<メジャー>グランドスラムオブダーツ第7日
老獪ウィットロック、マッチョマンの体力に敗れた?
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ガーウィン・プライスとメンサー・スルホビックが金曜、ウォルバーハンプトンで劇的な勝利をあげ、bwinグランドスラムオブダーツ準決勝で対決する。
この450,000ポンドのイベント第7日目はアルダーズリーレジャービレッジで準々決勝の最初の2試合が行われ、勝者が日曜最終日に進出した。
インターナショナルダーツオープンチャンピオンのプライスはグループFの再現となるサイモン・ウィットロックと対戦、劇的な16-15で勝利し初めての準決勝進出となった。
ヨーロピアンチャンピオンシップ準優勝のウィットロックは3度目となるグランドスラム準々決勝で素晴らしい146チェックアウトでスタート、7-3とリードした。
このオーストラリア人は12個の180得点を出していたが、プライスも強烈に反撃し10-10とレベルへ戻し緊張状態を高めた。
両者は明暗を分けず13-13とし、ウィットロックは2レッグで3つの180得点から15-13と勝利まであと1レッグとすると、ウェールズ人のプライスは残り2レッグでウィットロックの4本のマッチとなるダブルミスを突いた。
プライスも164チェックアウトのインブルをミス、しかしウィットロックも5本目のマッチとなるダブルをミスするとプライスはきっちり1本目で12ダブルを決めベスト4進出となった。
プライスは次にスルホビックと対戦する。スルホビックも水曜に9ダーツを達成したヒーロー、ディミトリ・バン・デン・バーグに強すぎるところを見せ16-9で勝利し準決勝進出を決めた。
5月のジャーマンダーツマスターズ決勝の再現となったこの試合、スルホビックは試合全般でリード、このベルギーの若手に付け入る隙を与えなかった。
スルホビックは167チェックアウトで2-0リードとし、直ちに8-3リードと主導権を握った。ここでバン・デン・バーグも意地を見せ12-8と詰め寄った。
しかし、このワールドユースチャンピオンはここまでで、スルホビックが続く4レッグのうち3レッグを制しベスト4入りとなった。
「グループステージを抜け出せるかどうかがとても心配だった。だから準決勝へ行けるなんてびっくりだ。」とスルホビック。
「ディミトリには思いっきり行くしかなかった。彼は素晴らしいプレーヤーだ。サポートしてくれる観客にはいつも感謝しかない。彼等は偉大だ。」
ノックアウトステージは土曜も開催、残りの準々決勝2試合が開催され現チャンピオン、マイケル・バン・ガーウェンがジョニー・クレイトンと、ギャリー・アンダーソンがドイツ人のBDO代表、マイケル・ウンターブシュナーと対戦する。
このトーナメントはスカイスポーツとPDC全世界放映網でライブ放映される。
2018年bwinグランドスラムオブダーツ
ウォルバーハンプトン、アルダーズリーレジャービレッジ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
(勝敗表は2017年/2018年)
11月16日(金)夕刻セッション
<準々決勝1/2結果>
メンサー・スルホビック(7)<98.58> 16-9 ディミトリ・バン・デン・バーグ(37)<94.28>
ガーウィン・プライス(11)<95.86> 16-15 サイモン・ウィットロック(8)<95.03>
11月17日(土)夕刻セッション
<準々決勝2/2組合せ>
マイケル・ウンターブシュナー(BDO) vs ギャリー・アンダーソン(4)
(-/ー)
ジョニー・クレイトン(17) vs マイケル・バン・ガーウェン(1)
(●/〇●●〇)
11月18日(日)午後セッション
<準決勝組合せ>
ガーウィン・プライス(11) vs メンサー・スルホビック(7)
クレイトン/バン・ガーウェン vs ウンターブシュナー/アンダーソン
11月18日(日)夕刻セッション
決勝
フォーマット:
グループステージ=ベストオブ9レッグズ
二回戦=ベストオブ19レッグズ
準々決勝=ベストオブ31レッグズ
準決勝=ベストオブ31レッグズ
決勝=ベストオブ31レッグズ
賞金:
優勝=110,000ポンド
準優勝=55,000ポンド
ベスト4=28,500ポンド
ベスト8=16,000ポンド
ベスト16=10,000ポンド
グループトップボーナス=2,500ポンド
グループ3位=5,000ポンド
グループ4位=3,000ポンド
総額=450,000ポンド
9ダーツ=25,000ポンド