＜メジャー＞グランドスラムオブダーツ第１日
MVG、このトーナメントを２２試合連勝中
https://www.pdc.tv/news/2018/…
クリストフ・ラタイスキーがウォルバーハンプトン、アルダーズリーレジャービレッジでのオープニングの夜に元チャンピオン、レイモンド・バン・バーナベルトに５－３で勝利し夢のbwinグランドスラムオブダーツへデビューを果たした。
この４５０，０００ポンドイベントの第１日は３２プレーヤーの全員が出場、８名のPDCシード選手はBDO代表と対戦した。
プレーヤーズチャンピオンシップイベントで２連続優勝を果たしたポーランドのクリストフ・ラタイスキーは２－３ダウンからの反撃でプレッシャーを感じるフィニッシュをいくつか決め、グループBで勝ち先行のスタートを切った。
「この試合でレイモンドのような伝説のプレーヤーを倒せたなんて素晴らしいスタートだ。」とラタイスキー。彼は次に日曜のグループ第２試合でマイケル・スミスと対戦する。
「集中して７２をあがり４－３リードとでき最後もあがれた。この自信を日曜も持ち続けたい。」
スミスは先週末のワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズではダブルミスでタイトルを落としていたが、アダム・スミス・ニールにマッチとなるダブルを１６本打ちようやく５－４で勝利した。
マイケル・バン・ガーウェンは記録を塗り替えるグランドスラムタイトル４連勝へ向け発進、素晴らしアベレージ１１２．６６でこれはこのトーナメント歴代３位となり、ギャリー・ロブソンを５－１で退けた。
この世界No.１はグループAでの初戦、６個の１８０得点を繰り出しウォルバーハンプトンでの連勝記録を信じられない２２試合へ伸ばした。彼は１１０，０００ポンドの優勝賞金へ着地しようと狙っている。
「本当にいいプレーができた。得点がとても良かった。」とバン・ガーウェン。
「僕はいつももっといいプレーをするよう自分にプレッシャーを掛けている。勝利こそ僕の全てだから。」
バン・ガーウェンは次にジョニー・クレイトンと対戦する。クレイトンはジョー・マーナンのダブルミスを突き気分よく５－２で勝利した。
レイクサイドチャンピオン、グレン・デュランもグループFでヨーロピアンチャンピオンシップ準優勝のサイモン・ウィットロックに納得の５－１勝利を喜んだ。
昨年のこのイベントでベスト８入りしたデュランはウォルバーハンプトンでの好調さを維持、次に最近結婚したばかりのガーウィン・プライスと対戦する。プライスはアンドリュー・ギルディングに５－２で勝利した。
「このイベントでプレーするどの瞬間も大好きだ。観客にもただ感心するばかりだ。」とデュラン。
「気分もいいしプレーも好調だ。だから僕が今年どこまで行けるか未知数だ。」
昨年準優勝のピーター・ライトはグループEでウェールズのジム・ウィリアムズと緊張の一戦となりライトがマッチとなるダーツを５本ミスするとウィリアムズが奪い、試合は神経をすり減らす最終レッグへもつれた。
最終レッグはウィリアムズが９５とするとライトは完璧なタイミングで１７１を放り込み残り８、最後をきっちり上がって２ポイントを獲得した。次はマックス・ホップと対戦する。
このトーナメントのオープニング試合はドイツのNo.１、ホップが０－２ダウンから反撃、続く６レッグの５レッグを取ってジョシュ・ペインに５－３で勝利した。彼は途中１２３チェックアウトをインブルフィニッシュしていた。
グループDではイアン・ホワイトが素晴らしいアベレージ１０４．６を叩き出しスティーブ・ハインに５－１で勝利、一方ワールドマッチプレーとUKオープンチャンピオンのギャリー・アンダーソンはドイツのマイケル・ウンターブシュナーに５－２で勝利し初めてのグランドスラムの栄冠に向け発進した。
オーストリアのメンサー・スルホビックはグループGでしっかりしたダーツを展開、元レイクサイドチャンピオンのスコット・ミッチェルを５－２で下した。ステファン・バンティングは１７０チェックアウトなどを見せドイツの若手マーティン・シンドラーに５－３で勝利した。
ワールドチャンピオンのロブ・クロスはチャンスをものにしてマーク・マクギーニーに５－２で勝利、相手のレイクサイド準優勝者は２０本のダブルをミスしていた。ワールドユースチャンピオン、ディミトリ・バン・デン・バーグは確かなディスプレーでライアン・サールに５－３で勝利した。
グループCではヨーロピアンチャンピオンのジェームス・ウェードが３連続のテレビ放映タイトルへ向け発進、オランダのウェスリー・ハームズ５－０のホワイトウォッシュで勝利した。彼は次にキーガン・ブラウンと対戦する。ブラウンは１５３チェックアウトを見せこれがターニングポイントでマーク・ウェブスターに５－４で勝利した。
土曜の勝者同士が日曜に対戦、土曜の敗者同士も対戦となる。グループ戦の最終試合は月曜と火曜に行われ、各グループの上位２名がベスト１６からのノックアウトステージへ進出する。
このトーナメントはスカイスポーツとPDCの全世界放映網でライブ放映されている。
２０１８年bwinグランドスラムオブダーツ
ウォルバーハンプトン、アルダーズリーレジャービレッジ
