<メジャー>UKオープン第1日(一回戦~四回戦)
MVG(2年連続)/ギャリーアンダーソン/ピーターライトが初戦敗退
https://www.pdc.tv/news/2019/…
2019年Ladbrokes UKオープン
バトリンズ、マインヘッドリゾート
3月1日(金)午後セッション(英国11:00、日本20:00)
メインステージ:
<一回戦結果>(ベスト160)
マーク・マクギーニー(104)<97.9> 6-3 デービッド・パレット(110)<91.4>
キャメロン・メンジーズ(-)<86.56> 6-4 ウェスリー・ニュートン(-)<85.48>
マイケル・ラズトビッツ(-)<80.7> 6-4 バリー・リン(-)<75.5>
ジェイミー・ヒューズ(104)<97.9> 6-3 カラン・ライズ(-)<90.9>
メーダーズ・ラズマ(117)<97.76> 6-2 デニス・ニルソン(-)<83.13>
テッド・エベッツ(101)<96.08> 6-2 マイク・バン・デュイベンボーデ(-)<85.92>
スコット・テーラー(-)<98.9> 6-4 ダリウス・ラバノースカス(101)<96.7>
コナン・ホワイトヘッド(117)<95.4> 6-3 マイケル・バーゴイン(-)<88.4>
アンディ・ジェンキンス(-)<92.9> 6-1 シャウン・フォックス(A)<74.5>
ジョー・マーナン(125)<85.2> 6-3 マーク・フロスト(-)<79.0>
ディオゴ・ポルテラ(117)<87.7> 6-4 バリー・ベイト(110)<83.4>
アダム・ハックベール(-)<88.9> 6-3 マーク・バリリ(-)<85.4>
ガート・ネンテス(117)<90.3> 6-5 デービッド・エバンス(-)<88.9>
コーディ・ハリス(-)<92.7> 6-5 ジョン・デービー(-)<84.7>
カーク・シェファード(110)<89.0> 6-2 ジョナサン・ウォースリー(104)<86.1>
ホセ・デ・ソーサ(104)<84.6> 6-4 ブライアン・ラーマン(-)<84.4>
ナーザン・デリー(110)<93.0> 6-4 リー・バッジェン(-)<86.6>
ビンセント・バン・デ・メーア(125)<87.4> 6-1 エディ・ドーソン(100)<76.7>
マット・クラーク(117)<90.1> 6-3 ニールズ・ゾンネベルト(129)<83.7>
ジャード・コール(-)<82.6> 6-4 マイケル・バーナード(-)<75.9>
リース・ロビンソン(125)<88.3> 6-3 ジェイソン・カレン(-)<84.7>
ジョン・ミッチェル(110)<90.8> 6-4 クリスチャン・ブンゼ(129)<83.2>
ジェイミー・ベイン(129)<89.0> 6-3 マーティン・アトキンス(-)<82.7>
マルコ・カンテレ(129)<93.5> 6-2 クリス・レーシー(A)<81.0>
ロイド・ブローニング(A)<76.1> 6-4 リー・ハリス(A)<78.8>
ケビン・ソーバーン(A)<83.3> 6-5 マシュー・デナント(-)<85.9>
エイドリアン・グレイ(117)<81.1> 6-1 イアン・マクファーレン(A)<76.4>
マイク・クィベンホーベン(110)<94.2> 6-1 ダニエル・ディ(A)<81.5>
ヨーディ・メーウビッセ(117)<83.6> 6-4 カール・ウィルキンソン(104)<85.3>
サイモン・プレストン(-)<78.8> 6-5 テリー・テンプル(101)<78.3>
ロビー・コリンズ(A)<83.8> 6-1 ジョン・ロドリゲス(104)<77.0>
<二回戦結果>(ベスト128)
ロス・スミス(66)<91.0> 6-3 ドーソン・マーシェル(82)<76.0>
グレン・デュラン(74)<98.6> 6-1 マイク・クィベンホーベン(110)<87.3>
ジェイミー・ヒューズ(104)<107.72> 6ー1 ディオゴ・ポルテラ(117)<101.03>
スコット・テーラー(-)<87.44> 6-3 ケビン・バーネス(73)<78.0>
ビンセント・カンフュイス(84)<86.1> 6-2 ウェイン・ジョーンズ(70)<83.5>
アダム・ハント(72)<94.4> 6-2 コーディ・ハリス(-)<86.0>
アロン・モンク(79)<98.6> 6-3 サイモン・プレストン(-)<84.99>
