<メジャー>ワールドグランプリ最終日
MVG、必要なところで必要なショットが出せた
ワールドグランプリ
ダブリン、シティウェストコンベンションセンター
<カッコ内はダブルスタートでのアベレージ>
10月6日(土)
<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<88.85> 5-2 ピーター・ライト(2)<91.61>
マイケル・バン・ガーウェンがダブリン、シティウェストコンベンションセンターでのUnibetワールドグランプリ決勝で、ピーター・ライトを5-2で下し4度目のタイトルを獲得した。
世界No.1のバン・ガーウェンは最も大事なところで2つの100超えのチェックアウトや7個の180得点などで火を噴き、今年18個目のタイトルを獲得した。ダブリンでのダブルスタートのタイトルは2012が最初だった。
硬さを感じさせるスタートだったものの、このオランダ人は101チェックアウトでセットカウント3-2とリード、終盤のセットは素晴らしいスタイルを並べ100,000ポンドの優勝賞金を獲得した。
「このタイトルを獲得するために本当に真剣に戦った。ライトがこの試合をとても難しくしてきた。」とバン・ガーウェン。
「序盤は全然良くなかったけど体の中の勝利に対する直感を見せ生き残れた。」
「みんな僕のことを良い様には書いていないけど、Chinも破ったし反撃もしたし素晴らしくこのトーナメントを戦ったと思う。」
「ワールドチャンピオンシップのために準備を積み上げており、全部勝つことで自信も増し、みんなが僕のことを恐れるようになる。」
初めてのダブリンでの決勝を迎え、今年4個目のタイトルに手を掛けた世界No.2のライトはスタートこそ良かったものの、そのアベレージの優位性をスコアに反映させることが出来なかった。
セットカウント2-2のレベルとなった第5セットに大事な場面がやってきた。ライトがセットとなる1本のダブルをミスするとバン・ガーウェンは素晴らしい101チェックアウトで3-2とリードしてしまったのだ。
このオランダ人は決勝までの道のりでスティーブ・レノン、ダレン・ウェブスター、デーブ・チズナル、ダリル・ガーニーを倒していた。決勝では優勝者にふさわしい2セットの差を見せていた。
「マイケルは素晴らしいプレーヤーだけど僕のせいで彼が今日のところは勝っただけだ。」とライト。彼はスティーブ・ウェスト、ジャーメイン・ワッティメナ、ジェームス・ウィルソン、メンサー・スルホビックを下しシティウェストでの決勝へ進出した。
「僕のフォームは今年良くなったり悪くなったりだ、金曜にはメンサーに対し素晴らしい試合ができた。しかし残念ながら決勝で同じことが出来なかった。」
「僕は自分のダーツを楽しんでいるし、ベストな状況の中で楽しめるように考えている。たぶん次回は最後まで勝てるだろう。」