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ウィリアムヒルワールドチャンピオンシップ 10日目

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2016.01.08 Fri.

伝説的な16回世界チャンピオン経験者のPhil Taylorはサードラウンドに駒を進めた。Adrian LewisとPeter Wrightもまたウィリアムヒルワールドダーツチャンピオンシップでの快適な勝利を楽しんだ。

ファーストラウンドで新しいバレルでKeita Onoに勝利したTaylorは、バレルを古いセッティングに戻し、第1セットを落としながらも、Kevin Painterに4-1で勝利した。

ウィリアムヒルの優勝予想で2番人気の世界ランク3位は、ゲーム中34回もダブルをミスしたにもかかわらず、7つの180を出し、170アウトをみせるなどしてベスト16に駒を進めた。

「今のセッティングが完璧だと思うんだ」と話すTaylorは、サードラウンドにてJelle Klaasen、もしくはMeryvn Kingと戦うことになる。 「少し歯がゆい戦いだったけど、僕はずっとこのダーツで練習してきたんだ。そしてそのせいでちょっと緊張しちゃったね」

「自分がよりよくなるためにセッティングを変えたんだけど、今のセッティングでこれからの試合、集中していくよ」

「トーナメントは今始まったんだ。まだ勝ち残ってることは分かってるし、ステージで練習ができるんだからとても興奮しているよ」

2度の世界チャンピオン経験者Lewisは、確実な試合運びで Andrew Gildingをストレートで破った。

世界ランク5位は8つの180をマークし、現在今大会2位となるアベレージ103超えで、2レグを落としただけだった。

「僕は自分のゲームをしなきゃとわかっていたけど、あまり楽しくできなかったな」と話すLewisは3度目のワールドチャンピオンを狙う。

「僕はAndrewがどれだけのプレイヤーか分かってる。だから、彼のミスを誘う必要があったし、彼に走らせるわけにはいかなかったんだ」

「今ならやれる気がするよ。もしワールドチャンピオンシップで熱くなれないならダーツなんてやるべきじゃないし、勝つためにここにいるんだ」

WrightはベルギーのRonny Huybrechtsに対しストレートで勝利し、ベスト16でDave Chisnallとぶつかる。

2014の準優勝者は9回の180をマークし、アベレージも100と、快適な勝利をファンに贈った。

「みんなが僕の名前を叫んでくれたんだ。だから彼らの期待を裏切りたくなかったんだ」と話すWrightだが、まだ今年のトーナメントでセットを落としていない。

「常にこういうプレーができるわけじゃないけど、それに徹しようとしたんだ。そして最終的に勝てたんだよ。Chizzyは長いこと好調を維持してるから、頑張らないといけないね」

Mark WebsterはストレートでTerry Jenkinsを下した。同様にMensur Suljovicも7セットの激戦を制すと、Alan Norrisもまた勝利した。

アレクサンドラパレスで2度準決勝に進出しているWebsterはベテランのTerry Jenkinsを相手に4レグ落とすのみで勝利し、復調を維持した。

10月のグランプリで準決勝まで進出したウェールズ人のサウスポーは、サードラウンドでNorrisと戦う準備をしている。彼もまたJoe Murnanに対して4-1で勝利した。

「安定したダーツができて、試合にも勝てて嬉しいよ」と話す2008年レイクサイドチャンピオンのWebster。「素晴らしいといえる内容じゃなかったかもしれないけど、仕事はしたよ」

「僕はここしばらく自分のゲームを修正するのに必死なんだ。僕にはまだ修正する必要がある技術的な問題があったんだけど、このトーナメントでは何とかやってるよ。次の試合が本当のチャンスなんだ。僕にとってか、Alanにとってかわからないけど、僕だといいね」