カーク・シェファード(110)<99.8> 6-4 ブラドリー・ブルックス(79)<97.91>
マーク・ダッドブリッジ(89)<83.5> 6-4 マーク・ウィルソン(86)<82.0>
メーダーズ・ラズマ(117)<84.7> 6-3 マーク・マクギーニー(104)<85.1>
ジョージ・キリントン(90)<91.9> 6-3 テッド・エベッツ(101)<92.6>
アンディ・ボルトン(97) 6-3 ロビー・コリンズ(A)
マシュー・エドガー(67)<90.4> 6-4 ギャリー・イーストウッド(92)<84.5>
ハリー・ワード(96)<90.7> 6-3 ロイド・ブローニング(A)<81.7>
ジェイミー・ベイン(129) Time Out キャメロン・メンジーズ(-)
ナーザン・デリー(110)<91.2> 6-4 ビンセント・バン・デ・メーア(125)<92.3>
デービー・バン・ベーレン(82)<89.9> 6-3 ロバート・マリアノビック(71)<90.7>
マリオ・ロブ(85)<84.7> 6-5 アンディ・ジェンキンス(-)<89.4>
サイモン・スティーブンソン(68)<88.1> 6-2 エイドリアン・グレイ(117)<78.2>
ガビン・カーリン(93)<92.7> 6-2 ジョン・ミッチェル(110)<89.0>
スコット・ベーカー(91)<90.9> 6-2 ライアン・ハリントン(88)<88.5>
アダム・ハックベール(-)<85.0> 6-4 トニー・ニューウェル(93)<81.6>
ヨーディ・メーウビッセ(117)<93.0> 6ー0 タイタス・カニク(78)<80.3>
マイケル・ラズトビッツ(-)<83.9> 6-5 コナン・ホワイトヘッド(117)<81.9>
ピーター・ハドソン(81)<84.6> 6-3 ジョン・ゴールディ(93)<82.0>
ガート・ネンテス(117)<93.2> 6-3 ジャード・コール(-)<82.1>
ロバート・オーエン(69)<92.4> 6-4 マルコ・カンテレ(129)<86.8>
ジョー・マーナン(125)<85.6> 6-4 ライアン・マイクル(76)<84.7>
ルーク・ウッドハウス(75)<96.3> 6-2 ダレン・ビバリッジ(-)<94.3>
リース・ロビンソン(125)<89.0> 6-1 ホセ・デ・ソーサ(104)<89.8>
ホセ・ジャスティシア(86)<98.1> 6-2 ケビン・ソーバーン(A)<83.6>
ダーク・バン・デュイベンボーデ(77)<87.4> 6-3 マット・クラーク(117)<81.8>
<三回戦結果>(ベスト96)
ルーク・ハンフリーズ(56)<99.34> 6-1 ビンセント・バン・デ・ブート(37)<87.95>
ナーザン・アスピナル(33)<97.4> 6-3 トニー・アルシナス(49)<86.4>
リッキー・エバンス(47)<81.49> 6-5 ホセ・ジャスティシア(86)<77.42>
ディミトリ・バン・デン・バーグ(33)<101.33> 6-0 カーク・シェファード(110)<86.66>
ミッキー・マンセル(63)<91.41> 6-1 ダニー・ノッパート(44)<84.3>
スティーブ・レノン(36)<92.02> 6-0 ジェームス・リチャードソン(55)<77.72>
クリストフ・ラタイスキー(53)<88.6> 6-4 スコット・ベーカー(91)<85.4>
ジェイミー・ヒューズ(104)<90.8> 6-2 デボン・ピーターセン(60)<81.1>
ガブリエル・クレメンズ(59)<93.5> 6-2 ゾラン・レイクバッハー(61)<85.5>
ルーク・ウッドハウス(75)<95.2> 6-4 クリス・ドービー(35)<87.7>
サイモン・スティーブンソン(68)<97.7> 6-3 マーク・ウェブスター(57)<91.7>
ガビン・カーリン(93)<89.2> 6-2 グレン・デュラン(74)<85.1>
リチャード・ノース(39)<89.8> 6-5 ロニー・ハイブレクト(62)<85.2>
ライアン・ジョイス(51)<91.0> 6-3 ロバート・オーエン(69)<87.5>
ジョシュ・ペイン(54)<91.0> 6-3 ジェイミー・ベイン(129)<81.8>
リース・ロビンソン(125)<76.4> 6-4 ダーク・バン・デュイベンボーデ(77)<83.6>
