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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第4日(一回戦、二回戦)

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2018.12.17 Mon.

今日、イラガンとアナスタシアが出場

https://www.pdc.tv/news/2018/…

William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング、予選通過先)

12月16日(日)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間16日21:30)
<一回戦結果>
ガブリエル・クレメンズ(66)<83.27> 3-0 エイデン・カーク(103)<80.31>(PDC予選)
ウィリアム・オコーナー(50)<87.12> 3-0 ヨーディ・メーウビッセ(129)<84.3>(西欧州)
ブレンダン・ドラン(45)<86.63> 3-0 ヤン・ジン・リュー<78.45>(中国)

<二回戦結果>
デーブ・チズナル(12)<95.58> 3-2 ジョシュ・ペイン(53)<98.49>

12月16日(日)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間17日04:00)
<一回戦結果>
ルーク・ハンフリーズ(90)<97.58> 3-0 アダム・ハント(98)<81.4>(PDC予選)
ダリウス・ラバノースカス(108)<93.57>(ノルディック) 3-1 マシュー・エドガー(86)<83.41>
ロス・スミス(92)<91.89> 3-1 ポール・リム<91.28>(PDCアジア)

<二回戦結果>
トニー・アルシナス(55)<93.12> 3-1 ピーター・ライト(3)<94.7>

12月17日(月)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間18日04:00)
<一回戦組合せ>
ビンセント・バン・デ・ブート(37)(プロツアー20) vs ローレンス・イラガン(PDCアジア)
ウェイン・ジョーンズ(93)(プロツアー29) vs デボン・ピーターセン(70)(南ア)
ライアン・ジョイス(74)(プロツアー10) vs アナスタシア・ドブロミスロバ(世界女性枠)

<二回戦組合せ>
レイモンド・バン・バーナベルト(17) vs ダリウス・ラバノースカス(108)

フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
二回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
三回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
四回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
準々決勝=ベストオブ9セット(5セット先取)
準決勝=ベストオブ11セット(6セット先取)
決勝=ベストオブ13セット(7セット先取)
※二回戦以降はタイブレーク適用、最終レッグは2レッグ差とする。
  最終レッグの第11レッグはサドンデス。

賞金:
優勝=500,000ポンド(7,250万円)
準優勝=200,000ポンド(2,900万円)
ベスト4=100,000ポンド(1,450万円)
ベスト8=50,000ポンド(725万円)
四回戦敗退=35,000ポンド(507万円)
三回戦敗退=25,000ポンド(362万円)
二回戦敗退=15,000ポンド(217万円)
一回戦敗退=7,500ポンド(108万円)

トニー・アルシナスが日曜、ロンドンのアレキサンドラパレスでピーター・ライトを相手に素晴らしい3-1で勝利、この世界No.3のライトは早々にWilliam Hillワールドチャンピオンシップから崩れ去った。

このスペインのスターはフィニッシュの決まらない2014年準優勝のライトを追い込み、2年連続でこの250万ポンドイベントの三回戦へ進出した。

アルシナスは第1セットを2-0リードとしたがライトは素晴らしい167チェックアウトなどで最終レッグとなった。そこでライトは171得点から28を残して待つと、アルシナスは残る109をチェックアウトしてしまった。

アルシナスは第2セットも3-1で取ると、ようやくライトが足掛かりを見つけたかのように第3セットを3-0で奪い返した。しかしこのスペインのワールドカップのスターは第4セットの最終レッグを素晴らしい13ダーツで決め、今トーナメント最大の衝撃を完了した。

「本当にいいプレーが出来、とても嬉しい。」とアルシナス。自身の生涯でここまで7度の対戦を全敗してきたが初めてライトに勝利した。

「ピーターとはこれまで何度も戦ったけど勝てなかった。今日は彼のベストじゃなかったけどそれでも厳しい試合だった。優勝には僕はいいプレーをしなければいけない。」

「僕にとって特別な瞬間だ。ここからもっと上位へ行きたい。」

デーブ・チズナルは序盤、2セットのビハインドという大ピンチを生き残り反撃でジョブ・ペインに勝利、三回戦進を決めた。

ペインは2018年PDCプロツアーで優勝しており、スタートから2セットを1レッグも落とさず、アベレージも110に到達する勢いでほぼ勝利を手中にしていた。

第3セットの最終レッグをチズナルは強いダーツでブレークし、第4セットを3-1で取って最終セットへもつれ込んだ。ここでペインがレベルへ戻すダブルをミスすると、チズナルが3-1で大反撃を完了した。

「セットが2-0となった時は負けたと思った。」とチズナル。

「ペインの好調は続かないだろうと思い込むしかなかった。長いフォーマットだと僕の方が有利だと感じていた。」

「実際そうなって次戦のより長いフォーマットでも自信がついた。」

ルーク・ハンフリーズはアダム・ハントに素晴らしい3-0で勝利、彼は第1セットの第1レッグを落としたのみで、9レッグ連取での勝利となった。

ニューベリーのエース、ハンフリーズは2年連続でPDC Unicornデベロプメントツアー賞金ランキングトップとなり、このワールドチャンピオンシップ初勝利に20分とかからなかった。

「第1セットはちょっとぐだぐだしたけどその後のプレーにはとても満足している。」とこの23歳、アベレージは97.58に達していた。

「今年は以前よりいいプレーヤーになった感じがする。デベロプメントツアーとチャレンジツアーがとても為になった。これらがなければ僕はここにいないし、こんなプレーも出来ていない。」

元ワールドグランプリ準優勝のブレンダン・ドランは中国のヤン・ジュン・リューに順当勝ちし二回戦へ進んだ。

ドランは序盤から2セットをリューに一度もダブルを打たせず奪うと、続いて141チェックアウトでこの北アイルランド人が7レッグを連取した。

「僕の経験値で通過できた。」とドラン。彼は11年連続のワールドチャンピオンシップ出場だ。

「彼にとっては全てが初のことだったし僕はスタートからダッシュして彼に付け入る隙を与えなかった。今年は凄く練習したし、序盤からその効果が表れていた。」

リューは1レッグだけ16ダブルを決めたが、ドランはその後2レッグを連取して軽く勝利を決めた。

デビュー戦のダリウス・ラバノースカスは第1セットこそ落としたものの反撃でマシュー・エドガーを破った。

ラバノースカスはワールドチャンピオンシップへ出場した初のリトアニア人で、第1セットでは15本のダブルをミス、第2セットを3-0で取ると、第3、第4セットも連取し二回戦進出を決めた。二回戦はレイモンド・バン・バーナベルトと対戦する。

ドイツのガブリエル・クレメンズはエイデン・カークにストレート勝ち、この日曜初めての勝者となった。

クレメンズは金曜の二回戦でスコットランドのエース、ジョン・ヘンダーソンと対戦する。

アイルランドのウィリアム・オコーナーはヨーディ・メーウビッセに3-0で勝利、初めてアリパリの二回戦進出を決めた。

オコーナーは相手オランダ人が素晴らしい133チェックアウトを見せたものの、第1セットを3-1で取り、第2セット、第3セットも最終レッグで抑えて二回戦進出、ジェームス・ウィルソンと対戦する。

ロス・スミスはこの日に初めて二回戦進出を決めた5人目となった。彼はベテランのスター、ポール・リムに3-1で勝利した。

トーナメントは木曜夕刻に継続、一回戦3試合、二回戦1試合が行われる。一回戦ではアナスタシア・ドブロミスロバがアリパリへ戻って来る。二回戦はバン・バーナベルトがラバノースカスと対戦する。

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