英国Qスクール第１日、ジェイミー・ヒューズ/ハリー・ワードが獲得
中西永吉プロも大健闘！
https://www.pdc.tv/news/2019/…
日本人プレーヤーの状況
（カッコ内はPDC賞金ランキング）＜カッコ内はスタッツ＞
＜一回戦結果＞（ベスト５１２）
中西永吉＜８５．８＞ ５－４ エイデン・カーク（９６）＜８４．７＞
アダム・ハックベール（１３５）＜７９．１＞ ５－１ 杉田秀幸＜６４．５＞
＜二回戦結果＞（ベスト２５６＞
中西永吉＜７６．５＞ ５－１ デレック・ブランド（－）＜７８．３＞
＜三回戦結果＞（ベスト１２８＞
中西永吉＜７６．７＞ ５－０ ポール・ハンビッジ（－）＜７０．２＞
＜四回戦結果＞（ベスト６４＞
リッチー・ホーソン（－）＜８６．８＞ ５－２ 中西永吉＜８３．０＞
木曜、ワイガンで開催された２０１９年PDC Qスクール第１日でジェイミー・ヒューズとハリー・ワードがツアーカードを獲得した。
４日間開催の第１日はおよそ４００名が２年間のツアーカード獲得を目指して戦いを繰り広げた。各日の上位２名は自動的にツアーカードを獲得出来、さらにQスクールポイントランキングからの上位者にもツアーカード獲得のチャンスがある。
レイクサイドチャンピオンシップで２度ベスト４入りした経験のヒューズは２０１８年に惜しくもツアーカードを獲得できなかったが、Unicornチャレンジツアーで優勝するなど強い力を発揮、９月/１０月にはプロツアーイベントにも顔を出していた。
このティップトンのプレーヤーはワイガン、ロビンパークテニスセンターの第１日から最高の出来栄えでジェイミー・バローマン、シーン・ベル、ジョン・ブライアン、スコット・デールを下しベスト３２入りした。
ここからヒューズは衝撃的なアベレージ、１０９．８/１０９．３/１０８．５と並べカラン・ライズ、ケビン・トーマス、ダフィッド・エドワーズを下し、最期はカーク・シェファードに勝って２０１９年/２０２０年でのフルタイムプロフェッショナルとしてPDCサーキット出場権を獲得した。
「これが僕の常日頃の夢だったので第１日目でツアーカードを獲得出来たなんて天にも昇る気持ちだ。」と３２歳のヒューズ。
「去年は僕がツアーカード獲得の大本命だったようだけどチャレンジツアーに留まることになってしまった。でもそこで鍛えられ今年いい感じで立ち上がらせてくれた。」
「僕がプロツアーでプレーした時は１００越えのアベレージで負けていたけど、勝負所も判ったし今日は試合をする標準が出せたと思う。」
２１歳のワードは５度目のQスクール挑戦でようやく成功、彼は２０１４年からUnicornデベロプメントツアーとチャレンジツアーを続けていた。
２度のUKオープン予選通過者のワードはこの日ブライアン・ドラン、リッキー・キング、ダイソン・パロディ、レイクサイドチャンピオンシップベスト４のジム・ウィリアムズを下してベスト１６入りした。
ここからジェームス・ケンプスターに５－１で勝利、さらに熟練の闘士リッチー・ホーソンを５－３で下し最終決戦でBDO No.１のマーク・マクギーニーと対戦することとなった。
ワードはここで今日一番のアベレージ１０３を叩き出し５－２で勝利、何物にも代えがたいツアーカードを獲得した。
「ツアーカードを得られたなんて信じられない。」とワード。
「デベロプメントツアーで一緒に戦っていた３人の仲間も欧州Qスクールでツアーカードを獲得してたから僕も行けるかなと思っていた。」
「チャレンジツアーとデベロプメントツアーで決勝まで行ったことがあるけど両方とも優勝を逃した。でも今日は最後にベストなゲームとなり凄く嬉しい。」
第１日には失望の場面もあり、元ワールドチャンピオンのジョン・パート、熟練のスター、ケビン・ペインター、現レイクサイドチャンピオンのグレン・デュランが全てベスト６４前に姿を消していた。
パートはレイクサイド女性チャンピオンシップ準優勝のロレイン・ウィンスタンリーに勝ち、元UKオープン準優勝のバリー・ベイトが準々決勝まで進んだのが特徴的な結果の一部だ。
ベスト４で敗退したがシェファードとマクギーニーはQスクールポイントランキングで好位置につけており残り３日間で自動的に獲得できなくとも可能性は大きくなった。
試合は金曜に第２日目となり２つの自動的ツアーカード獲得チャンスが用意されている。Qスクールポイントランキングの行方からも目が離せない。
残り３日間で自動的ツアーカードが６枚、ポイントランキング上位から１１枚が発行される。
＜英国ベスト３２結果＞
ジョナサン・ウォースリー（－）＜８９．９＞ ５－１ クリストファー・ベント（２２２）＜８５．４＞
マーク・マクギーニ（－）＜８９．５＞ ５－０ ザック・クロス（－）＜８０．２＞
