<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第11日(三回戦)
24日~26日はクリスマス休暇
https://www.pdc.tv/news/2018/…
William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
12月23日(日)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間23日21:30)
<三回戦結果>(ベスト32)
クリス・ドービー(36)<97.87> 4-3 ビンセント・バン・デ・ブート(37)<93.43>
ブレンダン・ドラン(45)<95.73> 4-2 マービン・キング(19)<92.22>
ジェームス・ウェード(9)<94.71> 4-3 キーガン・ブラウン(40)<91.01>
12月23日(日)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間24日04:00)
<三回戦結果>(ベスト32)
エイドリアン・ルイス(16)<97.43> 4-0 ダリウス・ラバノースカス(108)<89.74>
ナーザン・アスピナル(73)<96.17> 4-1 カイル・アンダーソン(27)<98.52>
ロブ・クロス(2)<101.72> 4-0 クリスト・レイズ(31)<96.2>
12月27日(木)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間27日21:30)
<三回戦組合せ>(ベスト32)
デボン・ピーターセン(70) vs スティーブ・ウェスト(22)
ディミトリ・バン・デン・バーグ(35) vs ルーク・ハンフリーズ(90)
マイケル・スミス(10) vs ジョン・ヘンダーソン(23)
12月27日(木)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間28日04:00)
<三回戦組合せ>(ベスト32)
トニー・アルシナス(55) vs ベニト・バン・デ・パス(30)
<四回戦組合せ>(ベスト16)
ギャリー・アンダーソン(4) vs クリス・ドービー(36)
(2017年:〇〇〇〇2018年:〇)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs エイドリアン・ルイス(16)
(2017年:〇△●〇〇〇2018年:〇〇〇)
12月28日(金)午後セッション、ロンドン時間16:30
(日本時間29日01:30)
<四回戦組合せ>(ベスト16)
ライアン・ジョイス(74) vs ジェームス・ウェード(9)
(2017年:ー2018年:●●●)
ロブ・クロス(2) vs バン・デン・バーグ/ハンフリーズ
(対バンデンバーグ2017年:-2018年〇〇〇〇〇)
(対ハンフリーズ2017年:-2018年〇)
ナーザン・アスピナル(73) vs ピーターセン/ウェスト
(対ピーターセン2017年:-2018年〇)
(対ウェスト2017年:-2018年〇)
12月28日(金)夕刻セッション、ロンドン時間21:30
(日本時間29日06:30)
<四回戦組合せ>(ベスト16)
ジェイミー・ルイス(28) vs デーブ・チズナル(12)
(2017年:●2018年●)
ライアン・サール(61) vs スミス/ヘンダーソン
(対スミス2017年:●2018年ー)
(対ヘンダーソン2017年:ー2018年ー)
ブレンダン・ドラン(45) vs アルシナス/バン・デ・パス
(対アルシナス2017年:ー2018年ー)
(対バン・デ・パス2017年●:2018年ー)
フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
二回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
三回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
四回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
準々決勝=ベストオブ9セット(5セット先取)
準決勝=ベストオブ11セット(6セット先取)
決勝=ベストオブ13セット(7セット先取)
※二回戦以降はタイブレーク適用、最終レッグは2レッグ差とする。
最終レッグの第11レッグはサドンデス。
賞金:
優勝=500,000ポンド(7,250万円)
