<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第12日(三回戦、四回戦)
大波乱の今大会、下位陣/ニューフェースが大躍進
William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
12月27日(木)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間27日21:30)
<三回戦結果>(ベスト32)
デボン・ピーターセン(70)<92.25> 4-2 スティーブ・ウェスト(22)<95.68>
ルーク・ハンフリーズ(90)<89.64> 4-1 ディミトリ・バン・デン・バーグ(35)<90.82>
マイケル・スミス(10)<100.47> 4-2 ジョン・ヘンダーソン(23)<94.65>
12月27日(木)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間28日04:00)
<三回戦結果>(ベスト32)
ベニト・バン・デ・パス(30)<85.61> 4-2 トニー・アルシナス(55)<84.53>
<四回戦結果>(ベスト16)
ギャリー・アンダーソン(4)<98.75> 4-3 クリス・ドービー(36)<100.83>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<108.08> 4-1 エイドリアン・ルイス(16)<101.16>
12月28日(金)午後セッション、ロンドン時間13:45
(日本時間29日22:45)
<四回戦組合せ>(ベスト16)
ナーザン・アスピナル(73) vs デボン・ピーターセン(70)
(2017年:-2018年〇)
ブレンダン・ドラン(45) vs ベニト・バン・デ・パス(30)
(2017年●:2018年ー)
ライアン・ジョイス(74) vs ジェームス・ウェード(9)
(2017年:ー2018年:●●●)
12月28日(金)夕刻セッション、ロンドン時間20:15
(日本時間29日05:15)
<四回戦組合せ>(ベスト16)
ライアン・サール(61) vs マイケル・スミス(10)
(2017年:●2018年:ー)
ジェイミー・ルイス(28) vs デーブ・チズナル(12)
(2017年:●2018年●)
ロブ・クロス(2) vs ルーク・ハンフリーズ(90)
(2017年:-2018年〇)
フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
二回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
三回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
四回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
準々決勝=ベストオブ9セット(5セット先取)
準決勝=ベストオブ11セット(6セット先取)
決勝=ベストオブ13セット(7セット先取)
※二回戦以降はタイブレーク適用、最終レッグは2レッグ差とする。
最終レッグの第11レッグはサドンデス。
賞金:
優勝=500,000ポンド(7,250万円)
準優勝=200,000ポンド(2,900万円)
ベスト4=100,000ポンド(1,450万円)
ベスト8=50,000ポンド(725万円)
四回戦敗退=35,000ポンド(507万円)
三回戦敗退=25,000ポンド(362万円)
二回戦敗退=15,000ポンド(217万円)
一回戦敗退=7,500ポンド(108万円)
2018/19William Hillワールドチャンピオンシップが木曜、ロンドンのアレキサンドラパレスで再開、三回戦4試合、四回戦2試合が行われた。
この250万ポンドイベントの第12日は2度チャンピオンのマイケル・バン・ガーウェン、ギャリー・アンダーソン、エイドリアン・ルイスを含む12プレーヤーが出場、シドワデル杯を目指した。
この日のオープニング試合ではデボン・ピーターセンが三回戦でスティーブ・ウェストと対戦4-2で勝利し信じられないほどの快進撃を続けた。
このアフリカ予選通過者のピーターセンは139チェックアウト、120チェックアウトなどで第2、第3セットを奪い2-1とリード、ウェストが3-2リードとなるダブルをミスするとピーターセンが逆に決めてリードを奪った。
ウェストはさらに試合に居残るための5本の20ダブルをミス、ピーターセンが8ダブルをあがりベスト16入りを果たした。これで彼は2019年PDCツアーカードも獲得できた。
ルーク・ハンフリーズはディミトリ・バン・デン・バーグに4-1で勝利し、ベスト16で現チャンピオンのロブ・クロスと対戦する。
デベロプメントツアーで8回優勝のハンフリーズはステファン・バンティングに3-1で勝利していたが、その調子を継続したちまち2セットをリード、両方とも最終レッグを奪っていた。
ワールドユースチャンピオンのバン・デン・バーグも1セットを奪い返したが、ハンフリーは続く7レッグのうち6レッグを取りベルギー人を締め出して四回戦進出を決めた。
世界No.10のマイケル・スミスは劣勢からジョン・ヘンダーソンに4-2で勝利した。
世界No.10のマイケル・スミスはセットカウント1-2から116チェックアウト、161チェックアウトを見せた。
第4セットをスミスは1レッグも落とさずわずか38本で奪いレベルに追いついた。さらに続く7レッグのうち6レッグを取りベスト16入りを決め、次にライアン・サールと対戦する。
トーナメント三回戦の最終試合はベニト・バン・デ・パスがトニー・アルシナスに4-2で勝ち、5年で4度目となるベスト16入りを決めた。
3度のランキングイベント優勝経験のバン・デ・パスに火が着いて2セットリード、二回戦でピーター・ライトを仕留めたアルシナスも反撃し2-2のレベルとした。
第5セットはレッグカウント2-2となり、バン・デ・パスが素晴らしい149チェックアウトで大事なセットを奪い3-2とした。
バン・デ・パスはこの試合160チェックアウトも見せていたが、さらにハットトリックとなる100越えフィニッシュの151チェックアウトで15ダーツ、第6セットを奪って四回戦進出を決めた。彼は次にブレンダン・ドランと対戦する。