<メジャー>ワールドチャンピオンシッププレビュー
ダーツ界最大のイベント、いよいよ今日開幕
https://www.pdc.tv/news/2018/…
ダーツ界歴代最大となるイベントが木曜に始まり、ロブ・クロスがアレキサンドラパレスへ出場、William Hillワールドダーツチャンピオンシップタイトル防衛に向け発進する。
28か国から96プレーヤーがクリスマスと新年にかけ戦いを繰り広げ、記録的な250万ポンドの賞金を目指す。試合の模様は独占的にスカイスポーツのダーツチャンネルでライブ放映される。
クロスは12か月前の決勝でフィル・テーラーを下し名を馳せたが、今年はオープニングの組合せでワールドマッチプレーベスト4のジェフリー・デ・ズワーンかインド予選通過者のニッティン・クマーのいずれか勝者と対戦、昨年の信じられない大進撃を繰り返そうとしている。
「もの凄く練習してきた。準備は万端で出場が待ち遠しい。」とクロス。スポンサーのWilliam Hillでの2年連続優勝のオッズは22/1だ。
「世界で最大のトーナメントなので準備をしっかりしてきた。」
「初戦は少し硬くなるだろうけど、去年も一緒だ、その後良くなってくる。アレキサンドラパレスへ戻ってきて僕のベストが出せると思う。」
「去年は完全に別格だった。プレッシャーが何もなかったからね。でも今年もとても楽しみだ。このフォーマットが大好きだ。」
現レイクサイドレディスチャンピオンのアシュトンはもう一つのオープニングの夜の目玉だが、アレキサンドラパレスのデビュー戦でオランダのイアン・デッカーと対戦する。
「この経験を楽しみたい。初日の夜にプレーできるなんて素晴らしい、真っすぐ飛び込んでいくわ。」とアシュトン。
「私の凄いサポーターと試合に出場する尊敬する沢山の人達が私のことをとても良く言ってくれているけど、そこからちょっとプレッシャーを感じてしまっている。」
「でも緊張感を推進力に変えてアドレナリンも私の試合にいい影響をくれるだろう。レディスの名誉に賭けて頑張るわ。」
木曜のオープニングの夜にはドイツのマーティン・シンドラーとニュージーランドのコーディ・ハリス戦もある。このうちの勝者は金曜午後に昨年ベスト4のジェイミー・ルイスと対戦する。
2度のワールドチャンピオン、ギャリー・アンダーソンは第2日目のヘッドラインを飾り、ポール・ニコルソンかケビン・バーネスのいずれか勝者と対戦する。世界No.1のマイケル・バン・ガーウェンは12月15日(土)に出場、アラン・タバーンかレイモンド・スミスのいずれか勝者と対戦する。
「ワールドチャンピオンシップに優勝したら痺れてしまうね。一年間このために懸命に練習してきたし完成形に近づき素晴らしい感触だ。」と2度のワールドチャンピオンのバン・ガーウェン。
「2回優勝しているけどもっと優勝したいしそのためには準備を確認しなければいけない。僕はダントツの一番人気なのは承知してるしプレッシャーにもなっている。だからいいところを見せないとね。」
「対戦相手は他のプレーヤーに対するより僕に対してずっといいプレーをしてくる。たぶんプレッシャーを感じないからだろう。だから僕もいいプレーをしなければいけないし、準備万端か確認する。」
元ワールドチャンピオンシップ準優勝のピーター・ライト、デーブ・チズナル、伝説のポール・リムは12月16日(日)に出場するスター達だ。
5度のワールドチャンピオン、レイモンド・バン・バーナベルトは来年末の引退で残り2度のアリパリへの挑戦となる。彼は12月17日(月)にマシュー・エドガーかダリウス・ラバノースカスのいずれか勝者と対戦する。
二回戦は12月21日(金)に完了、三回戦はクリスマス休暇をはさんで行われ四回戦は12月27日~28日に、準々決勝は2セッションに分け12月29日に行われる。
準決勝は12月30日(日)に、決勝は1月1日(火)に行われ、2019年のダーツ界最初のワールドチャンピオンがシド・ワデル杯を掲げることになる。
William Hillワールドダーツチャンピオンシップは12月13日~1月1日までスカイスポーツ、ダーツチャンネルで独占的にライブ放映され、全世界へもPDCの国際放映網を通じて配信される。
William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング、予選通過先)
12月13日(木)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間14日04:00)
<一回戦組合せ>
ジェフリー・デ・ズワーン(44)(プロツアー4) vs ニッティン・クマー(インド)
マーティン・シンドラー(46)(プロツアー7) vs コーディ・ハリス(146)(チャレンジツアー)
イアン・デッカー(43)(プロツアー15) vs リサ・アシュトン(英国女性枠)