ステファン・バートン（７６）＜８６．３＞ ５－１ ミッチ・バトラー（－）＜７８．５＞
アンディ・ボールトン（１０９）＜９１．２＞ ５－４ デービッド・パレット（９１）＜９０．３＞
リッチー・ホーソン（－）＜８６．５＞ ５－４ ダレン・ジョンソン（７１）＜８８．９＞
デービッド・ラドリー（２１６）＜７５．２＞ ５－３ トーマス・ラブリー（－）＜８２．７＞
ジェームス・ケンプスター（－）＜８４．４＞ ５－０ キャメロン・メンジーズ（１０５）＜７７．５＞
ハリー・ワード（２１６）＜９３．０＞ ５－３ ジム・ウィリアムズ（－）＜８７．０＞
アッシュ・ヒルディッチ（－）＜８６．８＞ ５－３ マット・パジェット（１５９）＜７７．８＞
バリー・ベイト（１５５）＜８７．１＞ ５－３ マーティン・アトキンス（１５４）＜７９．７＞
ニック・フルウェル（－）＜８５．８＞ ５－２ コナン・ホワイトヘッド（－）＜８７．０＞
カーク・シェファード（８０）＜９０．２＞ ５－３ ジャード・コール（１２４）＜８６．０＞
ケビン・トーマス（－）＜９１．８＞ ５－３ ミック・トッド（－）＜９２．７＞
ジェイミー・ヒューズ（１１２）＜１０９．８＞ ５－４ カラン・ライズ（２２２）＜９８．８＞
スコット・ベーカー（－）＜１００．１＞ ５－１ クレイグ・ギルクリスト（－）＜８３．４＞
ダフィッド・エドワーズ（－）＜８７．０＞ ５－２ ジェイソン・ウィルソン（－）＜８１．４＞
＜英国ベスト１６結果＞
マーク・マクギーニ（－）＜８９．４＞ ５－３ ジョナサン・ウォースリー（－）＜８５．５＞
アンディ・ボールトン（１０９）＜９２．５＞ ５－２ ステファン・バートン（７６）＜７４．０＞
リッチー・ホーソン（－）＜９２．９＞ ５－２ デービッド・ラドリー（２１６）＜８０．６＞
ハリー・ワード（２１６）＜９１．４＞ ５－１ ジェームス・ケンプスター（－）＜８９．０＞
バリー・ベイト（１５５）＜８５．６＞ ５－４ アッシュ・ヒルディッチ（－）＜８３．０＞
カーク・シェファード（８０）＜８１．８＞ ５－２ ニック・フルウェル（－）＜７９．２＞
ジェイミー・ヒューズ（１１２）＜１０９．３＞ ５－１ ケビン・トーマス（－）＜９４．７＞
ダフィッド・エドワーズ（－）＜９１．５＞ ５－４ スコット・ベーカー（－）＜９２．７＞
＜英国ベスト８結果＞
マーク・マクギーニ（－）＜１０１．９＞ ５－４ アンディ・ボールトン（１０９）＜９３．４＞
ハリー・ワード（２１６）＜９３．６＞ ５－３ リッチー・ホーソン（－）＜８９．９＞
カーク・シェファード（８０）＜８７．４＞ ５－４ バリー・ベイト（１５５）＜８６．１＞
ジェイミー・ヒューズ（１１２）＜１０８．５＞ ５－１ ダフィッド・エドワーズ（－）＜９１．２＞
＜英国ベスト４結果＞
ハリー・ワード（２１６）＜１０３．０＞ ５－２ マーク・マクギーニ（－）＜９１．２＞
ジェイミー・ヒューズ（１１２）＜９６．４＞ ５－１ カーク・シェファード（８０）＜９１．１＞
第１日現在Qスクールポイントランキング（１９位までが圏内）
１位 ６ポイント マーク・マクギーニ（－）
１位 ６ポイント カーク・シェファード（８０）
３位 ５ポイント アンディ・ボールトン（１０９）
３位 ５ポイント バリー・ベイト（１５５）
３位 ５ポイント リッチー・ホーソン（－）
３位 ５ポイント ダフィッド・エドワーズ（－）
７位 ４ポイント ジョナサン・ウォースリー（－）
７位 ４ポイント ステファン・バートン（７６）
７位 ４ポイント デービッド・ラドリー（２１６）
７位 ４ポイント ニック・フルウェル（－）
７位 ４ポイント アッシュ・ヒルディッチ（－）
７位 ４ポイント スコット・ベーカー（－）
７位 ４ポイント ジェームス・ケンプスター（－）
７位 ４ポイント ケビン・トーマス（－）
１５位 ３ポイント ダレン・ジョンソン（７１）
１５位 ３ポイント カラン・ライズ（２２２）
１５位 ３ポイント デービッド・パレット（９１）
１５位 ３ポイント トーマス・ラブリー（－）
１５位 ３ポイント マーティン・アトキンス（１５４）
１５位 ３ポイント ミック・トッド（－）
１５位 ３ポイント マット・パジェット（１５９）
１５位 ３ポイント ジェイソン・ウィルソン（－）
１５位 ３ポイント クレイグ・ギルクリスト（－）
１５位 ３ポイント ミッチ・バトラー（－）
１５位 ３ポイント ザック・クロス（－）
１５位 ３ポイント キャメロン・メンジーズ（１０５）
１５位 ３ポイント ジャード・コール（１２４）
１５位 ３ポイント ジム・ウィリアムズ（－）
１５位 ３ポイント コナン・ホワイトヘッド（－）
１５位 ３ポイント クリストファー・ベント（２２２）
