<メジャー>プレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズ最終日
死んだふりのガーニー、MVGのペース乱して優勝
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ダリル・ガーニーが日曜、マインヘッドで開催されたLadbrokesプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズ決勝でマイケル・バン・ガーウェンに劇的な11-9で勝利、2018年のタイトルを獲得した。
この460,000ポンドトーナメントは信じられない結末となり、ガーニーが8-9ダウンから信じられない反撃で終盤3レッグを連取、自身の経歴で最大に匹敵する勝利をあげた。
感傷的になったガーニーに嬉し涙がにじんだが、最後はインブルでの85チェックアウトを決め、バン・ガーウェンのこのイベント4年連続優勝を食い止め100,000ポンドの優勝賞金を獲得した。
「この勝利、天にも昇る気持ちだ。僕には大き過ぎる。」と元ワールドグランプリチャンピオンのガーニー。
「僕の経歴の中で一番のインブルだった。最終レッグまでは絶対行かないでおこうと決めていた。インブルが入って安心した。」
「調子は凄く良かった。練習では狙ったところは全て入っていたしぐだぐだしたスタートの後、投げ方を真っすぐにし、あそこから自信が出て来た。」
「このトーナメントの優勝は信じられない感覚になり、この瞬間を楽しみたい。」
決勝の緊張したオープニングから12レッグまでは先攻がキープ、ここでバン・ガーウェンが88をあがり最初のブレークしたが、ガーニーが直ちにブレークバックした。
世界No.1のバン・ガーウェンは再びブレークで9-8リードとすると、ガーニーは時間をかけてダーツに神経を集中、88を2本であがり再び9-9とした。
ガーニーは残り32をあがってキープしタイトルまであと1レッグとし、最後は残り85をインブルであがってこの世界No.5は衝撃的な優勝を果たした。
バン・ガーウェンとしては15試合ぶりのテレビ放映決勝での敗退となったが、このオランダ人は相手の好成績を絶賛していた。
「僕はいい試合をしていたと思う。」とバン・ガーウェン、彼は準決勝ではギャリー・アンダーソンにグランドスラムでの敗北のリベンジを果たしていた。
「正直、僕は自滅しダリルが僕のミスを突いていた。僕のパーフォーマンスが100%じゃなかったからね。」
バトリンズマインヘッドリゾートでの劇的な一日にガーニーはクリス・ドービー、ダニー・ノッパートを下し3度目となるテレビ放映トーナメントの決勝へ進出した。
バン・ガーウェンとアンダーソンは大接戦の準決勝を演じていた。一方ステファン・バンティング、ジョニー・クレイトン、この日25歳の誕生日だったスティーブ・レノンはドービーと共にベスト8で敗退していた。
ベルギーのディミトリ・バン・デン・バーグもマインヘッドステージでPDC Unicornワールドユースチャンピオンシップ決勝を行いマーティン・シンドラーに6-3で勝利しタイトルを獲得した。
これにより注目はWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップへ移る。このトーナメントは12月13日よりロンドン、アレキサンドラパレスで開幕する。
2018年プレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズ
バトリンズ、マインヘッドリゾート
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
11月25日(日)午後セッション
<準々決勝結果>ベスト8
ダリル・ガーニー(5)<103.91> 10-2 クリス・ドービー(38)<94.43>
ダニー・ノッパート(57)<95.06> 10-7 ステファン・バンティング(19)<100.18>
ギャリー・アンダーソン(4)<110.02> 10-4 ジョニー・クレイトン(17)<95.14>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<101.09> 10-3 スティーブ・レノン(39)<94.92>
11月25日(日)夕刻セッション
<準決勝結果>
ダリル・ガーニー(5)<98.15> 11-3 ダニー・ノッパート(57)<94.1>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<102.62> 11-9 ギャリー・アンダーソン(4)<103.03>
<ワールドユースチャンピオンシップ決勝組合せ>
ディミトリ・バン・デン・バーグ<100.44> 6-3 マーティン・シンドラー<91.6>
<決勝結果>
ダリル・ガーニー(5)<95.61> 11-9 マイケル・バン・ガーウェン(1)<100.2>
賞金:
優勝=100,000ポンド
準優勝=40,000ポンド
ベスト4=23,000ポンド
ベスト8=12,500ポンド
二回戦敗退=8,000ポンド
ベスト32敗退=5,000ポンド
一回戦敗退=2,500ポンド
9ダーツ達成=5,000ポンド