<二回戦組合せ>
ロブ・クロス(2) vs デ・ズワーン/クマー
12月14日(金)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間14日21:30)
<一回戦組合せ>
マイケル・バーナード(80)(プロツアー21) vs ホセ・デ・ソーサ(南西欧州)
アラン・タバーン(91)(プロツアー28) vs レイモンド・スミス(豪州)
ポール・ニコルソン(64)(プロツアー23) vs ケビン・バーネス(144)(アイルランドマッチプレー優勝)
<二回戦組合せ>
ジェイミー・ルイス(28) vs シンドラー/ハリス
12月14日(金)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間15日04:00)
<一回戦組合せ>
ダニー・ノッパート(47)(プロツアー1) vs ロイデン・ラム(176)(PDCアジア)
サイモン・スティーブンソン(84)(プロツアー24) vs テッド・エベッツ(117)(デベロプメント優勝)
クリス・ドービー(36)(プロツアー6) vs ボリス・コルツォフ(160)(ロシア)
<二回戦組合せ>
ギャリー・アンダーソン(4) vs ニコルソン/バーネス
12月15日(土)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間15日21:30)
<一回戦組合せ>
リチャード・ノース(39)(プロツアー11) vs ロバート・マリアノビック(95)(独)
ミッキー・マンセル(63)(プロツアー13) vs ジム・ロング(CDCカナダ)
ジョシュ・ペイン(53)(プロツアー8) vs ジェフ・スミス(205)(北アメリカ)
<二回戦組合せ>
マックス・ホップ(32) vs ノッパート/ラム
12月15日(土)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間16日04:00)
<一回戦組合せ>
トニー・アルシナス(55)(プロツアー22) vs クレイグ・ロス(ニュージーランド)
ライアン・サール(61)(プロツアー31) vs ステファン・バートン(80)(PDC予選)
キーガン・ブラウン(40)(プロツアー12) vs カレル・セドラセク(176)(東欧州)
<二回戦組合せ>
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs タバーン/スミス
12月16日(日)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間16日21:30)
<一回戦組合せ>
ガブリエル・クレメンズ(66)(プロツアー9) vs エイデン・カーク(103)(PDC予選)
ウィリアム・オコーナー(50)(プロツアー19) vs ヨーディ・メーウビッセ(129)(西欧州)
ブレンダン・ドラン(45)(プロツアー18) vs ヤン・ジン・リュー(中国)
<二回戦組合せ>
デーブ・チズナル(12) vs ペイン/スミス
12月16日(日)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間17日04:00)
<一回戦組合せ>
ルーク・ハンフリーズ(90)(プロツアー25) vs アダム・ハント(98)(PDC予選)
マシュー・エドガー(86)(プロツアー32) vs ダリウス・ラバノースカス(108)(ノルディック)
ロス・スミス(92)(プロツアー30) vs ポール・リム(PDCアジア)
<二回戦組合せ>
ピーター・ライト(3) vs アルシナス/ロス
12月17日(月)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間18日04:00)
<一回戦組合せ>
ビンセント・バン・デ・ブート(37)(プロツアー20) vs ローレンス・イラガン(PDCアジア)
ウェイン・ジョーンズ(93)(プロツアー29) vs デボン・ピーターセン(70)(南ア)
ライアン・ジョイス(74)(プロツアー10) vs アナスタシア・ドブロミスロバ(世界女性枠)
<二回戦組合せ>
レイモンド・バン・バーナベルト(17) vs エドガー/ラバノースカス
12月18日(火)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間18日21:30)
<一回戦組合せ>
ロバート・ソーントン(33)(プロツアー14) vs ダニエル・ラーソン(151)(ノルディック)
リッキー・エバンス(42)(プロツアー3) vs ジョン・ロドリゲス(67)(南東欧州)
クリストフ・ラタイスキー(54)(プロツアー2) vs 浅田斉吾(日)