アリーパリー初登場のNorrisは11個の180をマークし、5セットでJoe Murnanを倒している。

元レイクサイドチャンピオンシップのファイナリストは、ファーストラウンドではランキング6位のRobert Thorntonに勝利した。

「勝ちは勝ち。僕はベスト16に残ったんだ。だからとてもハッピーな日だよ」と話すNorrisはPDCサーキットの初週に2度の9ダーツを達成している。「とてもいい気分だし自信も感じている。ここでのプレーを本当に楽しんでいるよ」

「もっといいプレーができるし、トーナメントを勝ち進むためには必要なことなんだ。もしもっと上手くなれたら、更に先に行ける気がするよ」

オーストリアのスターSuljovicは粘り強いDavid Pallettを相手に、両選手とも9ダーツのチャンスがあるというスリリングな7セットを戦い、勝利した。

6セットをシェアした後、2015年ワールドグランプリとプレイヤーズチャンピオンシップの準決勝に進出したSuljovicは最終セットで84をブルであがり完璧な勝利を見せた。彼は火曜日の夜にLewisとぶつかる。

「Davidは素晴らしいプレイヤーで、ある時、'僕はもうダメだ'って思ったんだ。でも諦めなかった。そして試合に勝ててとても嬉しいよ」と話すSuljovicは先月Mineheadで、9ダーツトライをしている。

「彼のミスを待つことにしたんだ。彼がミスをした時が僕のチャンスだったんだ。僕はオーストリアの友達に9ダーツを出すと話してしまったから、達成できなくてちょっと悲しいよ。でも次またトライするよ。きっと3度目のラッキーが起こるはずだからね」

セカンドラウンドは火曜日の午後のMervyn KingとJelle Klaasenの試合で終わる。サードラウンドは、2セッションに渡り5試合行われる。その中には、現チャンピオンのGary AndersonとMichael van GerwenとRaymond van Barneveldによるオランダ人対決も含まれる。

William Hill World Darts Championship Monday December 28

Afternoon Session
Alan Norris 4-1 Joe Murnan
Terry Jenkins 0-4 Mark Webster
David Pallett 3-4 Mensur Suljovic

Evening Session
Adrian Lewis 4-0 Andrew Gilding
Peter Wright 4-0 Ronny Huybrechts
Phil Taylor 4-1 Kevin Painter

Second Round - best of seven sets

MATCH INFORMATION Alan Norris 4-1 Joe Murnan

SET ONE: 3-1
Murnanが5ダブルをあがりファーストレグをとるが、123の見事なあがりでNorrisが追いつく。彼はその後最初の180をマークし、60をあがってブレイクすると、更にもう一度180を叩き出し75をあがって第1セットを勝利した。

SET TWO: 3-1
Norrisは6ダブルを刺し先制するが、Murnanが両者180を出し合った2レグ目を制し追いつく。Norrisはそこから10ダブルをあがると、4回目の180をマークし、12ダブルを沈め、リードを広げた。

SET THREE: 3-2
Murnanが61をあがりファーストレグをとるが、Norrisも5回目の180を出すなどで追いつく。Murnanは2ダブルをあがるが、その後あがりでミスを連発し、相手に1ダブル、66アウトと立て続けにあがられ、王手をかけられてしまう。

SET FOUR: 1-3
Murnanはファーストレグで49をあがると、続くセカンドレグでお互いに180を打ちあう中、86をブルであがり2レグリードとする。Norrisは180を出して1レグ返すが、Murnanが12ダブルをあがりこのセットをとった。

SET FIVE: 3-1
Murnanが5ダブルをあがりギリギリリードしたが、Norrisは180を出すなど12ダーツでレグを取り返す。彼はそれから70アウトでブレイクすると、最後は11個目となる180をマークし、72をあがって仕事を終わらせた。

Match Stats

Alan Norris 4-1 Joe Murnan
19 100+ 22
14 140+ 18
0 170+ 0
11 180 4
94.8 Average 89.76
123 High Finish 86
4 Breaks of Throw 1
13/31 41.94% Checkout % 8/36 22.22%

