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<メジャー>マスターズ第1日、一回戦

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2019.02.02 Sat.

チズナルが1-5からの大反撃でガーニーに勝利

https://www.pdc.tv/news/2019/…

2019年マスターズ
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
2月1日(金)(ロンドン19:00、日本04:00)
<一回戦結果>
デーブ・チズナル<97.52> 10-8 ダリル・ガーニー<93.9>
メンサー・スルホビック<106.12> 10-1 サイモン・ウィットロック<87.5>
ステファン・バンティング<86.58> 10-9 ダレン・ウェブスター<86.67>
マイケル・バン・ガーウェン<99.12> 10-5 ジョニー・クレイトン<89.92>

2月2日(土)(ロンドン19:00、日本04:00)
<一回戦組合せ>
ガーウィン・プライス vs ジェームス・ウェード
ロブ・クロス vs ジョー・カレン
マイケル・スミス vs イアン・ホワイト
ピーター・ライト vs エイドリアン・ルイス

2月3日(日)(午後セッションロンドン13:00、日本21:00)
<準々決勝>

2月3日(日)(夕刻セッションロンドン19:00、日本04:00)
<準決勝><決勝>

フォーマット:
一回戦:ベストオブ19レッグズ(ファーストトゥ10レッグ)
準々決勝:ベストオブ19レッグズ(ファーストトゥ10レッグ)
準決勝、決勝:ベストオブ21レッグズ(ファーストトゥ11レッグ)

賞金:
優勝=60,000ポンド
準優勝=25,000ポンド
ベスト4=17,500ポンド
ベスト8=10,000ポンド
一回戦敗退=5,000ポンド

マイケル・バン・ガーウェンが金曜、ミルトンキーンズで開幕のBetVictorマスターズタイトル防衛に向け勝利でスタートした。メンサー・スルホビック、デーブ・チズナル、ステファン・バンティングもベスト8入りした。

世界No.1のバン・ガーウェンが3度目のワールドチャンピオンシップ優勝から一か月、ジョニー・クレイトンに10-5で勝利で戦いへ復帰した。

バン・ガーウェンはこのトーナメントが2015年にミルトンキーンズへ移動して以来17試合不敗で日曜の最終日には5年連続のタイトル獲得を狙っている。

彼は第2レッグでは7本のパーフェクトダーツを見せるなど、クレイトンが一度もダブルトライしないまま3-0とリード、さらに第4レッグも取り君臨を強くした。

クレイトンは11ダーツなどで反撃を見せ2-4と回復、さらに4-6から5-7として生き残りを目指したがこれ以上ギャップを埋めることが出来なかった。

バン・ガーウェンは11ダーツ、12ダーツで9-5とし一息ついたが、クレイトンは試合の続行ができずオランダ人がマッチとなるダブルを3本目で決め勝利してしまった。

「そんなに悪くなかったけどもっと出来る。この試合いいところもあったけどミスをし過ぎた。」とバン・ガーウェン。

「休暇ボケから脱してパーフォーマンスを上げないと。得点力は大丈夫だったけどダブルが全然良くなかった。フォームは固まっているのでもっとやらないと。」

スルホビックはオープニングの夜一番のアベレージ106というディスプレーを見せ2019年に素晴らしいスタートを切り、サイモン・ウィットロックを10-1で退けて垂涎の準々決勝となるバン・ガーウェンとの対戦へ進んだ。

このオーストリア人は12月のワールドチャンピオンシップでは一回戦敗退を喫していたが素晴らしいディスプレーで復帰を果たした。

スルホビックは12ダーツでオープニングレッグを取るとウィットロックは第2レッグを8ダブルで取り返した。しかしこの元チャンピオンズリーグ優勝者は4レッグ続けて爆発連続13ダーツや81フィニッシュで5-1リードとした。

スルホビックは14ダーツ、13ダーツ、12ダーツと続け9-1と勝利のウィンクを受けると最後は4つ目の13ダーツであがり日曜の最終ステージへ進出した。

「今とても嬉しい、素晴らしかった。」とスルホビック。「自分の試合に本当に集中できたしダブルが素晴らしかった。」

「新しい年となったしいいスタートだった。でも日曜は別だ。十分集中しベストを尽くさなければいけない。」

元マスターズ準優勝のチズナルは1-5ダウンから驚愕の復活を果たしダリル・ガーニーに10-8で勝利した。

プレーヤーズチャンピオンシップファイナルズ優勝のガーニーは強いスタートを見せ序盤に3レッグをブレーク、5-1から6-2リードとした。

しかしチズナルはここから93フィニッシュ、103チェックアウトなどで5レッグを連取7-6と逆転で試合を戻したがガーニーも2レッグを連取し8-7リードとした。

第16レッグではチズナルが6本のパーフェクトダーツから奪いレベルに戻し、ダブルミスを続けるガーニーに対し126チェックアウトで9-8とリード最期も101チェックアウトで勝利を完了した。

「この試合に勝てていい気分だ。」とチズナル。「あれは格闘で僕はいつもスロースターターだ。でも彼に隙があり僕はチャンスをものに出来た。」

「ダリルは火を噴いてスタートしたけど4-6まで戻した時まだチャンスは残っていると感じた。決して諦めずいくつか反撃を見せることができた。だからいけると思った。」

チズナルは次にバンティングと対戦する。バンティングが招集されたのは極く直近だったが、ダレン・ウェブスターのマッチとなるダブルを生き残りシーソーゲームを勝利した。

ギャリー・アンダーソンが水曜に背中痛で欠場を決め、この世界No.17のバンティングはアンダーソンの代替要員で出場が決まったが日曜にはチズナルと対戦することとなった。

このセントヘレンズのエースは2-0から4-1とリードするとウェブスターも第10レッグでレベルへ追いついた。

ここからバンティングは再び2レッグをリードするとウェブスターも大事なところで86フィニッシュ、反撃から相手のダブルミスもあり3レッグを連取し9-8リードとした。

バンティングは8ダブルをあがり試合は最終レッグへ、そしてウェブスターがマッチとなる11ダブルをミスすると元レイクサイドチャンピオンは残り86をインブルフィニッシュで勝利をもぎ取った。

「とても神経をすり減らしたけど勝てて本当に嬉しい。」とバンティング。「ちょっとヘタ過ぎた。2日前に言われたばかりだったから。」

「ギャリーには早く良くなって貰いたい。僕がなったような資格獲得は嬉しくない。でも招集されるや否や直ぐに練習ボードへ向かったよ。」

「4-1とリードしたけど、まだまだもつれると判っていた。ダレンは僕よりいい時が多かったからね。」

「ギャリーの場所に居座ったけどこのまま行って優勝もしたい。一日余裕があるし日曜の準備をしよう。」

一回戦は土曜夕刻に完了、ここでは世界No.2のロブ・クロス対デビュー戦のジョー・カレン、ピーター・ライト対エイドリアン・ルイス、ワールドチャンピオンシップ準優勝のマイケル・スミス対イアン・ホワイト、ガーウィン・プライス対ジェームスウェード戦が組まれている。

BetVictorマスターズは引き続きマーシャルアリーナで開催、日曜午後セッションで準々決勝、夕刻セッションで準決勝と決勝が行われる。

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