<ヨーロピアンツアー#11/13>ダッチダーツチャンピオンシップ最終日
感涙のホワイト、初のヨーロピアンタイトル獲得
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ダッチダーツチャンピオンシップ
マーストリヒト、MECC
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
<カッコ内はアベレージ>
9月9月日(日)午後セッション
<三回戦結果>
リッキー・エバンス(57)<90.32> 6-2 ウィリアム・オコーナー(50)<86.53>
ジョー・カレン(15)<98.6> 6-4 ダリル・ガーニー(5)<97.7>
リッチー・エドハウス(86)<93.71> 6-2 ロス・スミス(104)<90.1>
カイル・アンダーソン(26)<97.56> 6-1 ジェフリー・デ・グラーフ(60)<84.35>
ピーター・ライト(2)<90.96> 6-1 デーブ・チズナル(8)<94.26>
サイモン・ウィットロック(7)<99.46> 6-4 ダレン・ジョンソン(70)<91.13>
エイドリアン・ルイス(17)<89。71> 6-5 ショシュ・ペイン(53)<91.37>
イアン・ホワイト(13)<99.67> 6-2 マービン・キング(20)<90.1>
9月9日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
リッキー・エバンス(57)<91.81> 6-5 ジョー・カレン(15)<95.05>
リッチー・エドハウス(86)<92.65> 6-4 カイル・アンダーソン(26)<87.92>
ピーター・ライト(2)<100.47> 6-4 サイモン・ウィットロック(7)<90.1>
イアン・ホワイト(13)<99.17> 6-1 エイドリアン・ルイス(17)<90.97>
<準決勝結果>
リッキー・エバンス(57)<92.03> 7-5 リッチー・エドハウス(86)<94.99>
イアン・ホワイト(13)<98.41> 7-4 ピーター・ライト(2)<100.05>
<決勝結果>
イアン・ホワイト(13)<89.18> 8-5 リッキー・エバンス(57)<89.23>
フォーマット:
一回戦~準々決勝 ベストオブ11レッグズ
準決勝 ベストオブ13レッグズ
決勝 ベストオブ15レッグズ
イアン・ホワイトがマーストリヒトで開催のダッチダーツチャンピオンシップ決勝でリッキー・エバンスを8-5で下し初のヨーロピアンタイトルを獲得した。
ホワイトはこれが62回目のヨーロピアンツアーイベント出場となり、全プレーヤー中最多出場、今年3人目の新チャンピオンとなって涙した。
このMECCでの135,000ポンドのトーナメントではエバンスも初のヨーロピアンツアー決勝進出となったがこの日はホワイトの日となり、手に1本を残したストークのスターが最後20ダブルを決めて25,000ポンドの優勝賞金を奪った。
「ここで一勝できたのはまさにマジックだ。」
「長い時間がかかった。もう老いていくしここで一勝できたのはマジックだ。」とホワイト。彼はこれで10個のPDCタイトルに名を連ねた。
「20ダブルで優勝を決められたのも嬉しい、終盤はちょっと緊張してきたからね。」
「まず一勝したので出来ればあと2~3個欲しいな。ステージ上でタイトル獲得するのは本当に素晴らしい。」
「いいプレーができたし試合を楽しめたのでもっとテレビ放映イベントで活躍してもう一勝くらいしたい。でも今はこの瞬間を楽しもうと思う。」
ホワイトは土曜、アロン・モンク戦をアベレージ102.26での6-4勝利でスタート、三回戦ではマービン・キングを6-2で下し準々決勝へ進出。
プレーヤーズチャンピオンシップ賞金ランキングトップのこのプレーヤーは準々決勝でストークの同郷人エイドリアン・ルイスの上を行き、準決勝ではピーター・ライトを退けて決勝進出した。彼のヨーロピアンツアー決勝は6年前以来のことだった。
決勝では両者強く始まりホワイトが14ダーツでキープするとエバンスも13ダーツで返した。
試合の最初のブレークはエバンスでこのノーザンプトンのプレーヤーは2-1とリード、するとホワイトもすかさず11ダーツで2-2のレベルとした。
両者キープで3-3となり、ホワイトが96フィニッシュでキープに続け14ダーツでブレークし5-3で初めて2レッグのアドバンテージをとった。
エバンスも最後の1本で16ダブルをあがりブレークを返し試合を維持したがホワイトが同様にお返しし、さらに両者とも1ダブルを残していたところをホワイトがキープして7-4と優勝まであと1レッグとした。。
エバンスには大したダブルのトラブルがなく1本で20ダブルをあがって5-7と近づき続くレッグもプレッシャーを与え続けたがホワイトがきっちり20ダブルをあがってタイトルを獲得した。
決勝では僅かに及ばなかったものの、エバンスにとっても貴重な週末となり、インターネットでは喝采を浴びオランダ人ファンも大いににぎわった。特に彼のウォークオンミュージックである「ベイビーシャーク」が好評を博した。
エバンスの素晴らしいPDCランキング試合での決勝進出はほぼ5年ぶりで、このケッタリングのプレーヤーはイアン・デッカー、スティーブ・ウェスト、ウィリアム・オコーナー、ジョー・カレン、リッチー・エドハウスに勝利をあげてきた。
「僕は普段緊張を感じない人間だけど今日は凄く緊張した。」とエバンス。
「僕は決勝へ行くために懸命だったけどここでは観客からもの凄い歓迎を貰い凄く幸せだ。今日も凄く暖かかった。」
「出来れば今日をスタートにビッグステージでもっと勝てるようになりたい。」
このオランダでの週末はベスト4入りしたエドハウスにとっても記念すべきものとなった。彼はここ6回のヨーロピアンツアー出場で一勝もあげていなかった。一方、オコーナーは世界No.1のマイケル・バン・ガーウェンをヨーロピアンツアーの3年間で初めて二回戦敗退として苦しめた。
PDCヨーロピアンツアーは9月14日~16日にもドイツ、リエザでインターナショナルダーツオープンが開催される。試合の模様はpdctv-HDで全世界へストリーム放映される。