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<メジャー>プレミアリーグ第15夜

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2019.05.10 Fri.

どの試合も興奮状態でエキサイトは仕方ない

https://www.pdc.tv/news/2019/…

第15夜
シェフィールド、FlyDSAアリーナ
5月9日(木)
<対戦結果>
マイケル・スミス<95.77> 7-7 ジェームス・ウェード<92.8>
ロブ・クロス<102.66> 8-4 メンサー・スルホビック<98.59>
ダリル・ガーニー<94.71> 7-7 ガーウィン・プライス<96.93>
マイケル・バン・ガーウェン<110.85> 8-1 ピーター・ライト<102.29>

リーグテーブル
(第15夜終了時点) / ポイント / レッグ差
1.通過 ロブ・クロス / 22 / 28
2.通過 マイケル・バン・ガーウェン / 21 / 37
3.ジェームス・ウェード / 18 / 18
4.メンサー・スルホビック / 17 / 2
ーーーカットオフラインーーー
5.ダリル・ガーニー / 17 / 2
6.ガーウィン・プライス / 16 / 1
7.脱落 マイケル・スミス /  10 / -21
8.脱落 ピーター・ライト /  9 / -27

第16夜
リーズ、ファーストダイレクトアリーナ
5月16日(木)
<対戦組合せ>
ガーウィン・プライス vs ピーター・ライト
(●●●●●/△●●●●〇/〇)
ジェームス・ウェード vs ロブ・クロス
(●〇●●●/〇〇〇●〇/●)
マイケル・バン・ガーウェン vs メンサー・スルホビック
(〇〇●/〇/〇〇〇)
ダリル・ガーニー vs マイケル・スミス
(●/〇●△/〇●)

プレーオフ
ロンドン、O2
5月23日(木)
<準決勝>
<決勝>

賞金=
優勝:250,000ポンド
準優勝:120,000ポンド
ベスト4:80,000ポンド
5位:70,000ポンド
6位:60,000ポンド
7位:55,000ポンド
8位:50,000ポンド
9位:35,000ポンド
10位:30,000ポンド
リーグトップ:25,000ポンド

この木曜のシェフィールドでロブ・クロスとマイケル・バン・ガーウェンが共に大きな勝利を得、Unibetプレミアリーグテーブルトップを競う戦いは紙一重となっている。プレーオフ出場の戦いが劇的な夜に益々激しくなった。

クロスは引き続きバン・ガーウェンに1ポイントリードでリーグテーブルトップを維持し来週木曜リーズでの最後の夜に向かい、25,000ポンドのリーグリーダーボーナスの戦いは続く。

その他の4プレーヤーは、じぇむす・ウェード、メンサー・スルホビック、ダリル・ガーニー、ガーウィン・プライスだが残り2席を目指して戦いは続き5月16日のファーストダイレクトアリーナで決着がつけられる。

クロスはFlyDSAアリーナの第15夜もトップクラスのディスプレーでスタート、この2018年ワールドチャンピオンがスルホビックを8-4で下した。

彼は3-0リードから126をインブルフィニッシュ、オーストリア人に対しリードを拡げ今シーズン10個目の勝利をおさめたが、同時にスルホビック自身の4位の座を危うくした。

「最高の感触だ。」とクロス。「プレーオフ進出が参加者全員の当初の目標だし、だからとても嬉しい。」

「今の瞬間を楽しんでいる、また勝てて良かった。スタートは良かったけどちょっとずれて行ってしまった。その後立て直して勝つことが出来た。」

「本当に楽しいし今は集中してプレーオフに備えなければいけない。」

クロスのパーフォーマンスに対し数字的には現プレミアリーグチャンピオンのバン・ガーウェンが上を行った。彼は今シーズン最高となるアベレージ110.85をマーク、ピーター・ライトを8-1で蹂躙した。

バン・ガーウェンは11ダーツ、102チェックアウト、105チェックアウトと続け序盤に3-0と差を拡げるとライトが第4レッグでようやく11ダーツと反応した。

しかしこのオランダ人は容赦なく1本のダブルミスもなく7-1リードとし、マッチとなるダーツを3本ミスしたものの悠々と素晴らしい勝利をあげた。

「今日の目標はプレーオフ進出を決めること。いいプレーが必要だったけどそれが出来て嬉しい。」とバン・ガーウェン。彼は来週のリーズではスルホビックと対戦する。

「今日のディスプレーには満足すべきだと思う。そんなに悪いところはなかった。ピーターもいいプレーでプッシュしてきたので全てにベストで対応した。」

「いいプレーが出来たと思う。僕は技術があると思ってるし常にプレーオフへは行けると信じている。でも1位でリーグ抜けする事も大きな意味がある。」

「何が原因かは判っているけどこのポジションに居るのは自分自身に責任がある。多くのポイントを失ってしまった。来週は全力で行ってロブにプレッシャーを掛けたい。」

3位のウェードはマイケル・スミスと引き分け、2013年以来となるプレーオフ進出へまた一歩近づいた。

スタートから高レベルでワールドチャンピオン準優勝者が76フィニッシュ、94フィニッシュとする中ウェードも144チェックアウトなどで応戦し第4レッグでレベルとなった。しかしスミスが火を噴きコンビネーションのインブルフィニッシュで128チェックアウトを見せた。

第6レッグはスミスが10ダブルで初めてブレークし4-2とリード、しかしここから5レッグのうち4レッグでスミスはダブルをミス、ウェードが反撃し6-5リードとした。

ウェードはここで素晴らしい161チェックアウトを繰り出し1ポイントを確保、しかしスミスが終盤2レッグを抑え引き分けに持ち込んだ。

「フラストレーションの溜まる結果だ。」とウェード、彼は2009年のプレミアリーグチャンピオンだ。「1ポイントを取った。これはこの場面では本当に貴重なポイントだと思う。でも僕の出来栄えでこれでは嬉しくない。」

「マイケルは僕より良かったけど彼のダブルミスは僕に運があった。」

ガーニーとプライスは引分けとなり未だ両者ともプレーオフを狙う立場を続ける。この試合で北アイルランドのエースはステージ上でグランドスラムオブダーツチャンピオンに罵声を浴びせた。

プライスは1レッグダウンから3-1とリード、一方ガーニーも素晴らしい10ダーツで4-3と引き戻し、この夜絶好調のダブルを武器に第12レッグで気持ちのいい95フィニッシュでレベルとした。

プライスも集中し18ダブルを使ったアレンジで20ダブルを決め気持ちのいい96フィニッシュ、1ポイントを確保してプレーオフ進出の希望をつないだが、最終レッグでマッチとなる13ダブルをミス、ガーニーが残り64を上がり切り劇的な引き分けを演じた。

Unibetプレミアリーグのリーグシーズンは5月16日(木)にリーズのファーストダイレクトアリーナで完結、4試合全てがプレーオフのレースに関わっている。

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