<メジャー>プレミアリーグ第12夜/全16夜
何処でも入るように見えるAve107.87、ダブル率66.67%
https://www.pdc.tv/news/2019/…
プレミアリーグ第12夜
カーディフ、モーターポイントアリーナ
4月18日(木)
<対戦結果>
メンサー・スルホビック<92.45> 8-5 ダリル・ガーニー<91.42>
マイケル・バン・ガーウェン<107.87> 8-2 ロブ・クロス<94.49>
ガーウィン・プライス<98.43> 8-5 マイケル・スミス<99.11>
ジェームス・ウェード<94.32> 8-2 ピーター・ライト<85.48>
リーグテーブル
(第12夜終了時点) / ポイント / レッグ差
1.マイケル・バン・ガーウェン / 18 / 33
2.ロブ・クロス / 17 / 17
3.ジェームス・ウェード / 14 / 14
4.ガーウィン・プライス / 14 / 5
ーーーカットオフラインーーー
5.メンサー・スルホビック / 14 / 4
6.ダリル・ガーニー / 12 / -5
7.ピーター・ライト / 9 / -14
8.マイケル・スミス / 8 / -14
プレミアリーグ第13夜
バーミンガム、アリーナ
4月25日(木)
<対戦組合せ>
メンサー・スルホビック vs マイケル・スミス
(●〇/〇●/〇)
ロブ・クロス vs ガーウィン・プライス
(〇●/〇〇●/〇)
ダリル・ガーニー vs ピーター・ライト
(●●●●〇●●〇〇〇/〇△●●/△〇)
ジェームス・ウェード vs マイケル・バン・ガーウェン
(●●●/●●●●〇●/●〇)
マイケル・バン・ガーウェンが木曜、カーディフのモーターポイントアリーナで開催されたUnibetプレミアリーグでロブ・クロスに容赦なく襲い掛かり8-2で勝利、リーグテーブルトップへ駆け上がった。ガーウィン・プライスも勝利し地元観客を喜ばせた。
現チャンピオン、バン・ガーウェンはリーグテーブルトップのクロスを1ポイント差で追いかけていたが、試合が始まってみると世界No.2が2-0とリードした。
キーとなった第3レッグでクロスは125チェックアウトの20ダブルをミス、バン・ガーウェンが13ダーツでブレークし、ここから8レッグ連取の技を見せた。
内容は180得点、174得点から90フィニッシュの12ダーツなどで、15ダーツを越えたのはたった一度のみ、アベレージは108近くに達し何処でも入る感触でリーグテーブルトップへ返り咲いた。
「リーグテーブルトップへ戻れたのが嬉しい。自信にもつながる。」とバン・ガーウェン。「ロブは僕の最大のライバルの一人で僕の方がいいプレーができた。今日は僕に勝利の価値があった。」
「過去5年間リーグテーブルトップにいたのでトップへの返り咲きは本当に重要だった。だから彼をトップの座から引きずり下ろす今日の試合はとても大事だった。」
「ロブはいいスタートを切っていたし彼のフィニッシュが良かった。彼は125をあがって3-0リードとするチャンスがあったけど僕がものにした。」
「僕は彼にずっとプレッシャーを掛けていた、僕のあのパーフォーマンスには誇りを持った。僕は戦い続け殆どミスをしなかった。凄く気持ちいい試合だった。」
プライスはマイケル・スミスに8-5で勝利し地元観客を喜ばせた。これにより2018年準優勝のスミスはトップ4位から遅れること6ポイントとなり、4夜を残すのみとなった。
スミスは第3レッグで観客のウェールズ応援をものともせず170チェックアウトを見せ2-1とリードしたが、第4レッグでプライスもすかさず170チェックアウトを繰り出しこの素晴らしい試合をレベルとした。
両者は第8レッグまで分け合ったが、第9レッグで両者は180得点、プライスは7本まで完璧ショットをみせ11ダーツで5-4リードとした。
プライスはリードを7-4と拡げるとスミスは望みをつなぐ70フィニッシュ、しかしプライスが勝利をもぎ取り、プレーオフ進出へ一歩駒を進めた。
「勝利出来てはらはらした。特にカーディフで勝てたのは格別だ。」とプライス。「観客は本当に素晴らしくずっと応援してくれた。いくつかへたったダーツもあったのでこの勝利の価値は大きい。」
「プレッシャーは全然感じなかったけどスタート時にちょっと高潮していた。落ち着いてきて勝てたのは嬉しい。170チェックアウトは凄く良かったしあれが試合のビッグショットになった。」
「マイケルは高得点を続け凄くいいプレーをしていたけど僕が勝てた。僕はトップ4入りを目指しており可能だと思う。とにかく勝ち続けたい。」
ジェームス・ウェードは先週のプレーヤーズチャンピオンシップ2連勝の好調さでピーター・ライトに8-2の勝利、この結果プライスにレッグ差で3位につけた。
ライトはウルトラファインポイント装着のダーツに新調、1-0とリードしたものの、ウェードが2つの180得点からの12ダーツなどで続く3レッグを連取、3-1リードとした。
第5レッグをライトが78チェックアウトで反撃を見せたものの、ウェードはさらに上の104チェックアウトでブレーク、ここから5レッグ連取で2ポイントを獲得した。
「本当にいい勝利だった。」とウェード。「思ったほどアベレージは行かなかったけど勝ちは勝ちだ。」
「ピーターがブルブル震えるダーツに替えたのを見て僕は勝ったと思った。」
「ピーターがダーツセットを使い続けてきた時は世界のトッププレーヤーの一人になる。しかしダーツを替えて来た時はまだ彼自身も自信がないのだろう。」
メンサー・スルホビックはダリル・ガーニーに8-5で勝利、勝利街道に戻りプレーオフ進出の期待を膨らませた。このトップ4入りへの大事な闘いに北アイルランドのスターはへこんだ。
接戦の中、第6レッグまで分け合ったが、ここから3レッグで2レッグがブレークというもつれ合いを演じ、スルホビックが5-3から7-4リードとした。
ガーニーも68フィニッシュで反撃したが、スルホビックが8ダブルをあがり今シーズン6勝目を決めた。
「めちゃくちゃ嬉しい。」とスルホビック。彼はウェード、プライスと14ポイントで並んだ。「僕はこの場所でチャンピオンズリーグに優勝した。ゲンのいい街だし大好きだ。」
「凄く激戦だったけどベストを尽くしいいプレーができた。勝てて嬉しい。先週は調子が悪かったけど今週は良くなった。」
Unibetプレミアリーグは次に4月25日(木)アリーナバーミンガムで開催、ウェードがバン・ガーウェンとの今シーズン2勝目を目指す。
トップ4同士の戦いではクロスがプライスと対戦、一方スルホビックはスミスと、ガ―二―はライトと対戦する。