<メジャー>ワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ第1日
新進気鋭ルイス対バン・デン・バーグ戦で盛り上がる
bwinワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ
ウィーン、シュベチャット
11月2日(金)
<一回戦結果>
レイモンド・スミス<93.48> 6-3 キーガン・ブラウン<92.16>
デーモン・ヘータ<83.21> 6-5 マイク・ランゲンドルフ<80.7>
カイル・アンダーソン<101.35> 6-4 イアン・ホワイト<97.93>
デーブ・チズナル<102.91> 6-1 マックス・ホップ<84.39>
ジェイミー・ルイス<109.82> 6-2 ディミトリ・バン・デン・バーグ<105.21>
ガーウィン・プライス<90.89> 6-1 ロイデン・ラム<73.49>
ダリル・ガーニー<102.48> 6-0 スティーブ・ビートン<98.54>
ジェームス・ウェード<91.16> 6-3 ロス・スミス<87.11>
11月3日(土)
<二回戦組合せ>
マイケル・スミス vs カイル・アンダーソン
レイモンド・バン・バーナベルト vs レイモンド・スミス
ギャリー・アンダーソン vs デーブ・チズナル
ピーター・ライト vs ガーウィン・プライス
サイモン・ウィットロック vs ダリル・ガーニー
ロブ・クロス vs ジェイミー・ルイス
メンサー・スルホビック vs ジェームス・ウェード
マイケル・バン・ガーウェン vs デーモン・ヘータ
11月4日(日)午後セッション
<準々決勝組合せ>
ライト/プライス vs ウィットロック/ガーニー
M.スミス/K.アンダーソン vs G.アンダーソン/チズナル
クロス/ルイス vs スルホビック/ウェード
バン・バーナベルト/R.スミス vs バン・ガーウェン/ヘータ
11月4日(日)夕刻セッション
<準決勝>
<決勝>
ジェイミー・ルイスがウィーンで始まった2018年bwinワールドシリーズオブダーツで、彼のライブ放映での最高アベレージを出しディミトリ・バン・デン・バーグを6-2で下して注目を独り占めした。
金曜のマルチバーサムでのオープニングラウンドではワールドチャンピオンシップベスト4のルイスがこの夜最高のアベレージ109.8というパーフォーマンスを見せ、ジャーマンダーツマスターズ準優勝のバン・デン・バーグに勝利した。
このウェールズ人は素晴らしいフィニッシュで、7本のダブルトライで6本を決め二回戦進出、次は土曜の二回戦でワールドチャンピオンのロブ・クロスとあたる。シードプレーヤーは二回戦から出場だ。
「今日のパーフォーマンスは天にも昇る気持ちだ。余りいい年ではなっかったけどここから行けそうだ。」とルイス。彼は今年ジャーマンダーツマスターズに出場していた。
「先週お爺さんをなくし本当に辛い一週間だったけど、ここで立ち直って今夜は彼といい試合をしようと思った。」
「頭の中で彼にがっかりさせたくないと思っていた。いいパーフォーマンスが出来、嬉しい。」
この250,000ポンドトーナメントの第1夜には元オークランドダーツマスター、カイル・アンダーソンも3つの100越えのフィニッシュなどでイアン・ホワイトに6-4で勝利していた。
15回のワールドシリーズイベント出場のこのスター、アンダーソンはアベレージ101.4という高レベルの試合を見せ、次に上海ダーツマスターズ優勝のマイケル・スミスと対戦する。
「結果的に僕はダーツを楽しめた。調子が戻ってきているし今夜はイアンを倒さなきゃと思っていた。」とアンダーソン。
「僕の試合はもう少しゆっくりしようと決めた。以前は実際とっても急いでいたし、効果が出て来たと思う。」
レイモンド・スミス、デーモン・ヘータを含むオーストラリア人プレーヤーは3人が勝利してハットトリックを達成、肩を並べてオーストリアでの第2日へ進んだ。
スミスはダーツプレーヤーオーストラリア賞金ランキングトップで、一連の素晴らしいフィニッシュから元ワールドユースチャンピオンのキーガン・ブラウンに6-3で楽々勝利、次にレイモンド・バン・バーナベルトと対戦する。
一方、世界No.1のマイケル・バン・ガーウェンはヘータと対戦が決まった。ヘータはメルボルンダーツマスターズベスト8入りしており、この日はマイク・ランゲンドルフに6-5で勝利した。
ドイツNo.1のマックス・ホップはカナダの若手ドーソン・マーシェルが病気のため欠場となり、その代替として急遽声が掛った。しかしウィーンへ駆けつけたもののデーブ・チズナルに6-1で敗退し滞在はとても短いものとなった。
世界No.1のチズナルはホップに強すぎるところを見せ、3つの100越えのフィニッシュなどでアベレージは102.9に達した。彼は次にUSダーツマスターズチャンピオン、ギャリー・アンダーソンと対戦する。
世界No.5のダリル・ガーニーは素晴らしい6-0のホワイトウォッシュでスティーブ・ビートンを下しアベレージも104に達した。彼は次に2017年ワールドグランプリ決勝の再現となるサイモン・ウィットロックと対戦する。
新ヨーロピアンチャンピオン、ジェームス・ウェードは次にオーストリアファン待望のメンサー・スルホビックと対戦する。ウェードはロス・スミスを6-3で下していた。一方、ガーウィン・プライスは次にピーター・ライトと対戦が決まった。プライスも香港のロイデン・ラムに6-1で勝利していた。
土曜の第2夜は二回戦として8人のシードプレーヤーが出場、金曜の8人の勝者と対戦する。
bwinワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズはITV4とPDCの全世界放映網でライブ放映される。