<メジャー>グランドスラムオブダーツ最終日
3日連続25レッグズ以上の死闘は精神的肉体的一大スポーツだ!
https://www.pdc.tv/news/2018/…
2018年bwinグランドスラムオブダーツ
ウォルバーハンプトン、アルダーズリーレジャービレッジ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
11月18日(日)午後セッション
<準決勝結果>
ガーウィン・プライス(11)<97.06> 16-12 メンサー・スルホビック(7)<98.08>
ギャリー・アンダーソン(4)<102.97> 16-12 マイケル・バン・ガーウェン(1) vs <99.05>
11月18日(日)夕刻セッション
<決勝結果>
ガーウィン・プライス(11)<96.7> 16-13 ギャリー・アンダーソン(4)<97.25>
フォーマット:
グループステージ=ベストオブ9レッグズ
二回戦=ベストオブ19レッグズ
準々決勝=ベストオブ31レッグズ
準決勝=ベストオブ31レッグズ
決勝=ベストオブ31レッグズ
賞金:
優勝=110,000ポンド
準優勝=55,000ポンド
ベスト4=28,500ポンド
ベスト8=16,000ポンド
ベスト16=10,000ポンド
グループトップボーナス=2,500ポンド
グループ3位=5,000ポンド
グループ4位=3,000ポンド
総額=450,000ポンド
9ダーツ=25,000ポンド
ガーウィン・プライスが日曜夜、ギャリー・アンダーソンを16-13で下しbwinグランドスラムオブダーツで素晴らしい躍進を見せて初のテレビ放映タイトルを獲得した。
このウェールズのエースはサイモン・ウィットロック、メンサー・スルホビックに反撃で勝利し、ウォルバーハンプトンでの決勝へ到達した。
彼はアンダーソンに対しても4-7、8-11と2度に渡り追いかける立場だったが反撃で初のエリック・ブリストゥ杯と110,000ポンドの優勝賞金を獲得した。
プライスはオープニングレッグを120チェックアウトでスタート、これに対しアンダーソンが3レッグを爆発的に取り4-2リードとするとウェールズ人も137チェックアウトで返した。
しかしアンダーソンはリードを7-4と伸ばした。ここで相手は4レッグを連取8-7リードとする。
世界No.4はさらにギアアップし20ダブルで追いつき、インブルでの72フィニッシュ、84フィニッシュ、144チェックアウトで4レッグを連取、改めて11-8とリードした。
プライスは70フィニッシュ、78フィニッシュと返し130チェックアウトで12-11と差は僅少となった。
アンダーソンは10ダブルで13-11としたが、プライスは再び4レッグ連取でひっくり返し、最後は20ダブルをあがって勝利した。
プライスはグループ優勝ボーナスの2,500ポンドも獲得、初めて大舞台での栄冠を手にしてUKオープン、ワールドカップオブダーツ決勝の敗退を帳消しにした。
「優勝できて少しワクワクしている。」とプライス。「決勝では良かったり悪かったりだったけどくっついていけばチャンスはあると思っていた。そのチャンスをものにした。」
「今週初はとても自信があったし決勝まで行けるチャンスはあると思った。でも決勝ではいつもギャリーの後ろにいた。」
「彼は本来の調子ではなかった。彼の本来ならもっと確実だった。少し頑張れば彼を倒すことが出来ると感じた。」
「彼は僕のプレースタイルが嫌いだと知っていた。僕の試合は僕のものだ。彼は彼自身の試合に集中するだけだ。僕は勝ったし気分は最高だ。」
プライスはPDC賞金ランキングで6位に上昇、「僕はエリック・ブリストゥ杯を最初に獲得したプレーヤーだ。これの意味は凄く大きい。誰も奪う事の出来ない唯一のものだ。」
プライスは以前ラグビーユニオンでプレーしており、2014年にQスクールでPDCツアーカードを獲得しダーツに専念する前、ラグビーリーグからの離脱を惜しんだ。
「僕はステージ上で世界のトッププレーヤーと対戦するのが大好きだ。」「ラグビーをしていた時からまだ数年しか経っておらず、こんな大きなタイトルを獲得できた意味は僕にとってとても大きい。」
「18か月前、トップ4やトップ8など考えもしなかった。でも今僕はこれらのトーナメントにも勝てるようになった。」
アンダーソンは敗退でまたもやグランドスラムタイトル獲得はならなかった。以前は2011年決勝でフィル・テーラーに敗れていた。
彼は午後セッションの準決勝でバン・ガーウェンのチャンピオンとしての君臨を16-12の衝撃的な勝利で食い止めていた。彼は5個の100越えフィニッシュで世界No.1を倒した。