（カッコ内はPDC賞金ランキング）
（勝敗表は２０１７年/２０１８年）
１１月１０日（土）午後セッション
＜グループステージ第１＆２試合＞
（E） マックス・ホップ（３３）＜９２．７６＞ ５－３ ジョシュ・ペイン（５２）＜９０．１２＞
（F) ガーウィン・プライス（１１）＜９０．２４＞ ５－２ アンドリューギルディング（６２）＜８４．４９＞
（H) ディミトリ・バン・デン・バーグ（３７）＜９５．６７＞ ５－３ ライアン・サール（６６）＜８９．１９＞
（G) ステファン・バンティング（２１）＜９１＞ ５－３ マーティン・シンドラー（４８）＜８４．８３＞
（F) グレン・デュラン（BDO)＜９９．２＞ ５－１ サイモン・ウィットロック（８）＜９２．０５＞
（G) メンサー・スルホビック（７）＜９４．２４＞ ５－２ スコット・ミッチェル（BDO)＜８９．５３＞
（H) ロブ・クロス（３）＜８７．４９＞ ５－２ マーク・マクギーニー（BDO)＜７９．６３＞
（E) ピーター・ライト（２）＜８８．６５＞ ５－４ ジム・ウィリアムズ（BDO)＜８７．３＞
１１月１０日（土）夕刻セッション
＜グループステージ第１＆２試合＞
（C) キーガン・ブラウン（４１）＜９０．４＞ ５－４ マーク・ウェブスター（４２）＜８６．４＞
（A) ジョニー・クレイトン（１７）＜８４．４４＞ ５－２ ジョー・マーナン（７１）＜８０．９＞
（D) イアン・ホワイト（１２）＜１０４．６４＞ ５－１ スティーブ・ハイン（８９）＜９２．８９＞
（B) マイケル・スミス（９）＜９２．８８＞ ５－３ アダム・スミス・ニール（BDO)＜８５．５６＞
（C) ジェームス・ウェード（６）＜９８．８８＞ ５－０ ウェスリー・ハームズ（BDO)＜８５．８８＞
（B) クリストフ・ラタイスキー（６０）＜８９．９＞ ５－３ レイモンド・バン・バーナベルト（１４）＜９２．３＞
（D) ギャリー・アンダーソン（４）＜９０．７８＞ ５－２ マイケル・ウンターブシュナー（BDO)＜７８．７８＞
（A) マイケル・バン・ガーウェン（１）＜１１２．６６＞ ５－１ ギャリー・ロブソン（BDO)＜９０．７６＞
１１月１１日（日）午後セッション
＜グループステージ第３＆４試合組合せ＞
（H) ライアン・サール（６６） ｖｓ マーク・マクギーニー（BDO)
（－/ー）
（E） ジョシュ・ペイン（５２） ｖｓ ジム・ウィリアムズ（BDO)
（－/ー）
（G) マーティン・シンドラー（４８） ｖｓ スコット・ミッチェル（BDO)
（－/ー）
（F) サイモン・ウィットロック（８） ｖｓ アンドリューギルディング（６２）
（－/ー）
（G) メンサー・スルホビック（７） ｖｓ ステファン・バンティング（２１）
"（〇〇●/ー）
"
（H) ロブ・クロス（３） ｖｓ ディミトリ・バン・デン・バーグ（３７）
（－/〇〇〇〇）
（F) ガーウィン・プライス（１１） ｖｓ グレン・デュラン（BDO)
（－/ー）
（E) ピーター・ライト（２） ｖｓ マックス・ホップ（３３）
（－/●）
１１月１１日（日）夕刻セッション
＜グループステージ第３＆４試合組合せ＞
（D) スティーブ・ハイン（８９） ｖｓ マイケル・ウンターブシュナー（BDO)
（－/ー）
（A) ジョー・マーナン（７１） ｖｓ ギャリー・ロブソン（BDO)
（－/ー）
（C) マーク・ウェブスター（４２） ｖｓ ウェスリー・ハームズ（BDO)
（－/ー）
（B) レイモンド・バン・バーナベルト（１４） ｖｓ アダム・スミス・ニール（BDO)
（－/ー）
（C) ジェームス・ウェード（６） ｖｓ キーガン・ブラウン（４１）
（●●/●）
（B) マイケル・スミス（９） ｖｓ クリストフ・ラタイスキー（６０）
（－/〇●）
（A) マイケル・バン・ガーウェン（１） ｖｓ ジョニー・クレイトン（１７）
（〇/●〇〇）
（D) ギャリー・アンダーソン（４） ｖｓ イアン・ホワイト（１２）
（〇/ー）
１１月１２日（月）夕刻セッション
＜グループステージ第５＆６試合＞
グループ（E)～（H)
１１月１３日（火）夕刻セッション
＜グループステージ第５＆６試合＞
グループ（A)～（D)
１１月１４日（水）夕刻セッション
二回戦 ｘ ４試合
１１月１５日（木）夕刻セッション
二回戦 ｘ ４試合
１１月１６日（金）夕刻セッション
準々決勝 ｘ ２試合
１１月１７日（土）夕刻セッション
準々決勝 ｘ ２試合
１１月１８日（日）午後セッション
準決勝
１１月１８日（日）夕刻セッション
決勝
フォーマット：
グループステージ＝ベストオブ９レッグズ
二回戦＝ベストオブ１９レッグズ
準々決勝＝ベストオブ３１レッグズ
準決勝＝ベストオブ３１レッグズ
決勝＝ベストオブ３１レッグズ
賞金：
優勝＝１１０，０００ポンド
準優勝＝５５，０００ポンド
ベスト４＝２８，５００ポンド
ベスト８＝１６，０００ポンド
ベスト１６＝１０，０００ポンド
グループトップボーナス＝２，５００ポンド
グループ３位＝５，０００ポンド
グループ４位＝３，０００ポンド
総額＝４５０，０００ポンド
９ダーツ＝２５，０００ポンド
