<ヨーロピアンツアー#13/13>ヨーロピアンダーツトロフィ第2日
クラーセン、5年ぶりにピーター・ライトに勝利
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ヨーロピアンダーツトロフィ
ゲッティンゲン、ロックハレ
(カッコ内はヨーロピアンツアー賞金ランキング)
10月13日(土)午後セッション
<二回戦結果>
マシュー・エドガー(117)<90.17> 6-5 ジョー・カレン(5)<88.01>
マイケル・スミス(14)<93.4> 6-1 マルコ・カンテレ(98)<81.42>
デーブ・チズナル(23)<93.02> 6-5 ライアン・ジョイス(48)<88.48>
ステファン・バンティング(19)<103.11> 6-2 ミッキー・マンセル(78)<82.35>
ダリル・ガーニー(10)<93.83> 6-3 ルーク・ハンフリーズ(38)<92.6>
リチャード・ノース(39)<100.89> 6-4 サイモン・ウィットロック(6)<97.16>
ジョン・ヘンダーソン(58)<95.26> 6-4 イアン・ホワイト(4)<97.94>
ジョニー・クレイトン(9)<100.31> 6-2 ガブリエル・クレメンズ(63)<96.43>
10月13日(土)夕刻セッション
<二回戦結果>
マーティン・シンドラー(30)<90.18> 6-0 マービン・キング(17)<84.25>
スティーブ・ビートン(28)<96.63> 6-5 ガーウィン・プライス(3)<90.86>
ダレン・ウェブスター(15)<96.63> 6-3 リッキー・エバンス(23)<90.87>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<101.63> 6-2 ビンセント・バン・デ・ブート(39)<95.69>
イェル・クラーセン(34)<91.59> 6-3 ピーター・ライト(6)<87.78>
ジェームス・ウェード(10)<101.76> 6-4 トニー・アルシナス(55)<98.35>
マックス・ホップ(6)<90.8> 6-5 クリストフ・ラタイスキー(39)<86.95>
ロブ・クロス(13)<95.92> 6-4 ジェフリー・デ・ズワーン(78)<93.32>
10月14日(日)午後セッション
<三回戦組合せ>
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ステファン・バンティング(19)
マシュー・エドガー(117) vs ダリル・ガーニー(10)
マイケル・スミス(14) vs スティーブ・ビートン(28)
ジョン・ヘンダーソン(58) vs デーブ・チズナル(23)
イェル・クラーセン(34) vs マーティン・シンドラー(30)
ジョニー・クレイトン(9) vs リチャード・ノース(39)
ジェームス・ウェード(10) vs ダレン・ウェブスター(15)
ロブ・クロス(13) vs マックス・ホップ(6)
10月14日(日)夕刻セッション
<準々決勝>
<準決勝>
<決勝>
フォーマット:
一回戦~準々決勝 ベストオブ11レッグズ
準決勝 ベストオブ13レッグズ
決勝 ベストオブ15レッグズ
イェル・クラーセンがほぼ5年ぶりに世界No.2のピーター・ライトに勝利しゲッティンゲンで開催中のヨーロピアンダーツトロフィでベスト16へ進出した。
クラーセンは今週2人目の父親になったばかりだが、ライトを6-3で下し、このスコットランド人への12試合連敗を食い止め、ドルトムントで開催されるUnibetヨーロピアンチャンピオンシップ出場の切符も手に入れた。
このオランダ人は4-1とリードするとライトが反撃、差を5-3と縮めたがこの夜はクラーセンの夜で、この元ワールドチャンピオンシップベスト4は20ダブルをしっかり決め、厳しい2018年で最大の勝利をあげた。
「素晴らしい感触だ。ピーターには長い間負け続けたからね。」とクラーセン。彼は三回戦でマーティン・シンドラーと対戦する。
「彼と戦うといつもダブルをミスしチャンスを与えてしまった。でも今回は自分のチャンスはしっかり取ったしそこが違うところだった。」
「僕がベストに戻るにはもう少し時間が必要だけど、気分は良くなってきているし自信も戻ってきている。」
ドイツ観客が大声援のシンドラーは金曜にルーク・ウッドハウスに勝利してヨーロピアンチャンピオンシップの切符を手に入れていたが、再びロックハレで素晴らしいダーツでマービン・キングに圧勝し屋根を高くした。
シンドラーのワールドカップオブダーツでの盟友、マックス・ホップもクリストフ・ラタイスキーに6-5で勝利し、最終日2人のドイツ人プレーヤー出場を決めた。
ドイツNo.1のホップは心を決めたポーランド人、ラタイスキーとの神経をすり減らす終盤を耐え、ホップがようやく7本目でダブルを決めてロブ・クロスとの三回戦へ進んだ。クロスは最終レッグを124チェックアウトしジェフリー・デ・ズワーンに6-4で勝利していた。
世界No.1のマイケル・バン・ガーウェンは今年8個目のヨーロピアンツアータイトルを目指し攻撃を開始、同郷のオランダ人、ビンセント・バン・デ・ブートに6-2で勝利した。彼は次にステファン・バンティングと対戦する。
第2日のトップパーフォーマーはバンティングで出力全開、5個の180得点などからアベレージは103.1でミッキー・マンセルを6-2で下した。
スティーブ・ビートンは緊張の高まるガーウィン・プライスとの一戦を6-5で勝利、ワールドグランプリでの敗退にリベンジを果たした。
2試合連続でビートンは相手のマッチとなるダーツを生き残り、3本目でダブルを決めて勝利、第5シードのマイケル・スミスとの戦いに駒を進めた。スミスはフィンランドのマルコ・カンテレに強すぎるところを見せつけ順当に6-1で勝利していた。
ジェームス・ウェードもクラーセン同様今週初めての子を持ったばかりだが、3つの100越えのフィニッシュでトニー・アルシナスに6-4で勝利、スペイン人の反撃を最後は121チェックアウトで締めくくった。
ウェードは次にダレン・ウェブスターと対戦する。ウェブスターは容赦ないディスプレーでリッキー・エバンスに6-3で勝利、ダブルはたった1本しか外さなかった。
世界No.5のダリル・ガーニーはルーク・ハンフリーズを6-3で下し、彼のヨーロピアンチャンピオンシップ出場の夢を潰えた。彼は次にマシュー・エドガーと対戦する。エドガーはジョー・カレンに6-5で勝利していた。
デーブ・チズナルはライアン・ジョイスの2本のマッチダーツを生き残り、最後の1本で20ダブルをあがって接戦を6-5で勝利、次にジョン・ヘンダーソンと対戦する。ヘンダーソンは5個の180得点などでダッチダーツチャンピオンシップ優勝のイアン・ホワイトに6-4で勝利した。
リチャード・ノースはインターナショナルダーツオープン準優勝のサイモン・ウィットロックに6-4で勝利、ドルトムント出場へ一歩近づいた。彼は次にオーストリアンダーツオープン優勝のジョニークレイトンと対戦する。クレイトンはドイツのガブリエル・クレメンズにたった2本しかダブルを外さず6-2で勝利した。
この日の試合結果により、カイル・アンダーソンとクリスト・レイズのヨーロピアンチャンピオンシップ出場が確定した。
日曜は午後セッションで三回戦(ベスト16)、夕刻セッションに準々決勝、準決勝、決勝が行われptctv-HDで全世界へストリーム放映される。