<二回戦組合せ>
ダレン・ウェブスター(13) vs バン・デ・ブート/イラガン
12月18日(火)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間19日04:00)
<一回戦組合せ>
スティーブ・レノン(38)(プロツアー5) vs ジェームス・ベイリー(オセアニア)
ロン・ミューレンカンプ(49)(プロツアー17) vs ディオゴ・ポルテラ(141)(南アメリカ)
ディミトリ・バン・デン・バーグ(35)(プロツアー27) vs チャック・プレオ(CDC米国)
<二回戦組合せ>
ダリル・ガーニー(5) vs スミス/リム
12月19日(水)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間19日21:30)
<一回戦組合せ>
ナーザン・アスピナル(73)(プロツアー16) vs ガート・ネンテス(167)(デベロプメント2位)
ジェフリー・デ・グラーフ(61)(プロツアー26) vs ノエル・マリクデム(PDCアジア)
<二回戦組合せ>
ジョー・カレン(14) vs ドラン/リュー
キム・ハイブレクト(21) vs ソーントン/ラーソン
12月19日(水)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間20日04:00)
<二回戦組合せ>
ジェームス・ウィルソン(26) vs オコーナー/メーウビッセ
サイモン・ウィットロック(8) vs ジョイス/ドブロミスロバ
マイケル・スミス(10) vs ミューレンカンプ/ポルテラ
ジェームス・ウェード(9) vs ラタイスキー/浅田
12月20日(木)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間20日21:30)
<二回戦組合せ>
ジャーメイン・ワッティメナ(29) vs バーナード/デ・ソーサ
アラン・ノリス(25) vs レノン/ベイリー
ステファン・バンティング(18) vs ハンフリーズ/ハント
スティーブ・ビートン(20) vs クリス・ドービー/コルツォフ
12月20日(木)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間21日04:00)
<二回戦組合せ>
クリスト・レイズ(31) vs エバンス/ロドリゲス
マービン・キング(19) vs デッカー/アシュトン
エイドリアン・ルイス(16) vs スティーブンソン/エベッツ
メンサー・スルホビック(7) vs サール/バートン
12月21日(金)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間21日21:30)
<二回戦組合せ>
ベニト・バン・デ・パス(30) vs マンセル/ロング
ジョン・ヘンダーソン(23) vs クレメンズ/カーク
スティーブ・ウェスト(22) vs ノース/マリアノビック
カイル・アンダーソン(27) vs デ・グラーフ/マリクデム
12月21日(金)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間22日04:00)
<二回戦組合せ>
イアン・ホワイト(11) vs ジョーンズ/ピーターセン
イェル・クラーセン(24) vs ブラウン/セドラセク
ガーウィン・プライス(6) vs アスピナル/ネンテス
ジョニー・クレイトン(15) vs バン・デン・バーグ/プレオ
フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
二回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
三回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
四回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
準々決勝=ベストオブ9セット(5セット先取)
準決勝=ベストオブ11セット(6セット先取)
決勝=ベストオブ13セット(7セット先取)
※二回戦以降はタイブレーク適用、最終レッグは2レッグ差とする。
最終レッグの第11レッグはサドンデス。
賞金:
優勝=500,000ポンド(7,250万円)
準優勝=200,000ポンド(2,900万円)
ベスト4=100,000ポンド(1,450万円)
ベスト8=50,000ポンド(725万円)
四回戦敗退=35,000ポンド(507万円)
三回戦敗退=25,000ポンド(362万円)
二回戦敗退=15,000ポンド(217万円)
一回戦敗退=7,500ポンド(108万円)