<メジャー>プレミアリーグ第8夜プレビュー
バーニー/スミスの正念場、「審判の夜」
https://www.pdc.tv/news/2019/…
プレミアリーグ第8夜
ロッテルダム、アホイ
3月27日(水)
<対戦組合せ>
ガーウィン・プライス vs マイケル・スミス
(●●〇/〇●●)
ジェームス・ウェード vs ディミトリ・バン・デン・バーグ
(●〇/ー)
ロブ・クロス vs メンサー・スルホビック
(〇〇〇〇/●〇●●●●)
ピーター・ライト vs マイケル・バン・ガーウェン
(●〇●△〇●●/●〇●●〇●〇〇)
レイモンド・バン・バーナベルト vs ダリル・ガーニー
(〇〇/△●)
プレミアリーグ第9夜(審判の夜)
ロッテルダム、アホイ
3月28日(木)
<対戦組合せ>
ダリル・ガーニー vs メンサー・スルホビック
(〇●●〇〇/〇●)
ピーター・ライト vs ガーウィン・プライス
(〇〇〇〇〇/△〇〇〇〇●)
ロブ・クロス vs ジェフリー・デ・ズワーン
(-/〇)
レイモンド・バン・バーナベルト vs マイケル・バン・ガーウェン
(●〇●●●〇●/●●●〇●●〇)
ジェームス・ウェード vs マイケル・スミス
(〇●〇/〇〇〇〇)
リーグテーブル
(3月21日第7夜終了時点) / ポイント / レッグ差
1.ロブ・クロス / 11 / 15
2.マイケル・バン・ガーウェン / 9 / 10
3.ジェームス・ウェード / 8 / 7
4.メンサー・スルホビック / 8 / 4
5.ピーター・ライト / 8 / 3
6.ガーウィン・プライス / 7 / -1
7.ダリル・ガーニー / 7 / ー8
8.マイケル・スミス / 5 / -5
9.レイモンド・バン・バーナベルト / 4 / -10
2019年プレミアリーグのダブルヘッダーが水曜、ロッテルダムのアホイで第8夜から始まり、レイモンド・バン・バーナベルトがダリル・ガーニーを相手に生き残りの望みを賭けて戦う。
オランダでのとてつもなく大きな二夜の第1夜は元プレミアリーグチャンピオン、バン・バーナベルトが脱落回避を目指す戦いを継続、木曜の審判の夜に先駆けてリーグテーブル7位のガーニーと対戦する。審判の夜にはリーグテーブル9位のプレーヤーの脱落が決定する。
バン・バーナベルトは2019/20ワールドチャンピオンシップの終了をもって引退する状況で、先週木曜、ドイツ人代替要員のマックス・ホップに初勝利をあげて1つ上まで1ポイントの差と迫り、このオランダの伝説はロッテルダムでは勝たなければならないと決心している。
「僕は僕のファンにさよならを今言わなければならないという深い感傷にある。彼等の為にここで2勝したい。」とバン・バーナベルト。彼は2006年のプレミアリーグデビューから毎年出場を続けて来た。
「プレミアリーグでプレーするのがこれで最期だとは信じられない、本当に沈んでしまうほど沈んでもいないはずだ。」
「でも観客や全メディアの注目とは別に、僕はいいパーフォーマンスをしようと思うしそれによりいい結果を得たい。出来れば脱落を逃れたい。僕はここまで脱落を経験したことがなかった。」
ガーニーは自分は生き残ったことが判っているし水曜の対戦で引退前の最期のシーズンにバン・バーナベルトを脱落に追い込む可能性がある。彼にとっても大事な勝利となる。
「全観客がレイモンドについており凄く難しい試合だと思う。」とガーニー。「耳栓が必要かもしれないけど効き目がないかも知れない。」
「試合を楽しみにしている、素晴らしい出来事になるだろう。こんな特別な場所でウォークオンも楽しめるけど、試合に集中して結果を出したい。」
バン・バーナベルト対ガーニーのほか、2018年プレミアリーグ準優勝のマイケル・スミス対グランドスラムオブダーツチャンピオン、ガーウィン・プライス戦も水曜夜のオープニング試合で戦われ、オランダでのダブルヘッダーで脱落に関連する試合となる。
一方テーブル上位では、マイケル・バン・ガーウェンが絶好調でテーブルトップに座るロブ・クロスに追いつこうとしており、うまく行けば2013年以来譲ることのなかったリーグテーブルトップ抜けの信じられない継続が続く。
この世界No.1は去年のロッテルダムと同様ピーター・ライトと対戦、去年はライトが7-5で勝利してアホイに集まった大観衆を沈黙させた。
「ここのところ僕は凄くいいプレーをするかと思えば時々ミスもしている。」とバン・ガーウェン、彼は先週ベルリンでガーニーに敗退していた。
「ロブは今凄くいい調子だけどまだまだ先があるし全然心配していない。たった2ポイント差だからね。」
「去年はロッテルダムで2敗してしまったけど今年はそれ以上悪くはないだろう。故郷のファンの前へ出場するのが待ち遠しいし、去年よりうまく行くよう確かておかなければいけない。」
第8夜には2年連続ワールドユースチャンピオンとなったディミトリ・バン・デン・バーグがプレミアリーグデビューを果たしジェームス・ウェードと対戦する。
この新進気鋭のベルギーのスターは2018年グランドスラムオブダーツで9ダーツを達成し有名になったが、今年のプレミアリーグ8人目の代替要員として出場する。一方ウェードは2試合勝利のない状況から脱してプレーオフ出場への挑戦を続けようとしている。
高く飛んでいるクロスはここ4夜のプレミアリーグで勝利を楽しんでおり、回復基調のオーストリア人、メンサー・スルホビックと対戦する。スルホビックは2連勝で4位に上昇した。
第16夜の結果上位4プレーヤーが5月23日、ロンドンO2でのプレーオフへ進む。またロッテルダムでの審判の夜の結果第9位のプレーヤーが脱落の憂き目にあう。