ウィリアム・オコーナー(46)<86.3> 6-5 マーク・ダッドブリッジ(89)<79.6>
ジェフリー・デ・ズワーン(43)<93.9> 6-2 マリオ・ロブ(85)<84.3>
クリスチャン・キスト(58)<85.0> 6-4 アンディ・ボルトン(97)<84.3>
スコット・テーラー(-)<99.2> 6-3 ビンセント・カンフュイス(84)<91.8>
ライアン・サール(50)<91.9> 6-3 マシュー・エドガー(67)<87.0>
イアン・デッカー(45)<98.0> 6-4 ハリー・ワード(96)<96.5>
アロン・モンク(79)<94.3> 6-5 ロバート・ソーントン(40)<88.1>
メーダーズ・ラズマ(117)<80.6> 6-4 ジョージ・キリントン(90)<81.8>
マーティン・シンドラー(48)<95.0> 6-4 デービー・バン・ベーレン(82)<94.2>
ブレンダン・ドラン(41)<88.1> 6-2 アダム・ハックベール(-)<78.7>
キーガン・ブラウン(38)<94.3> 6-5 ナーザン・デリー(110)<91.4>
ロス・スミス(66)<90.5> 6-3 ヨーディ・メーウビッセ(117)<87.8>
アダム・ハント(72)<88.5> 6-5 ロン・ミューレンカンプ(52)<91.1>
ガート・ネンテス(117)<94.9> 6-0 ジャスティン・パイプ(42)<86.1>
ジョー・マーナン(125)<83.9> 6-4 アラン・タバーン(65)<85.7>
ピーター・ハドソン(81)<91.4> 6-2 マイケル・ラズトビッツ(-)<90.1>
3月1日(金)夕刻セッション(英国19:00、日本04:00)
<四回戦結果>(ベスト64)
メーダーズ・ラズマ(117)<80.6> 10-4 イェル・クラーセン(28)<83.8>
ジェームス・ウェード(9)<100.5> 10-1 ジェームス・ウィルソン(25)<84.3>
スティーブ・レノン(36)<92.3> 10-6 ステファン・バンティング(17)<90.8>
マックス・ホップ(30)<102.6> 10-3 ガート・ネンテス(117)<89.7>
キム・ハイブレクト(23)<94.1> 10-3 ピーター・ハドソン(81)<90.5>
マーティン・シンドラー(48)<84.5> 10-7 アダム・ハント(72)<87.5>
サイモン・スティーブンソン(68)<96.5> 10-7 レイモンド・バン・バーナベルト(29)<94.0>
ジャーメイン・ワッティメナ(24)<88.7> 10-2 ジェフリー・デ・ズワーン(43)<80.7>
ガブリエル・クレメンズ(59)<94.8> 10-3 ベニト・バン・デ・パス(31)<86.6>
ルーク・ウッドハウス(75)<96.1> 10-7 ガビン・カーリン(93)<96.5>
クリストフ・ラタイスキー(53)<99.4> 10-4 ジョー・マーナン(125)<93.2>
ディミトリ・バン・デン・バーグ(33)<90.6> 10-5 リッキー・エバンス(47)<85.0>
サイモン・ウィットロック(10)<94.3> 10-3 イアン・デッカー(45)<88.3>
キーガン・ブラウン(38)<95.1> 10-4 ウィリアム・オコーナー(46)<89.0>
ナーザン・アスピナル(33)<93.7> 10-9 クリスチャン・キスト(58)<94.6>
ジェイミー・ヒューズ(104)<101.3> 10-5 イアン・ホワイト(12)<100.4>
メンサー・スルホビック(8)<101.3> 10-8 ピーター・ライト(3)<106.0>
ダリル・ガーニー(5)<80.5> 10-1 リース・ロビンソン(125)<71.8>
マイケル・スミス(6)<95.9> 10-5 ジョン・ヘンダーソン(19)<88.3>
ジョシュ・ペイン(54)<97.0> 10-2 カイル・アンダーソン(21)<91.3>
ジョニー・クレイトン(15)<88.7> 10-3 アロン・モンク(79)<90.0>
マービン・キング(18)<96.0> 10-6 マイケル・バンガーウェン(1)<96.7>
ミッキー・マンセル(63)<89.5> 10-9 スコット・テーラー(-)<80.6>
スティーブ・ビートン(22)<98.6> 10-8 ギャリー・アンダーソン(4)<99.9>
