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<メジャー>マスターズ第2日、一回戦

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2019.02.03 Sun.

世界No.2のロブクロスは一回戦敗退

https://www.pdc.tv/news/2019/…

2019年マスターズ
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
2月2日(土)(ロンドン19:00、日本04:00)
<一回戦結果>
ジェームス・ウェード<86.8> 10-7 ガーウィン・プライス<94.27>
ジョー・カレン<94.89> 10-6 ロブ・クロス<97,7>
マイケル・スミス<101.41> 10-5 イアン・ホワイト<92.15>
ピーター・ライト<89.46> 10-9 エイドリアン・ルイス<92.2>

2月3日(日)(午後セッションロンドン13:00、日本21:00)
<準々決勝>
マイケル・バン・ガーウェン vs メンサー・スルホビック
(〇〇●/〇)
デーブ・チズナル vs ステファン・バンティング
(●/〇〇)
ジョー・カレン vs ジェームス・ウェード
(-/〇)
マイケル・スミス vs ピーター・ライト
(●〇●〇●/〇〇〇●)

2月3日(日)(夕刻セッションロンドン19:00、日本04:00)
<準決勝組合せ>
バン・ガーウェン/スルホビック vs チズナル/バンティング
カレン/ウェード vs スミス/ライト

<決勝>

フォーマット:
一回戦:ベストオブ19レッグズ(ファーストトゥ10レッグ)
準々決勝:ベストオブ19レッグズ(ファーストトゥ10レッグ)
準決勝、決勝:ベストオブ21レッグズ(ファーストトゥ11レッグ)

賞金:
優勝=60,000ポンド
準優勝=25,000ポンド
ベスト4=17,500ポンド
ベスト8=10,000ポンド
一回戦敗退=5,000ポンド

マイケル・スミスが土曜夜、BetVictorマスターズへ勝利で復帰した。ピーター・ライト、ジェームス・ウェード、ジョー・カレンもミルトンキーンズでの準々決勝へ進んだ。

世界No.6のスミスは忘れられない1月を過ごした。新年早々にはワールドチャンピオンシップ決勝を戦い、翌週には結婚式を挙げていた。

ハネムーンでプレーを中断していたが、スミスはマスターズから素晴らしい立ち上がりでオキへ戻ってきた。アベレージは101.41に達しイアン・ホワイトに10-5で勝利した。

第1レッグこそストークのエースが取ったものの、続く3レグをスミスが取って3-1と主導権を握った。しかしホワイトも11ダーツなどで火を噴き第10レッグでレベルへ追いついた。

しかしスミスはホワイトのダブルミスを突き、14ダーツ、13ダーツ、14ダーツと続け9-5とリード、最後は20ダブルで準々決勝進出を決めた。

「仕事を完了出来、勝てたのはいいことだ。」とスミス。「序盤の10レッグまでは感触が良くなかった。2度目の休憩後は僕らしい感じになった。」

「二人とも10レッグ後に8-2だと思っていた。5-5となりどうすればいいかは判っていた。まずは逃げ切ること、結果勝ててラッキーだった。」

スミスは準々決勝でピーター・ライトと当たる。ライトはエイドリアン・ルイスと対戦しひどいスタートだったが何とか克服、終盤も2本のマッチとなるダーツを生き残り10-9で勝利した。

ルイスはこの試合のオープニングレッグを11ダーツで取るなど3-0とリードするとライトも4レッグを連取してリードを奪い返した。

ここからルイスも101チェックアウトなどで4レッグを連取し7-4とリード、さらにこの2度のワールドチャンピオンは61フィニッシュなどで8-6とした。

ライトは120チェックアウト、83フィニッシュでレベルとし10ダブルをあがって9-8と第7レッグ以来のリードを奪った。

ルイスは8ダブルをあがり試合は最終レッグへ、しかしこのストークのスターは残り97から20ダブルと10ダブルを立て続けにミス、ライトが20ダブルをあがってベスト8入りを決めた。

「勝てて良かったけど厳しかった。」とライト。「僕等は自らの戦いだった。相手との戦いじゃなかった。」

「今月は本当に練習したのでその通りにプレーし通過できた。もし練習のように試合が出来たら、もっといいダーツが見せられる。」

「明日はまた違った日だし結果が楽しみだ。改善する時間もあるしね。」

2014年マスターズチャンピオンのジェームス・ウェードは土曜のオープニング試合でガーウィン・プライスに10-7で勝利し2度目のタイトル獲得を目指した。

ウェードはオープニングを14ダーツで取ったがすぐにこのウェールズ人が13ダーツで取り返した。しかしこの左利きは2度のブレークを含め続く5レッグを連取し6-1リードとした。

プライスも90フィニッシュ、100チェックアウト、73フィニッシュと続く5レッグの3レッグを奪い返したが、ウェードが10ダブルを決めて勝利まであと1レッグと迫った。

プライスは3レッグ連取で臨みをつなぎ反撃のプレッシャーを与えたものの、差を1レッグとするダブルを2本ミス、ウェードが6ダブルをあがって勝利を決めた。

「この試合勝てて嬉しい。」とウェード。「不思議な試合だった。序盤をリードしたけど彼が終盤に追いかけて来た。」

「思うような試合は出来なかったけどチャンスを貰ったのでそれをものにした。相手がダブルを入れなかったら僕はきちっと貰うことはみんな知ってることだ。」

ジョー・カレンはロブ・クロスを10-6でノックアウト、マスターズに勝利でデビューした。

カレンは序盤から2-0、4-1とリードするとクロスも反撃を開始し124チェックアウトを見せた。

しかしこの元ワールドチャンピオンは大事な第8レッグと第14レッグでそれぞれ2本のダブルをミスしレベルへ戻すことが出来ず、カレンがアドバンテージを維持した。

このヨーロピアンチャンピオンシップベスト4は続いて107チェックアウト、9-6リードとし最後を8ダブルで締めくくった。

「素晴らしい感触だ。」とカレン。「序盤は二人ともグダグダだったけど僕がリード出来てそのまま行けた。」

「今日は余りいい感じじゃなく6/10程度のパーフォーマンスだと思うけどとにかく通過した。」

「2018年が僕にとってとても良かったのでこのまま行きたい。この偉大なイベントに出場できて嬉しい、エリート集団だし世界No.2に勝ったんだからね。」

日曜は最終日で午後セッションに準々決勝が行われ、元準優勝者のデーブ・チズナル対ステファン・バンティング、現チャンピオンのマイケル・バン・ガーウェン対メンサー・スルホビック戦がある。

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