<EUツアー#3/13>ジャーマンダーツグランプリ第2日(二回戦)
チズナル、一時AVE120越えで勝利街道へ復帰か
https://www.pdc.tv/news/2019/…
ジャーマンダーツグランプリ
ミュンヘン、ゼニス クルトゥールハレ
4月21日(日)午後セッション、日本時間20:00
<二回戦結果>
カレル・セドラセク(-)<79.29> 6-4 イアン・ホワイト(12)<81.08>
テッド・エベッツ(95)<97.5> 6-2 ジョニー・クレイトン(13)<93.72>
ダレン・ウェブスター(14)<97.56> 6-1 ナーザン・デリー(111)<82.68>
スティーブン・バンティング(18)<93.05> 6-1 ダニー・ノッパート(44)<90.81>
ダリル・ガーニー(5)<97.1> 6-4 カイル・アンダーソン(24)<94.57>
デーブ・チズナル(11)<108.96> 6-2 アロン・モンク(75)<103.86>
キム・ハイブレクト(27)<96.43> 6-5 ジェームス・ウェード(9)<95.83>
リッチー・エドハウス(103)<92.78> 6-5 エイドリアン・ルイス(16)<94.84>
4月21日(日)夕刻セッション、 日本時間02:15
<二回戦結果>
マックス・ホップ(28)<90.43> 6-3 キーガン・ブラウン(30)<87.88>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<102.02> 6-4 クリストフ・ラタイスキー(47)<101.41>
ロブ・クロス(2)<93.52> 6-3 マイケル・ラズトビッツ(143)<86.48>
リッキー・エバンス(45)<87.55> 6-0 マイケル・スミス(6)<84.27>
メンサー・スルホビック(8)<100.07> 6-2 ジョシュ・ペイン(49)<91.18>
ジョー・カレン(17)<99.63> 6-5 グレン・デュラン(71)<97.12>
サイモン・ウィットロック(10)<92.94> 6-4 クリスト・レイズ(33)<92.33>
ロス・スミス(62)<98.02> 6-4 ピーター・ライト(4)<94.88>
4月22日(月)午後セッション
<三回戦組合せ>
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs スティーブン・バンティング(18)
リッキー・エバンス(45) vs テッド・エベッツ(95)
ロブ・クロス(2) vs ダリル・ガーニー(5)
メンサー・スルホビック(8) vs デーブ・チズナル(11)
カレル・セドラセク(-) vs ダレン・ウェブスター(14)
キム・ハイブレクト(27) vs マックス・ホップ(28)
リッチー・エドハウス(103) vs ジョー・カレン(17)
ロス・スミス(62) vs サイモン・ウィットロック(10)
4月22日(月)夕刻セッション
<準々決勝組合せ>
バン・ガーウェン/バンティング vs エバンス/エベッツ
クロス/ガーニー vs スルホビック/チズナル
セドラセク/ウェブスター vs ハイブレクト/ホップ
エドハウス/カレン vs スミス/ウィットロック
<準決勝>
<決勝>
フォーマット:
一回戦/二回戦/三回戦/準々決勝=ベストオブ11レッグズ
準決勝=ベストオブ13レッグズ
決勝=ベストオブ15レッグズ
賞金:
優勝=25,000ポンド
準優勝=10,000ポンド
ベスト4=6,500ポンド
ベスト8=5,000ポンド
ベスト16=3,000ポンド
ベスト32=2,000ポンド
ベスト48=1,000ポンド
日曜、ミュンヘンでジャーマンダーツグランプリ二回戦が開催され、リッキー・エバンスがマイケル・スミスにまさかの6-0勝利となった。マイケル・バン・ガーウェン、ロブ・クロスも勝利者に名乗りをあげた。
2019年3回目のヨーロピアンツアーイベント第2日は速射砲のエバンスがワールドチャンピオンシップ準優勝のスミスをたった10分12秒でノックアウト、ベスト16へ進出し衝撃が走った。