ガーウィン・プライス(7)<96.2> 10-6 ジョー・カレン(14)<94.8>
クリスト・レイズ(32)<86.3> 10-2 ライアン・ジョイス(51)<86.3>
ロス・スミス(66)<86.2> 10-5 アラン・ノリス(27)<79.7>
リチャード・ノース(39)<92.8> 10-4 ブレンダン・ドラン(41)<88.7>
デーブ・チズナル(11)<98.4> 10-8 ルーク・ハンフリーズ(56)<96.5>
スティーブ・ウェスト(20)<97.3> 10-4 ライアン・サール(50)<97.4>
ジェイミー・ルイス(26)<96.2> 10-9 エイドリアン・ルイス(16)<95.4>
ロブ・クロス(2)<99.1> 10-4 ダレン・ウェブスター(13)<96.1>
3月2日(土)午後セッション(英国12:30、日本21:30)
<五回戦組合せ>(ベスト32)
(メインステージ:)
ジェームス・ウェード(9) vs マックス・ホップ(30)
マイケル・スミス(6) vs ダリル・ガーニー(5)
メンサー・スルホビック(8) vs ディミトリ・バン・デン・バーグ(33)
マービン・キング(18)ロブ・クロス(2)
(第2ステージ:)
メーダーズ・ラズマ(117) vs ナーザン・アスピナル(33)
サイモン・ウィットロック(10) vs ガブリエル・クレメンズ(59)
ジェイミー・ルイス(26) vs ジョシュ・ペイン(54)
ジェイミー・ヒューズ(104) vs ガーウィン・プライス(7)
(第3ステージ:)
スティーブ・ビートン(22) vs キーガン・ブラウン(38)
クリストフ・ラタイスキー(53) vs ジョニー・クレイトン(15)
サイモン・スティーブンソン(68) vs キム・ハイブレクト(23)
ジャーメイン・ワッティメナ(24) vs ルーク・ウッドハウス(75)
(第4ステージ:)
ミッキー・マンセル(63) vs スティーブ・レノン(36)
デーブ・チズナル(11) vs マーティン・シンドラー(48)
ロス・スミス(66) vs スティーブ・ウェスト(20)
リチャード・ノース(39) vs クリスト・レイズ(32)
3月2日(土)夕刻セッション(英国19:00、日本04:00)
<六回戦>(ベスト16)
3月3日(日)午後セッション(英国12:45、日本21:45)
<準々決勝>
3月3日(土)夕刻セッション(英国19:00、日本04:00)
<準決勝>
<決勝>
フォーマット:
一回戦~三回戦=ベストオブ11レッグズ(6先)
四回戦~準々決勝=ベストオブ19レッグズ(10先)
準決勝、決勝=ベストオブ21レッグズ(11先)
賞金:
優勝=100,000ポンド
準優勝=40,000ポンド
ベスト4=20,000ポンド
ベスト8=12,500ポンド
ベスト16=7,500ポンド
ベスト32=4,000ポンド
ベスト64=2,000ポンド
ベスト96=1,000ポンド
合計450,000ポンド
159プレーヤーが金曜、バトリンズマインヘッドリゾートへ集結しLadbrokes UKオープンが開幕、しかしマイケル・バン・ガーウェン、ギャリー・アンダーソン、ピーター・ライトが衝撃の初日に初戦敗退を喫した。
このユニークなイベントの第1日はマービン・キングが2度優勝のバン・ガーウェンに10-6で勝利、また現チャンピオン、アンダーソンは病気治療から復帰したものの、UKオープン連続出場のスティーブ・ビートンの手で10-8で敗れ去った。
バン・ガーウェンは昨年のこのイベントでも初戦敗退しており、オープニングレッグこそ170チェックアウトを見せたものの今回も2014年ベスト4のキングに7-2とされ、ようやくこの世界No.1は反撃を見せて7-5と食らいついた。
キングは衝撃的な141チェックアウトで9-5と勝利まであと1レッグとすると、続くレッグでマッチとなる127チェックアウトのダブルをミス、バン・ガーウェンが108をチェックアウトし生き残った。
しかしバン・ガーウェンへの猶予もここまでで、キングは2014年マスターズ準決勝以来となるこのオランダ人への勝利をあげ、この3度のワールドチャンピオンは先週プレミアリーグのジェームス・ウェードへの敗退を含め、数日で2敗を喫した。
「今夜は僕の思うとおりになった、その言葉通りうっとりしている。」とキング、彼は2007年にUKオープンへデビューしていた。
