<EUツアー#2/13>ジャーマンダーツチャンピオンシップ最終日(三回戦~)
ガーニー初のヨーロピアンツアータイトル、ウェードは9ダーツ達成
https://www.pdc.tv/news/2019/…
ジャーマンダーツチャンピオンシップ
ヒルデスハイム、ハレ39
3月31日(日)午後セッション
<三回戦結果>
ピーター・ライト(3)<96.44> 6-3 ジャーメイン・ワッティメナ(24)<100.33>
エイドリアン・ルイス(15)<109.97> 6-2 ジョー・カレン(17)<89.75>
ダリル・ガーニー(5)<94.97> 6-2 ロブ・クロス(2)<92.9>
ステファン・バンティング(18)<92.9> 6-4 イアン・ホワイト(12)<96.48>
ダレン・ウェブスター(13)<101.68> 6-5 ジェームス・ウェード(9)<105.64>
リッキー・エバンス(46)<101.68> 6-4 マービン・キング(19)<97.52>
ガーウィン・プライス(7)<102.56> 6-1 ジョニー・クレイトン(14)<97.65>
キーガン・ブラウン(36)<99.1> 6-0 ジェームス・ウィルソン(27)<85.67>
3月31日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
エイドリアン・ルイス(15)<99.0> 6-2 ピーター・ライト(3)<98.59>
ダリル・ガーニー(5)<89.87> 6-5 ステファン・バンティング(18)<91.33>
リッキー・エバンス(46)<100.41> 6-5 ダレン・ウェブスター(13)<94.2>
キーガン・ブラウン(36)<94.88> 6-5 ガーウィン・プライス(7)<93.7>
<準決勝結果>
ダリル・ガーニー(5)<100.31> 7-5 エイドリアン・ルイス(15)<100.34>
リッキー・エバンス(46)<98.63> 7-3 キーガン・ブラウン(36)<91.63>
<決勝結果>
ダリル・ガーニー(5)<98.32> 8-6 リッキー・エバンス(46)<97.19>
フォーマット:
一回戦/二回戦/三回戦/準々決勝=ベストオブ11レッグズ
準決勝=ベストオブ13レッグズ
決勝=ベストオブ15レッグズ
賞金:
優勝=25,000ポンド
準優勝=10,000ポンド
ベスト4=6,500ポンド
ベスト8=5,000ポンド
ベスト16=3,000ポンド
ベスト32=2,000ポンド
ベスト48=1,000ポンド
ダリル・ガーニーが日曜、ジャーマンダーツチャンピオンシップ決勝でリッキー・エバンスを下し、初めてのヨーロピアンツアータイトルを獲得した。
ガーニーはヒルデスハイム、ハレ39でロブ・クロス、ステファン・バンティング、エイドリアン・ルイスを下し最後にエバンスを退けていた。
この2018年プレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズ優勝の北アイルランド人は決勝を5-1リードとしたものの、速射砲のエバンスは続く6レッグの5レッグをものにし追いつきレベルとした。
しかし元ワールドグランプリチャンピオンのガーニーは46フィニッシュ、96フィニッシュで逃げ切りの勝利、2度のテレビ放映タイトルとプレーヤーズチャンピオンシップでの優勝にヨーロピアンツアーの優勝を付け加えた。
この優勝でガーニーは自身初のPDC賞金ランキング3位となり、感慨に耽った北アイルランド人は涙とともにステージに崩れ落ち、今は亡き友達アーロン・マクミナミンのことを思いやっていた。
「このタイトルを優勝したのは驚愕するばかりだ。」とガーニー。彼は今週木曜に故郷ベルファーストへ戻ってのUnibetプレミアリーグ出場だ。
「リッキーの頑張りにもおめでとうと言いたい。彼は素晴らしプレーヤーで彼の速さで僕が遅く見えてしまった。」
「僕のベストフレンド、僕をダーツへ戻してくれた男、何年も前に亡くなってしまったけど、僕の成功を全て彼に捧げる。」
エバンスは2度目のヨーロピアンツアー決勝へ到達した。彼はこの衝撃の最終日、マービン・キング、ダレン・ウェブスター、キーガン・ブラウンを下していた。この日は対ダレン・ウェブスター戦でジェームス・ウェードが9ダーツを達成していた。
「この進出はちょっと嬉しい。」とエバンス、彼は2月にプレーヤーズチャンピオンシップ#6でも決勝進出していた。
「ここまでに幾つか素晴らしいゲームをして来たけど、ベストプレーヤーが決勝で勝つものだ。ダリルはその権利がある。」
ブラウンは土曜に第1シードのマイケル・バン・ガーウェンをノックアウトしていたが、日曜午後のベスト16でジェームス・ウィルソンを6-0でホワイトウォッシュした。
この元PDC Unicornワールドユースチャンピオンは素晴らしい準々決勝でガーウィン・プライスを下したが準決勝でエバンスに3-7で敗れ去った。
2度のワールドチャンピオン、ルイスはベスト4でガーニーに5-7で敗れ2回目のヨーロピアンツアータイトル獲得のチャンスを阻まれた。
ルイスはここに来てほぼ2年間タイトルから遠ざかっていたのを終え、ジョー・カレンとの三回戦ではアベレージも110に達し、準々決勝ではピーター・ライトを6-2で退けていた。
ベスト16で第2シードのイアン・ホワイトを破り、バンティングは殆どガーニーにも勝ちそうだったが、最終レッグで敗れ去った。
ウェードは三回戦で2019年ヨーロピアンツアーで2個目となる9ダーツを達成しかし試合は相手ウェブスターが6-5で勝利した。
このヨーロピアンチャンピオンは第2レッグの始めから180得点を連発、残り141をフィニッシュして、先週末のヨーロピアンダーツオープンで達成したバン・ガーウェンの偉業に続いた。
ガーニーはこの優勝で自身最高となるPDC賞金ラン金3位へ上昇、一方ブラウンのベスト4進出も初めてのベスト32位入りとなり、エバンスは2位賞金10,000ポンドで44位へ上昇した。