<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第6日(一回戦、二回戦)
浅田プロ、しっかりと勝ちを拾い大金星、日本中が歓喜
https://www.pdc.tv/news/2018/…
William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング、予選通過先)
12月18日(火)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間18日21:30)
<一回戦結果>
ダニエル・ラーソン(151)(ノルディック) 3-1 ロバート・ソーントン(33)
ジョン・ロドリゲス(67)<89.3>(南東欧州) 3-1 リッキー・エバンス(42)<90.74>
浅田斉吾(日)<90.64> 3-2 クリストフ・ラタイスキー(54)<90.2>
<二回戦結果>
ビンセント・バン・デ・ブート(37)<87.81> 3-0 ダレン・ウェブスター(13)<85.48>
12月18日(火)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間19日04:00)
<一回戦結果>
スティーブ・レノン(38)<87.22> 3-0 ジェームス・ベイリー<80.18>(オセアニア)
ロン・ミューレンカンプ(49)<93.56> 3-2 ディオゴ・ポルテラ(141)<92.12>(南アメリカ)
ディミトリ・バン・デン・バーグ(35)<85.25> 3-0 チャック・プレオ<83.34>(CDC米国)
<二回戦結果>
ダリル・ガーニー(5)<100.3> 3-0 ロス・スミス(92)<88.69>
12月19日(水)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間19日21:30)
<一回戦組合せ>
ナーザン・アスピナル(73)(プロツアー16) vs ガート・ネンテス(167)(デベロプメント2位)
ジェフリー・デ・グラーフ(61)(プロツアー26) vs ノエル・マリクデム(PDCアジア)
<二回戦組合せ>
ジョー・カレン(14) vs ブレンダン・ドラン(45)
キム・ハイブレクト(21) vs ダニエル・ラーソン(151)(ノルディック)
12月19日(水)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間20日04:00)
<二回戦組合せ>
ジェームス・ウィルソン(26) vs ウィリアム・オコーナー(50)
サイモン・ウィットロック(8) vs ライアン・ジョイス(74)
マイケル・スミス(10) vs ロン・ミューレンカンプ(49)
ジェームス・ウェード(9) vs 浅田斉吾(日)
フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
二回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
三回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
四回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
準々決勝=ベストオブ9セット(5セット先取)
準決勝=ベストオブ11セット(6セット先取)
決勝=ベストオブ13セット(7セット先取)
※二回戦以降はタイブレーク適用、最終レッグは2レッグ差とする。
最終レッグの第11レッグはサドンデス。
賞金:
優勝=500,000ポンド(7,250万円)
準優勝=200,000ポンド(2,900万円)
ベスト4=100,000ポンド(1,450万円)
ベスト8=50,000ポンド(725万円)
四回戦敗退=35,000ポンド(507万円)
三回戦敗退=25,000ポンド(362万円)
二回戦敗退=15,000ポンド(217万円)
一回戦敗退=7,500ポンド(108万円)
ダリル・ガーニーが火曜、ロンドンのアレキサンドラパレスでロス・スミスにストレート勝ちしWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップ三回戦へ楽々通過した。
ガーニーは先月プレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズで優勝しており、この日もアベレージは100越え、6個の180得点など素晴らしいディスプレーだった。
この第5シードは三回戦で昨年ベスト4入りしたジェイミールイスと対戦する。
いくつかの試合で2-0から敗退するプレーヤーを見て来たので僕はそうならないよう注意した。」とガーニー。彼は先月のマインヘッドで2017年のワールドグランプリに次ぐ自身2度目のテレビ放映タイトルを獲得していた。
「プレーヤーズチャンピオンシップでの優勝でもさらに自信をつけたけどそれは過去のことだし持ち越さないようにしている。」
「一度に一試合ずつこなすだけ。トーナメント優勝のことは考えない。ただ目前の試合に集中し次戦へ進出でき嬉しい。」
ビンセント・バンデ・ブートもダレン・ウェブスターをストレートセットで破りガーニーと並んでベスト32入りした。
バン・デ・ブートは月曜にローレンス・イラガンを下し、第13シードのウェブスターも倒した。ウェブスターはたった1レッグしか取ることができなかった。
「余りいいぷれーではなかったけど、ダレンよりは少し良かった。」とこのオランダ人。彼は誕生日を勝利で祝った。
「一番肝心なことはこの試合に勝つことだった。一回戦勝利の一日後に試合をするのは難しいことだし、だからパーフォーマンスには全くこだわらない。結果だけだ。」
「次の試合はもっといいプレーをしなければいけない。大事なことはその時そこに僕がいるかどうかだ。」
2年連続のPDC Unicornワールドユースチャンピオン、ディミトリ・バン・デン・バーグも3-0勝利で二回戦進出を決めた。
このベルギーのスターはアメリカ予選通過のチャック・プレオを下しウェールズのジョニー・クレイトンとの二回戦へ進んだ。
「心地いい結果だったけど、そんなに満足していない。」とバン・デン・バーグ。彼は12か月前、ワールドチャンピオンとなったロブ・クロスに大接戦の準々決勝で敗退していた。
「去年ロブに敗れてから、あのダブルが入っていたらなあと考えたこともあった。でも良いと素晴らしいの違いはたった2,3ミリの違いだけだ。」
「次の試合はもっといいプレーをしなければいけないけどとにかく今日は仕事が完了して嬉しい。」
有能なオランダ人、ロン・ミューレンカンプはブラジルのディオゴ・ポルテラに反撃の末勝利、二回戦進出を決めた。
ミューレンカンプはポルテラの素晴らしい序盤からの2セットリードを追いかける展開となった。このオランダ人の8個の180得点で試合の流れが変わり、ポルテラの夢は滑り落ちる結果となった。
日本の浅田斉吾もクリストフ・ラタイスキーに2セットダウンから反撃で勝利した。
ラタイスキーは2018年にPDCプロツアータイトルを3個も優勝しており、浅田が要となった第3セットを奪うまで余裕で二回戦進出かと思われた。
このアジアンツアーNo.2は続くセットも取り、最後のセットは素晴らしい11ダーツで締めくくった。
スティーブ・レノンは悠々とオーストラリアのジェームス・ベイリーに勝利した。ベイリーのワールドチャンピオンシップデビュー戦勝利はならなかった。
新進気鋭のアイルランドのエース、レノンは第1セットを3-1で取り、第2セットは最終レッグを奪い、第3セットは3-1で取ってアラン・ノリスとの二回戦へ進んだ。
オーストリアのジョン・ロドリゲスはリッキー・エバンスを下し4度目のアリパリ挑戦で初勝利を祝った。
この元PDC Unicornワールドユースチャンピオンシップ準優勝者はセットカウント3-1で二回戦進出、次にスペインのNo.1クリスト・レイズと対戦する。
ワールドグランプリとUKオープンの元チャンピオン、ロバート・ソーントンは一回戦でスウェーデンからのデビュー戦、ダニエル・ラーソンに敗れた。ラーソンはセットカウント3-1で勝利、次にキム・ハイブレクトと対戦する。
トーナメントは水曜も2セッションで開催、残る2つの一回戦と6個の二回戦が行われる。