<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第1日(一回戦、二回戦)
あわやのクロス、リサ・アシュトンは善戦
https://www.pdc.tv/news/2018/…
William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング、予選通過先)
12月13日(木)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間14日04:00)
<一回戦結果>
ジェフリー・デ・ズワーン(44)<91.18> 3-0 ニッティン・クマー(インド)<77.75>
コーディ・ハリス(146)<88.66> 3-2 マーティン・シンドラー(46)<85.18>
イアン・デッカー(43)<88.95> 3-1 リサ・アシュトン(英国女性枠)<88.56>
<二回戦結果>
ロブ・クロス(2)<102.93> 3-1 ジェフリー・デ・ズワーン(44)<106.09>
12月14日(金)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間14日21:30)
<一回戦組合せ>
マイケル・バーナード(80)(プロツアー21) vs ホセ・デ・ソーサ(南西欧州)
アラン・タバーン(91)(プロツアー28) vs レイモンド・スミス(豪州)
ポール・ニコルソン(64)(プロツアー23) vs ケビン・バーネス(144)(アイルランドマッチプレー優勝)
<二回戦組合せ>
ジェイミー・ルイス(28) vs コーディ・ハリス(146)
12月14日(金)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間15日04:00)
<一回戦組合せ>
ダニー・ノッパート(47)(プロツアー1) vs ロイデン・ラム(176)(PDCアジア)
サイモン・スティーブンソン(84)(プロツアー24) vs テッド・エベッツ(117)(デベロプメント優勝)
クリス・ドービー(36)(プロツアー6) vs ボリス・コルツォフ(160)(ロシア)
<二回戦組合せ>
ギャリー・アンダーソン(4) vs ニコルソン/バーネス
フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
二回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
三回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
四回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
準々決勝=ベストオブ9セット(5セット先取)
準決勝=ベストオブ11セット(6セット先取)
決勝=ベストオブ13セット(7セット先取)
※二回戦以降はタイブレーク適用、最終レッグは2レッグ差とする。
最終レッグの第11レッグはサドンデス。
賞金:
優勝=500,000ポンド(7,250万円)
準優勝=200,000ポンド(2,900万円)
ベスト4=100,000ポンド(1,450万円)
ベスト8=50,000ポンド(725万円)
四回戦敗退=35,000ポンド(507万円)
三回戦敗退=25,000ポンド(362万円)
二回戦敗退=15,000ポンド(217万円)
一回戦敗退=7,500ポンド(108万円)
2018/19William Hillワールドダーツチャンピオンシップがこの木曜、ロンドン、アレキサンドラパレスで開幕、現チャンピオンのロブ・クロスがジェフリー・デ・ズワーンと素晴らしい試合を勝ち抜きタイトル防衛に向けてスタートした。
この250万ポンドのイベント第1日は世界No.2のクロスが三回戦進出を決め、イアン・デッカーとコーディ・ハリスも二回戦進出を決めた。
クロスはこのトーナメント歴代2位の高アベレージ敗退となったアベレージ106.09を退け、この若手オランダ人を3-1で下した。ズワーンは第1セットを3レッグであっさりと奪取していた。
クロスもアベレージは102.93に達し大事なセットマッチを96フィニッシュ、121チェックアウトでリード、そのまま第3セットも奪い3-1で勝利。
「フィニッシュが助けてくれた。」とクロス、彼はこの1月にデビュー戦でシドワデル杯を手に入れていた。
「メディアでは僕はいろいろ言われていたけど素晴らしいジェフリーとの試合を勝ち、一つの区切りをつけられた。」
「彼も世界の一流プレーヤーの一人だけどそれに向かって僕が試合で見せた気骨はお金で買えるものじゃない。」
「ここで誰かが僕を倒すようならその人は本当にいいプレーをしていたことになる。なぜなら僕はどんどん良くなるだろうし、再び優勝するものと思っているからね。」
ワールドマッチプレーベスト4のデ・ズワーンはトーナメントの第1試合でインドの予選通過者、ニッティン・クマーをストレートで下していた。
デッカーは反撃でリサ・アシュトンに勝利、アシュトンは42本で序盤の3レッグを取って第1セットを奪っていた。
このレイクサイドウーマンチャンピオンは第2セットも2セットダウンから反撃し最終レッグへなだれ込んだが、デッカーがこの転換点となるレッグを奪い、結局3-1で試合を終えた。
「本当に一生懸命にならざるを得なかった。」とデッカー。
「リサは第1セットが凄く良かったけど第2セットを貰ってから僕はいい感じになった。とにかく一回戦を抜けられて本当に良かった。」
「この試合メディアもものすごく注目していたし、だから難しかった。試合が終わってほっとした。」
デッカーは来週木曜の二回戦でマービン・キングと対戦する。
アシュトンは第1セットでのアベレージが107に達し、「いい感じだったけどへばってしまった。自分の試合には満足だったけどもっとチャンスをものにすべきだった。レディスの意地は見せられたと思う。」
ニュージーランドのコーディ・ハリスはマーティン・シンドラーとの最終5セットまでの激闘を征し二回戦進出を決めた。
今年早々に英国へ移住しているハリスは最終セットを85フィニッシュ、104チェックアウトで3-1で奪って勝利した。
「勝てて本当に嬉しい。」と33歳のハリス。彼は2018年のPDC Unicornチャレンジツアー優勝者だ。
「僕は夢を追いかけてここにたどり着いた。僕のパートナーも子供たちもニュージーランドに残しており、この勝利は全て家族に捧げたい。」
「どんなことでも達成は可能だ。まずは夢を持ちそれを達成するだけだ。去年はロブ・クロスがそれを見せてくれた。」
ハリスは金曜の午後セッションの二回戦でジェイミー・ルイスと対戦する。ルイスは12か月前のアレキサンドラパレスでベスト4入りしていた。
このトーナメントはスカイスポーツ、ダーツチャンネルで独占放送され、PDCの国際放送網で全世界へ放映される。