Terry Jenkins 0-4 Mark Webster

SET ONE: 0-3
Websterは10ダブルでブレイクすると、続く2レグ目も3ダブルをあがる。その後、最初の180をマークし、12ダーツで81をあがるという素晴らしいダーツで再度ブレイクした。

SET TWO: 2-3
Websterは72をあがり、素晴らしい10ダーツプレイヤーに5レグで勝利した。 Jenkinsは2回目の180を打つと51をあがりブレイクする。その後4ダブルをあがるが、勝利へのあがりを3度ミスすると、Websterが6ダブルで彼を制裁した。

SET THREE: 1-3
Websterが6ダブルでブレイクすると、2回目の180にも助けられ、リードを2レグに広げる。彼は3度目の180をマークするが、Jenkinsが70をあがる。それから4レグ目にお互い180を打ち合うと、Websterが12ダーツで81をあがり、3セットリードとなった。

SET FOUR: 1-3
Websterがトップをあがるが、Jenkinsも78をあがり追いつく。ウェールズ人は、仕事に専念し10ダブル、トップとあがり、何とストレートでこの試合に勝利した。

Match Stats

Terry Jenkins 0-4 Mark Webster
21 100+ 16
10 140+ 15
0 170+ 1
4 180 4
92.15 Average 93.37
78 High Finish 101
1 Breaks of Throw 5
4/13 30.77% Checkout % 12/35 34.29%

David Pallett 3-4 Mensur Suljovic

SET ONE: 2-3
SuljovicはPallettの180を物ともせず160アウトで試合をスタートさせるが、Pallettも64アウトで追いつく。次の3レグは互いにキープし、Suljovicが第1セットをものにした。

SET TWO: 3-1
PallettがトップをあがるとSuljovicも8ダブルをあがり追いつく。Pallettはそれから24をあがると、冷静に120をあがり、最初のブレイクゲームでセットをとった。

SET THREE: 3-0
Pallettが81アウトでブレイクすると、16ダブル、トップとあがり、6レグを繋ぎ、1セットリードとした。

SET FOUR: 1-3
Suljovicが今大会初となる9ダーツトライを試みる。174、180と打ち、147をを18ダブルであがる形だったが、結果的に10ダーツとなった。その後4ダブルをあがりリードを広げる。Pallettは180を出し、1レグ取り返すが、Suljovicが8ダブルでセットをとり、スコアで並んだ。

SET FIVE: 2-3
Suljovicは劇的な5セット目を進める。124をブルアウトでスタートする。Pallettは10ダブルをあがって追いつくと、両者あがりをミスした後、2ダブルをあがりリードする。オーストリア人は、3度目の180をマークすると、Pallettのあがりミスも誘発し、64をあがり何とか勝利した。

SET SIX: 3-1
Pallettは8ダブルをあがるが、Suljovicがセットを取って追いつく。25歳は、180を連続でマークすると、141トライで12ダブルを外し、9ダーツはならなかった。最終的には12ダーツであがり、その後6度目の180にも助けられ、このセットをとった。

SET SEVEN: 1-3
PallettがSuljovicをブレイクしてスタートする。180を出し、81をあがった。オーストリア人エースは、それからPallettのミスを誘い2度あがりをミスさせると、102をあがる。彼はこの後8ダブルをあがり勝利まで1セットとすると、84をブルであがり2度目のベスト16進出となった。

Match Stats

David Pallett 3-4 Mensur Suljovic
31 100+ 39
28 140+ 16
0 170+ 2
8 180 4
92.21 Average 91.04
120 High Finish 160
6 Breaks of Throw 4
15/53 28.3% Checkout % 14/35 40%

Adrian Lewis 4-0 Andrew Gilding

SET ONE: 3-0
Lewisは180でスタートすると、更に180をマークし、オープニングレグを11ダーツでとる。その後3度目の180をマークすると、84をブルであがり、次のレグでも180をマークして60をあがってストレートで第1セットをとる。

