<ヨーロピアンツアー#12/13>インターナショナルダーツオープン最終日
ガーウィンプライス、久しぶりの優勝に吠える
https://www.pdc.tv/news/2018/…
インターナショナルダーツオープン
リエザ、ザクセンアリーナ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
<カッコ内はアベレージ>
9月16日(日)午後セッション
<三回戦結果>
ジェームス・リチャードソン(45)<96.61> 6-4 イアン・ホワイト(11)<100.06>
サイモン・ウィットロック(7)<102.41> 6-3 スティーブ・ビートン(25)<99.93>
ダレン・ウェブスター(14)<99.14> 6-5 ジョー・カレン(15)<93.83>
ダニー・ノッパート(71)<89.38> 6-4 メンサー・スルホビック(6)<86.72>
スティーブ・ウェスト(24)<95.37> 6-5 ジョニー・クレイトン(21)<101.47>
エイドリアン・ルイス(16)<90.89> 6-2 ステファン・バンティング(22)<86.06>
ガーウィン・プライス(13)<92.7> 6-5 ダリル・ガーニー(5)<93.3>
ライアン・サール(67)<95.88> 6-3 マーティン・シンドラー(54)<96.58>
9月16日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
サイモン・ウィットロック(7)<88.11> 6-5 ジェームス・リチャードソン(45)<89.47>
ダニー・ノッパート(71)<87.96> 6-5 ダレン・ウェブスター(14)<87.27>
スティーブ・ウェスト(24)<97.18> 6-4 エイドリアン・ルイス(16)<98.13>
ガーウィン・プライス(13)<101.63> 6-5 ライアン・サール(67)<90.11>
<準決勝結果>
サイモン・ウィットロック(7)<94.72> 7-2 ダニー・ノッパート(71)<87.88>
ガーウィン・プライス(13)<92.81> 7-6 スティーブ・ウェスト(24)<95.56>
<決勝結果>
ガーウィン・プライス(13)<98.26> 8-3 サイモン・ウィットロック(7)<88.5>
フォーマット:
一回戦~準々決勝 ベストオブ11レッグズ
準決勝 ベストオブ13レッグズ
決勝 ベストオブ15レッグズ
ガーウィン・プライスがリエザ開催されたインターナショナルダーツオープン決勝でサイモン・ウィットロックを8-3で下し自身初めてのヨーロピアンツアータイトルを獲得した。
プライスはアキレス腱断裂からの回復途中にもかかわらず2016年5月以来となるPDC優勝を果たし、その喜びを体で表現した。彼は2018年ヨーロッパ大陸で4人目の新たな優勝者となった。
このザクセンアリーナでの135,000ポンドのトーナメントではウィットロックも今年2度目となるヨーロピアンツアー決勝へ進出したが、この週末はプライスの週となり、彼は後半6レッグを強いダーツで連取し25,000ポンドの優勝賞金にたどり着いた。
「僕はどのトーナメントにも優勝を期待して出場する。」
「こんな信じられない素晴らしい観客の前で優勝できるのはワクワクする。」とプライス。彼はヨーロピアンツアー決勝は2度目の経験だ。
「サイモンはいいリードでスタートしたけど僕は考えを組み立て、決勝の終盤にこのトーナメントで自身の最善のプレーができた。」
「怪我は気にならなかった。まだいいプレーが出来てるしどのトーナメントにも優勝を目指して出場する。そうでなければ出場の意味がない。」
「こんな素晴らしい観客の前でプレーしてみれば、当然ベストのプレーをしたくなるしお陰で僕はそれができた。」
プライスは東ドイツでの栄冠をまず土曜にジョン・ヘンダーソンに6-3勝利でスタート、日曜はダリル・ガーニーの3本のマッチとなるダーツミスを生き残り6-5で勝利して準々決勝へ進出した。
準々決勝ではこの元UKオープン準優勝者は素晴らしいアベレージ101.63でライアン・サールを6-2で退け、準決勝も集中して激戦の末スティーブ・ウェストを7-6で下した。
決勝は序盤でウィットロックのブレークで始まり、すかさずプライスも14ダーツでブレークを取り戻した後キープでプライスが2-1リードとした。
ウィットロックはキープの後1本を手に残して12ダブルをあがり3-2と再びリードした。しかしこのオーストラリア人はそこまで、彼はプライスの素晴らしい6レッグ連取の前に吹き飛んでしまった。
この試合のターニングポイントは第8レッグでウィットロックがレベルに戻せる18ダブルを2本ミス、プライスが2本で72をチェックアウトし5-3リードとしたところだ。
そこからこの世界No.12はフィニッシュラインへ駆け込み、素晴らしいダブル率53.85%でタイトルを獲得した。
6月のダニッシュダーツオープン決勝でもメンサー・スルホビックに同じ8-3で敗れていたものの、観客の大好きなウィットロックは自身5度目となるヨーロピアンツアー決勝進出を喜んだ。
この世界No.7の決勝進出ではジェームス・ウィルソン、スティーブ・ビートン、ジェームス・リチャードソン、ダニー・ノッパートを退けて来た。
「ガーウィンは良くやった、決勝ではずっと僕より良かった。」とウィットロック。
「決勝へ出られるのは素晴らしい、ここに居ることやこんな素晴らしい観客の前でプレーできるのはとても栄誉だ。」
「僕はただダーツをプレーすることを愛している。」
このガーウィンの週末はノッパートにとっても忘れられない。彼は今年2度目となるヨーロピアンツアーベスト4入りした。サールも素晴らしいダーツを継続しておりヨーロッパ大陸で初めての準々決勝進出となった。
PDCヨーロピアンツアーは最後に10月12日~14日、ゲッティンゲンでヨーロピアンダーツトロフィを開催、試合の模様はpdctv-HDで全世界へストリーム放映される。