「僕のパーフォーマンスはそれ程凄くはなかったしここのところずっとベストのプレーは出来てないけど、マイケルより比較良かったしチャンスをものにできた。141チェックアウトが転換点だった、あれで彼を止めることが出来た。」
「もし僕がベストのプレーが出来れば誰も僕に勝つ者はいないだろう。でもここにはもしベストじゃなければ直ぐにやられてしまうような相手が五万といる。」
メインステージの観客は息をつく暇もなく、常緑のビートンが激戦の末現チャンピオン、アンダーソンの君臨を終わらせたのを見届けた。
アンダーソンはワールドチャンピオンシップ以降背中痛のため戦線を離脱していたが、このビッグステージへ戻った矢先の3本で180得点と火を噴いた。しかしすぐにビートンとの激戦に巻き込まれることとなった。
両者を分かつものはなく5-5と進み、ビートンは130チェックアウトをインブルで決めてアドバンテージを取ると続いて100チェックアウトを見せて8-6と前に出た。
アンダーソンは8-8とレベルへ追いついたが、ビートンが2連続の14ダーツで逃げ切り、2年連続UKオープン優勝というアンダーソンの期待を終わらせた。
「僕の試合はいつもこういう風だ。その日にスティーブが現れるかどうか次第だ。」とビートン。彼はこの4月に55歳になる。
「組合せが発表された時、嫌だなと思った。でも来る試合は拒めないし、この試合が5-5となった時このまま行ってみようと考えた。みんなが楽しめた試合だったと思う。」
「アベレージが90から100も出れば勝つかも知れないと考えてやっている。でも明日はまた違う日だし再びベストになるよう頑張らねば。」
この日は159プレーヤーが上積みされた優勝賞金100,000ポンドを目指し始まった。拡大されたUKオープンとしては初めて、127試合が8ボード、2セッションに分かれ行われた。
このダーツの祭典には95試合が午後セッションでぶつかり合い、3度のレイクサイドチャンピオンのグレン・デュラン、2012年チャンピオンのロバート・ソーントン、2011年準優勝のウェス・ニュートンなどが三回戦までで姿を消した。
世界トップ32のプレーヤーは四回戦から出場、夕刻セッションでは32試合を開催、「ダーツのFAカップ」と広く名前をつけられている。しかし元チャンピオンのライト、エイドリアン・ルイス、レイモンド・バン・バーナベルトも第一ハードルを越えることが出来なかった。
メンサー・スルホビックはライトとの高レベルの試合の抜け出した。両者とも100越えのアベレージだったが、このオーストリア人はこの木曜のプレミアリーグ以来数日でこの世界No.3に2連勝することとなった。
ルイスとジェイミー・ルイスはシーソーゲームとなったがウェールズ人が最終レッグで目を見張る161チェックアウトをあがり試合を決めた。一方引退前のオランダ人、バン・バーナベルトはサイモン・スティーブンソンの手で10-7で敗退、3度目のUKオープン優勝の希望は絶たれた。
優勝経験者ではジェームス・ウェードだけが残っており彼はアベレージ100.5でジェームス・ウィルソンを力でねじ伏せていた。
元ワールドチャンピオンのロブ・クロスはダレン・ウェブスターに10-4、ダリル・ガーニーはロース・ロビンソンに10-1の完勝、マイケル・スミスは腫物手術の痛みを押して出場、ジョン・ヘンダーソンに10-5で勝利していた。
2017年準優勝のガーウィン・プライスはここのところの絶好調を継続しジョー・カレンに10-6で勝利、サイモン・ウィットロックとデーブ・チズナルもそれぞれイアン・デッカーとルーク・ハンフリーズに勝利していた。
ティップトンのジェイミー・ヒューズは4勝で注目を浴び、メインステージでのディオゴ・ポルテラ戦ではアベレージは107.7としたうえ、イアン・ホワイトにも10-5で勝利していた。
ライリーズ予選からの通過者ではスコット・テーラーだけが四回戦へ進出したが、そこでミッキー・マンセルに苦渋の10-9で敗退を喫した。
トーナメントは土曜午後セッションで五回戦、夕刻セッションに六回戦が行われ残った8プレーヤーだけが日曜最終日へ進出する。
土曜午後のメインステージはキングがクロスと、スミスがガーニーと、ウェードがドイツNo.1のマックス・ホップと、スルホビックがバン・デン・バーグと2018年ジャーマンダーツマスターズ決勝の再現となる対戦だ。
試合の模様はITV4で英国内へライブ放映され、PDC国際放映網とpdctv-HDで全世界へ放送される。