SET TWO: 3-1
Lewisはまた180を出すが、Gildingが80をあがる。Lewisは続く2レグでトップをあがると、最後に180をマークし、10ダブルをあがった。

SET THREE: 3-1
2度のワールドチャンピオン経験者は4ダブルをあがると、7つ目の180でGildingをブレイクする。Gildingは64をあがりレグを返すが、Lewisは80をあがり、勝利まであと1セットとした。

SET FOUR: 3-0
Lewisは25アウトでブレイクすると、次のレグではトップをあがる。最終レグでは8個目の180をマークし14ダブルをあがる。彼の最終的なアベレージは、103.52となり、今年2番目に高い記録となっている。

Match Stats

Adrian Lewis 4-0 Andrew Gilding
18 100+ 7
9 140+ 8
0 170+ 0
8 180 2
103.52 Average 82.7
84 High Finish 80
6 Breaks of Throw 1
12/21 57.14% Checkout % 2/4 50%

Peter Wright 4-0 Ronny Huybrechts

SET ONE: 3-1
Wrightはオープニングレグで180を出すが、 Huybrechtsが48をあがる。その後の2レグで更に180を出すと、2014年のファイナリストは、スコアをひっくり返す。彼は6ダブルをあがり、このセットをものにした。

SET TWO: 3-0
Wrightが18ダブルをあがると、続く2レグで180をマークし、80、41とあがりリードを広げる。

SET THREE: 3-1
ランキング4位は、更に180をマークし8ダブルをあがると、8連続でレグをとり、7つの180を出した。Huybrechtsは12ダブルでレグを返すが、Wrightは59アウトで3セットリードとした。

SET FOUR: 3-2
Wrightが2-0とリードするが、Huybrechtsが次の2レグで3回の180をマークし、追いつく。Wrightは仕事をこなし、96を19ダブルであがり、勝利した。

Match Stats

Peter Wright 4-0 Ronny Huybrechts
17 100+ 15
15 140+ 10
0 170+ 0
9 180 4
99.09 Average 92.07
96 High Finish 48
4 Breaks of Throw 1
12/29 41.38% Checkout % 4/13 30.77%

Phil Taylor 4-1 Kevin Painter

SET ONE: 1-3
Painterはトップをあがると、セカンドレグで180をマークするが、あがりをミスしてブレイクできない。するとTaylorは25をあがって追いつく。Painterは16ダブルで再度離すと、実に見事な174スタートで、元プレイヤーズチャンピオンは52をあがり第1セットをとる。

SET TWO: 3-2
互いにブレイクし合うスタートとなったが、Taylorが10ダブルをあがる。Painterも見事な110あがりで追いつくが、Taylorが5ダブルアウトでこのセットをとる。

SET THREE: 3-2
Taylorが2レグリードする。Painterはその次の2レグを取り返す。Taylorはあがりを8本ミスしていた中で、前のレグで更に2本ミスしていた。しかし、Painterも4本あがりをミスすると、らんきん3位は2ダブルをあがり、前進した。

SET FOUR: 3-1
Painterが116アウトでブレイクするが、Taylorが従来の素晴らしいスタイルで170をあがり追いつかれるのを見ていることしかできなかった。世界3位は、その後16ダブルと10ダブルをあがり、勝利まで残り1セットとした。

SET FIVE: 3-0
Taylorが10ダブルをあがってブレイクし、勝利に近づく。彼はその後の2レグで180をマークし、彼の180は7本となり、勝利を得た。

Match Stats

Phil Taylor 4-1 Kevin Painter
24 100+ 24
14 140+ 14
1 170+ 1
7 180 6
92.91 Average 92.19
170 High Finish 110
7 Breaks of Throw 4
13/47 27.66% Checkout % 8/25 32%

(元の記事)
■William Hill World Championship Day Ten
http://www.pdc.tv/news/articl…

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