<EUツアー#1/13>ヨーロピアンダーツオープン最終日(三回戦~)
MVG、タイトル獲得と生涯21個目の9ダーツ達成
https://www.pdc.tv/news/2019/…
ヨーロピアンダーツオープン
レバークーゼン、オスターマンアリーナ
3月24日(日)午後セッション
<三回戦結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<101.33> 6-0 ジャーメイン・ワッティメナ(24)<90.14>
ガーウィン・プライス(7)<89.26> 6-4 クリストフ・ラタイスキー(49)<87.15>
メンサー・スルホビック(8)<93.81> 6-3 ジョー・カレン(17)<99.77>
ジェームス・ウェード(9)<101.79> 6-1 デーブ・チズナル(11)<98.41>
ジャスティン・パイプ(44)<96.65> 6-1 ダレン・ウェブスター(13)<90.21>
ロブ・クロス(2)<105.74> 6-4 ジョニー・クレイトン(15)<100.45>
ダリル・ガーニー(5)<94.93> 6-0 ディミトリ・バン・デン・バーグ(30)<85.74>
ピーター・ライト(3)<101.57> 6-3 ロス・スミス(65)<96.46>
3月24日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<104.57> 6-5 ガーウィン・プライス(7)<103.55>
メンサー・スルホビック(8)<102.26> 6-2 ジェームス・ウェード(9)<94.97>
ロブ・クロス(2)<101.63> 6-2 ジャスティン・パイプ(44)<92.55>
ピーター・ライト(3)<93.64> 6-3 ダリル・ガーニー(5)<94.74>
<準決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<96.61> 7-5 メンサー・スルホビック(8)<87.73>
ロブ・クロス(2)<104.24> 7-5 ピーター・ライト(3)<99.33>
<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<104.79> 8-6 ロブ・クロス(2)<100.27>
フォーマット:
一回戦/二回戦/三回戦/準々決勝=ベストオブ11レッグズ
準決勝=ベストオブ13レッグズ
決勝=ベストオブ15レッグズ
賞金:
優勝=25,000ポンド
準優勝=10,000ポンド
ベスト4=6,500ポンド
ベスト8=5,000ポンド
ベスト16=3,000ポンド
ベスト32=2,000ポンド
ベスト48=1,000ポンド
マイケル・バン・ガーウェンが2019年初めてのヨーロピアンツアータイトル獲得の途中、9ダーツを達成した。彼は日曜、レバークーゼンでのヨーロピアンダーツオープン決勝でロブ・クロスに8-6で勝利した。
バン・ガーウェンは準決勝でメンサー・スルホビックを7-5で下した際歴史を作った。彼はヨーロピアンツアーで9ダーツを達成した初めてのプレーヤーとなり、さらに後刻このオスターマンアリーナで信じられない29個目のヨーロピアンツアータイトルを獲得した。
この140,000ポンドのトーナメント決勝は衝撃的な対決で、世界トップの2人が角を突き合わせた。現ワールドチャンピオンのバン・ガーウェンは今週のベストパーフォーマンスを見せ、アベレージ104.79で試合の支配にエッジを効かした。
「みんないつも僕をロボットだと言うけど、ロボットじゃないし今日は優勝に向け本当に頑張った日のひとつとなった。」とバン・ガーウェン。彼は2019年だけで既に3個の9ダーツを達成している。
「ロブはこのトーナメントで絶好調だった。だから彼を倒したいなら僕もいいパーフォーマンスをする必要があった。いつもの通りとても厳しい試合だった。」
「後半の彼はちょっと不運だったけど僕が大事なところで大きなショットが出来た。僕のパーフォーマンスには満足している。」
決勝の衝撃的なスタートとして、バン・ガーウェンがオープニングレッグで170チェックアウト、続く相手先攻もブレークしリードを二倍にした。
しかしこのトーナメント全てで100越えのアベレージを見せるクロスは95フィニッシュと12ダーツで2-2レベルと追いついた。
クロスは16ダブルで再びブレーク、4-3と初めてリードし両者のアベレージは110越えへ。相手オランダ人も直ちにブレークバックした。
4レッグはそれぞれキープとなり6-6はこのまま最終第15レッグへ向かうのではと思われたが、バン・ガーウェンが13ダーツで勝利まであと1レッグとし続いて78フィニッシュで25,000ポンドの優勝賞金を奪ってしまった。
ヨーロピアンツアー優勝に近づいたものの、このプレミアリーグでリーグテーブルトップの座のクロスは2019年の好調さはまだ上げ調子のままだ。
「今のところ気分は絶好調だ、もっと強くなりたいと感じるだけだ。」とクロス。彼は2017年のレバークーゼンで初めてバン・ガーウェンを倒していた。
「決勝も本当に楽しめたし偉大な観客の前で再びプレー出来るのは素晴らしいことだ。」
「僕は毎週マイケルをプッシュしていくつもりだ。彼は世界で最高のプレーヤーだからだけど、僕が彼のようになるまでそれを辞めない。」
ヨーロピアンツアーは装いを新たに特別なダーツの週末となって戻ってきた。週末にかけ48プレーヤーが出場、勝ち抜いた16名だけが最終日曜に進出しベスト16が午後セッションに、準々決勝、準決勝、決勝が夕刻セッションに開催される。
世界トップ4のうち3プレーヤーが準決勝へ進出した。そこでバン・ガーウェンはスルホビックと対戦、屋根を高くする9ダーツを達成した。これは彼の生涯21個目、2019年のPDC出場で3個目となった。
この世界No.1は9ダーツ達成にユニークな打ち方を見せた。まず180得点、続いて174得点し残り147点を19トリプル、インブル、20ダブルであがった。これが試合の大きな変化点となった。
世界No.3のピーター・ライトはクロスに7-5で敗れ4つ目のベスト4となった。一方、プレミアリーグスターの仲間、ガーウィン・プライス、ジェームス・ウェード、ダリル・ガーニーは準々決勝まで進出した。
彼等は復活したジャスティン・パイプと共にベスト8入りとなった。彼は目を奪うパーフォーマンスで2018年7月以来のPDC準々決勝進出となった。
ヨーロピアンツアーは3月29日~31日開催のジャーマンダーツチャンピオンシップへ継続、試合の模様はpdctv-HDで全世界へストリーム放映される。
プレミアリーグのスターたちは3月27日(水)、28日(木)のロッテルダムアホイでのダブルヘッダーへと戦線復帰する。この2夜は審判の夜で最高潮を迎え、この時点でリーグテーブル最下位となったものが脱落する。
ロッテルダムでのプレミアリーグ第8夜と第9夜の模様はスカイスポーツとPDC国際放映網でライブ放映され、pdctv-HDでもストリーム放映される。