エバンスは3月のジャーマンダーツチャンピオンシップで決勝進出したが、スミスのダブルトライを2本しか許さず、初めてのPDCタイトル獲得へ向け素早く突き進んだ。
「マイケルがいつもは僕に仕掛けてくることだ。決して自己満足の結果ではない。でも勝てて嬉しい。」とエバンス。
「僕はまだPDCでマイケルを破ったことがなかったので背中の重荷を下ろすことが出来たのがいい。こんなトッププレーヤーを倒したなんて凄く感激だ。」
「三回戦へ進めて嬉しい。できれば前回よりもう一段上へ進みたい。」
エバンスは三回戦でテッド・エベッツと対戦する。このデベロプメントツアーで数多く優勝しているエベッツは自信を持ったディスプレーを見せ2つの100越えチェックアウトなどでジョニー・クレイトンを6-2で下した。
日曜のこの140,000トーナメント二回戦は土曜の16名の勝者が16名のシードプレーヤーと戦ったが、この第7シードがゼニス クルトゥールハレで敗れ去った。
現チャンピオン、マイケル・バン・ガーウェンは激戦の末ポーランドのクリストフ・ラタイスキーを6-4で破ったが、最終レッグの114チェックアウトは見事で、このワールドチャンピオンは信じられない30回目のヨーロピアンツアータイトルへ驀進中なところを印象付けた。
この世界No.1は次にスティーブン・バンティングと対戦する。バンティングはダニー・ノッパートと対戦、再び目が釘付けとなる6-1での勝利だった。
ジョー・カレンはグレン・デュランに1-4の劣勢から反発し激闘の試合を6-5で勝ち取った。
デュランは好調なスタートを切り3-0とリード、カレンは146チェックアウトで初めて1レッグをとったが再びデュランが3レッグをリードした。
カレンは集中し試合は最終レッグへもつれ込むと20トリプルに5本ねじ込み最後は5ダブルで130チェックアウト、ブレークしての驚愕の勝利だった。
「ヨーロピアンツアーはいつも僕のベストなところを引き出してくれる。ドイツでのプレーは大好物だ。」とカレン。
「組合せがどうであれこのイベントでは僕はいいプレーができる。だから1-4ダウンとなった時もグレンが20トリプルにちょっと苦労してそうなのが判ったので、そこから自信を回復できた。」
「最後を130チェックアウトで終わったのは本当に特別だ。明日に向けての特別な自信につながった。」
カレンは次にリッチー・エドハウスと対戦する。エドハウスは2度のワールドチャンピオン、エイドリアン・ルイスを6-5で破る番狂わせで、最終レッグを素晴らしい160チェックアウトで締めくくっていた。
たった一人のドイツ代表が日曜へ駒を進めた。マックス・ホップがキーガン・ブラウンに6-3で勝利しミュンヘンの観客を喜ばせた。彼は次にキム・ハイブレクトと対戦する。ハイブレクトはジェームス・ウェードのマッチとなるダブルミスを生き残り、70フィニッシュで6-5の勝利だった。
世界No.2のロブ・クロスはオーストリアのマイケル・ラズドビッツに6-3で勝利、自身初のヨーロピアンツアータイトル獲得をめざし続けた。彼は次に世界No.5のダリル・ガーニーと対戦する。ガーニーはカイル・アンダーソンに6-4で勝利した。
ヨーロピアンツアーのファンが大好きなメンサー・スルホビックはジョシュ・ペインに6-2で勝利、同じスコアでアロン・モンクに勝ったデーブ・チズナルと三回戦で対戦する。チズナルはアベレージ108.96でここまでのトーナメント最高アベレージだった。
サイモン・ウィットロックはクリスト・レイズに待望の6-4勝利をあげた。彼は次に好調なロス・スミスと対戦する。スミスは第3シードのピーター・ライトを6-4で下していた。
ダレン・ウェブスターが好調さを取り戻しナーザン・デリーに6-1で勝利、次にチェコのカレル・セドラセクと対戦する。セドラセクはダブルを30本ミスした第2シードのイアン・ホワイトに6-4で勝利した。
月曜のジャーマンダーツグランプリ第3日最終日は午後セッションで8試合が予定され、夕刻セッションでは準々決勝、準決勝、決勝が行われる。
試合の模様はvideo.pdc.tvで全世界へストリーム放映される。