準優勝=200,000ポンド(2,900万円)
ベスト4=100,000ポンド(1,450万円)
ベスト8=50,000ポンド(725万円)
四回戦敗退=35,000ポンド(507万円)
三回戦敗退=25,000ポンド(362万円)
二回戦敗退=15,000ポンド(217万円)
一回戦敗退=7,500ポンド(108万円)
現William Hillワールドダーツチャンピオンのロブ・クロスが日曜、アレキサンドラパレスでクリスト・レイズをストレートセットで下し、素晴らしいタイトル防衛に向け進出を続けた。
クロスは2試合連続でアベレージが100を越え、クリスマス休暇前の開催最終日に納得の勝利をあげベスト16入りした。
クロスは第1セットを3-1で取り、第2セットも126チェックアウトをインブルで決め3-0としリードを2倍にした。
第3セットはレイズも11ダーツでレッグカウントを2-1リードとしたがクロスが巻き返し3-2で奪ってしまった。
第4セットではスペインのエースは9ダーツまで7本の完璧なショットを見せ第1レッグこそ取ったもののクロスが素晴らしい147チェックアウトで並び、最後はきれいに76フィニッシュして勝利を決めた。
「ステージ上でとてもいい気分だった。」とクロス。彼はトーナメントのオープニングの夜にジェフリー・デ・ズワーンを倒している。
「最初の試合から10日空いたのが助かった。とてもリラックスできたしこの試合の準備ができた。僕のパーフォーマンスが出来た。」
「いいスタートでこのまま行けば今年も最終試合(決勝)までのチャンスをつかめそうだ。」
2度のワールドチャンピオン、エイドリアン・ルイスもダウリス・ラバノースカスを下しベスト16で垂涎の組合せ、世界No.1のマイケル・バン・ガーウェンと対戦する。
ルイスはリトアニアのラバノースカスに4-0で勝利、要した時間はたった35分だった。ラバノースカスは前の二回戦でレイモンド・バン・バーナベルトを下していた。
「前の試合の後から具合が良くなかったので素早く勝ちたかった。」とルイス。彼は未だ3度目のワールドチャンピオンシップタイトルを追い求めている。
「数日ダーツを見ながらベッドにへばりついていた。休息をとってマイケルとの試合の準備をするつもりだ。」
「マイケルは前の試合で傷ついているように見えるし、彼との試合がとても楽しみだ。」
ジェームス・ウェードはキーガン・ブラウンへの劣勢を反撃しての勝利となった。
ウェードはセットカウント1-3ダウンから4-3で勝利、ブラウンは昨年の一回戦でウェードをノックアウトしていた。
ブラウンは序盤2セットの最終レッグを勝ったがウェードが劣勢を半減し、第4セットは1レッグも落とさず奪っていた。
3度ベスト4入りしているウェードは土壇場から反撃最後は101チェックアウトで3セットを連取しての素晴らしい勝利だった。
「びっくりするばかりだ。凄い幸せだ、サンタクローズがちょっと早く来てくれた。」とウェード、彼はクリスマス明けにライアン・ジョイスと対戦する。
「試合が終わった時感覚をなくしていた。どうやって反撃して勝ったのか判らない。」
「さあ楽しもうと思う。クリスマスには興奮する。息子が出来て初めてのクリスマスだしとても興奮し本当に幸せだ。」
ナーザン・アスピナルは夢のデビューを続けた。彼は危なげなくオーストラリアのカイル・アンダーソンを下しベスト16入りを果たした。
アスピナルは1月にQスクールでツアーカードを獲得し、2018年始めてのプロツアー優勝を果たしていたが、元オークランドダーツマスターズ優勝を相手に4個の100越えフィニッシュなどで4-1で勝利した。
「天にも昇る気持ちだ。」と27歳のアスピナル。彼は二回戦で第6シードのガーウィン・プライスも破っている。
「トップシードの何人かは僕達他のプレーヤーを過小評価しているのだろう。僕等は皆出来るし、誰が誰を倒しても全然おかしくない。」
「今夢の中に生きている。僕にとって人生を変えてくれるトーナメントになるだろう。」
ブレンダン・ドランはマービン・キングを4-2で破り初めてのベスト16入りを果たした。彼は2010年ワールドグランプリ準優勝以来の強さを回復したようだ。
クリス・ドービーはビンセント・バン・デ・ブートと高レベルの激戦の末4-3で退けた。この試合、2度のテレビ放映ベスト8入りのドービーは9個の180得点からベスト16入りを決めた。四回戦でこの28歳は師匠のギャリー・アンダーソンと対戦する。
アレキサンドラパレスの試合は12月27日から再開、残る三回戦4試合と四回戦(ベスト16)2試合が行われる。2度のワールドチャンピオン、アンダーソン、バン・ガーウェン、ルイスも出場する。