<メジャー>プレミアリーグ第11夜/全16夜
上位陣は絶好調、下位のスミスとライト、いよいよ苦境に
https://www.pdc.tv/news/2019/…
プレミアリーグ第11夜
リバプール、M&Sバンクアリーナ
4月11日(木)
<対戦結果>
ロブ・クロス<102.03> 8-5 ピーター・ライト<100.28>
ガーウィン・プライス<89.24> 8-5 メンサー・スルホビック<88.8>
ジェームス・ウェード<90.17> 7-7 ダリル・ガーニー<104.05>
マイケル・バン・ガーウェン<109.11> 8-3 マイケル・スミス<100.42>
リーグテーブル
(第11夜終了時点) / ポイント / レッグ差
1.ロブ・クロス / 17 / 23
2.マイケル・バン・ガーウェン / 16 / 27
3.ジェームス・ウェード / 12 / 8
4.ガーウィン・プライス / 12 / 2
5.メンサー・スルホビック / 12 / 1
6.ダリル・ガーニー / 12 / -2
7.ピーター・ライト / 9 / -8
8.マイケル・スミス / 8 / -11
プレミアリーグ第12夜
カーディフ、モーターポイントアリーナ
4月18日(木)
<対戦組合せ>
メンサー・スルホビック vs ダリル・ガーニー
(●〇〇●●/●〇/●)
ロブ・クロス vs マイケル・バン・ガーウェン
(●〇●●●●●●/〇●●●〇/●●)
マイケル・スミス vs ガーウィン・プライス
(〇〇●/●〇〇/●〇)
ピーター・ライト vs ジェームス・ウェード
(〇〇〇〇〇●〇●/〇〇●/●△)
ロブ・クロスとマイケル・バン・ガーウェンが木曜、リバプールで勝利し、リーグテーブルトップの地位を守り、次戦の直接対決へと進んだ。
クロスは4月18日のカーディフでの直接対決を前にM&Sバンクアリーナでピーター・ライトに8-5で勝利、ワールドチャンピオンに1ポイントリードを維持した。
世界No.2のクロスはプレミアリーグのここ8試合のうち7試合で勝利しており、プレーオフ進出へさらに近づいた。
クロスは140チェックアウトで3-0リードとしさらに105チェックアウトで6-2リードへ、ピーター・ライトからの106チェックアウト、104チェックアウトの攻撃を守り切り勝利して幕を閉じた。
クロスは今週中ずっと扁桃腺が腫れベッドに横たわっていたが、「何だかぼーっとうつろだったけど勝てて嬉しい。」
「ダブルが良かったし140チェックアウトは鼻の差前へ出るのにとても重要で大いに役にたった。いい位置にいるけど第一目標はプレーオフ進出だ。」
バン・ガーウェンは今シーズン一番のアベレージ109.11でダブル率も13本で8本を決めマイケル・スミスに8-3での勝利。このセントヘレンズのエースのプレーオフ進出への希望をさらに遠ざけた。
このオランダ人は2つの11ダーツと12ダーツなどで序盤を4レッグリード、スミスも反撃し2つの12ダーツと70フィニッシュでギャップを6-3とした。
しかしバン・ガーウェンはフィニッシュで力を見せ76フィニッシュ、80フィニッシュで大きな勝利をもぎ取り、来週モーターポイントアリーナでの対決を前にクロスに遅れること1ポイント差を維持した。
「特別いいダーツをする必要があったし今日はそれが出来た。」とバン・ガーウェン。「ダブルが凄く良かった。序盤からマイケルにプレッシャーを掛けることが出来た。」
「今年はずっと堅実でミスが少ない。今日はいいパーフォーマンスでこのまま行きたい。でももっといいプレーが出来るよ。」
「ロブは今凄くいいダーツをしているので来週は僕もベストダーツで勝つつもりだ。今日の勝利は僕の自信につながった。」
ガーウィン・プライスはメンサー・スルホビックに8-5で勝利、リーグテーブルでこのオーストリア人を追い越してこのグランドスラムオブダーツ優勝者がプレーオフ進出へ一歩近づいた。
プライスは先週ベルファーストでバン・ガーウェンと引分けを演じたが、この日3-0と好調なスタートを切るとスルホビックも反撃し4レッグを連取した。
しかし第8レッグがターニングポイントでスルホビックがダブルをミスするとプライスはすかさずレベルへ追いつき、ここから怒涛の4レッグ連取で7-4へ、最終レッグも押し切って勝利を決めた。
「今やどの2ポイントも致命的になる、勝てて嬉しいけど出来栄えは良くなかった。」とプライス。「メンサーの試合は裏返しで噛み合っていなかった。僕は序盤から主導権を持っていた。」
「僕は気まぐれな天候のようで2人とも調子は今一つだった。だから勝利はラッキーだったと思う。ここ2,3週間は僕も良かったので自信を持って来週のカーディフへ臨みたい。」
ジェームス・ウェードとダリル・ガーニーはリバプールで引き分け、スルホビックを含むこの3人が12ポイントで並んだ。この北アイルランドのエースは最終レッグを10ダーツで奪い1ポイントを確保していた。
ガーニーは3-1から5-3とリードするとウェードが3レッグ連続で奪い返し逆に6-5リードとした。
ガーニーは11ダーツでレベルへ戻すとウェードは定番の10ダブルをあがり1ポイントを確保、しかしプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズ優勝のガーニーは最終レッグを取って敗退を免れた。
「プレーオフへ進出したいのでこれは1ポイント失ったような感じだ。」とガーニー。「何レッグかぐだぐだだった。あれが1ポイントのロスにつながった。」
「前回のウェード戦では7-0で負けていたので今夜は勝とうと決心していた。1ポイントでもないよりましだけど4人が12ポイントでひしめき合っておりもの凄く激戦だ。」
Unibetプレミアリーグは4月18日(木)カーディフのモーターポイントアリーナでの第12夜へ継続。
リーグテーブルトップ同士のクロス対バン・ガーウェン戦のほか、ウェールズのヒーロー、プライスがスミスと対戦、スルホビックはガーニーと、ウェードはライトと対戦する。
試合の模様はスカイスポーツとPDC国際放映網でライブ放映されvideo.pdc.tvでもストリーム放映される。