>
ロブ・クロス(3)<102.19> 6-4 マイケル・ラズドビッツ(126)<96.38>
メンサー・スルホビック(6)<103.54> 6-2 ダレン・ウェブスター(14)<84.5>
ジェームス・ウィルソン(28)<95.21> 6-3 ロバート・ソーントン(31)<95.16>
ロン・ミューレンカンプ(48)<90.35> 6-4 マイケル・スミス(9)<91.2>
エイドリアン・ルイス(18)<90.75> 6-5 ダリル・ガーニー(5)<92.33>
ジョー・カレン(15)<98.62> 6-5 イアン・デッカー(42)<100.59>
デーブ・チズナル(8)<95.85> 6-4 テリージェンキンス(51)<92.58>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<102.48> 6-0 マーティン・シンドラー(55)<89.79>
フォーマット:ベストオブ11レッグズ
9月2日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
メンサー・スルホビック(6)<100.13> 6-2 ロブ・クロス(3)<92.72>
ジェームス・ウィルソン(28)<92.41> 6-2 ロン・ミューレンカンプ(48)<76.71>
ジョー・カレン(15)<92.45> 6-1 エイドリアン・ルイス(18)<80.47>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<96.29> 6-1 デーブ・チズナル(8)<88.6>
<準決勝結果>
ジェームス・ウィルソン(28)<100.42> 7-4 メンサー・スルホビック(6)<101.76>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<111.93> 7-0 ジョー・カレン(15)<99.3>
フォーマット:ベストオブ13レッグズ
<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<101.24> 8-6 ジェームス・ウィルソン(28)<93.3>
フォーマット:ベストオブ15レッグズ
主なプレーヤーの足跡
1)マイケル・バン・ガーウェン(MVG)
二回戦 MVG<109.98/60%> 6-0 クリスト・レイズ
三回戦 MVG<102.48/46.15%> 6-0 マーティン・シンドラー
準々決勝 MVG<96.29/42.86%> 6-1 デーブ・チズナル
準決勝 MVG<111.93/63.64%> 7-0 ジョー・カレン
決勝 MVG<101.24/44.44%> 8-6 ジェームス・ウィルソン
2)ジェームス・ウィルソン(ウィルソン)
一回戦 ウィルソン<86.4/46.15%> 6-5 ジャーメイン・ワッティメナ
二回戦 ウィルソン<91.46/31.58%> 6-5 ジョニー・クレイトン
三回戦 ウィルソン<95.21/54.55%> 6-3 ロバート・ソーントン
準々決勝 ウィルソン<92.41/54.55%> 6-2 ロン・ミューレンカンプ
準決勝 ウィルソン<100.42/58.33%> 7-4 メンサー・スルホビック
決勝 ウィルソン<93.3/35.29%> 6-8 マイケル・バン・ガーウェン
3)エイドリアン・ルイス(ルイス)
一回戦 ルイス<87.29/42.86%> 6-5 トニー・アルシナス
二回戦 ルイス<84.55/27.27%> 6-5 マービン・キング
三回戦 ルイス<90.75/42,86%> 6-5 ダリル・ガーニー
準々決勝 ルイス<80.47/10%> 1-6 ジョー・カレン
4)ロブ・クロス(クロス)
二回戦 クロス<108.13/75%> 6-5 カイル・アンダーソン
三回戦 クロス<102.19/33.33%> 6-4 マイケル・ラズドビッツ
準々決勝 クロス<92.72/15.38%> 2-6 メンサー・スルホビック
マイケル・バン・ガーウェンが日曜、ヒルデスハイムでのジャーマンダーツチャンピオンシップ決勝でジェームス・ウィルソンを8-6で破り今年7つ目のヨーロピアンツアータイトルを獲得した。
この世界No.1は今週末7レッグを落としたのみで7月のヨーロピアンダーツマッチプレー優勝の勢いを継続、2018年ヨーロピアンツアーでの君臨を維持した。
このハレ39での135,000ポンドのトーナメントではウィルソンが自身初のヨーロピアンツアー決勝へ進出、しかしバン・ガーウェンが154チェックアウト、118チェックアウトなど強すぎるところを証明しただけで25,000ポンドの優勝賞金を奪っていった。
バン・ガーウェンは二回戦のクリスト・レイズ戦以来止められない絶好調でトーナメント平均でもアベレージ103.56に達した。
この2度のワールドチャンピオンはベスト16でもドイツ観客の大応援を受けたマーティン・シンドラーを連続のホワイトウォッシュで下し、決勝に至るまでデーブ・チズナルにたった1レッグを落としたのみだった。
バン・ガーウェンは準決勝のジョー・カレンも3つ目となるホワイトウォッシュの7-0で下し決勝へ進出した。
「毎週高レベルのパーフォーマンスをするのはとても難しいけど今週末のプレーはとても嬉しい。」とバン・ガーウェン。
「ミスが少なかったしそこのところがいつも嬉しいし、こんな素晴らしい観客の前でプレーするのが凄く好きだ。」
「今年17トーナメントで優勝とは悪くない。」
「まだ多くのトーナメントが控えており全部勝ちたい。年末までノンストップだ。」
このオランダのエースは先行し3-0リードとしたところでウィルソンも残り44をきっちりと上がり1レッグをマークした。
ウィルソンはブレークとなる16ダブルをワイヤー分外すとバン・ガーウェンは素晴らしい118チェックアウト、154チェックアウトを続け差を5-1リードと拡げた。
しかしこのヨークシャー人は諦めず徐々に詰め寄り3-5ダウンまで持ち直した。しかしバン・ガーウェンは再び吠えて君臨を始め、7-3とタイトルまであと一歩と迫った。
再びウィルソンもこのまま戦いを見せず引き下がることを拒否、重圧の中3レッグを連取して不可能の中に一縷の夢を見出した。
しかしバン・ガーウェンは最後を11ダーツで締めくくりウィルソンの夢を潰え、2度目のジャーマンダーツチャンピオンシップタイトルを獲得した。
ウィルソンのPDCランキングトーナメント準優勝という素晴らしいし進出の途中、このハッダースフィールドのプレーヤーはジャーメイン・ワッティメナ、ジョニー・クレイトン、ロバート・ソーントン、ロン・ミューレンカンプ、メンサー・スルホビックを倒してきた。
ヒルデスハイムのイベントではミューレンカンプも大活躍を見せた。彼は今年2度目となるヨーロピアンツアーでの準々決勝進出となった。
PDCヨーロピアンツアーは9月7日~9日にもオランダ、マーストリヒトでダッチダーツチャンピオンシップが開催され、試合の模様はpdctv-HDで全世界へストリーム放映される。