<EUツアー#6/13>ヨーロピアンダーツグランプリ最終日(三回戦~)
結果、老練プレーヤー達が頑張った
https://www.pdc.tv/news/2019/…
ヨーロピアンダーツグランプリ
ジンデルフィンゲン、グラスパラスト
5月12日(日)午後セッション
<三回戦結果>
イアン・ホワイト(12)<110.84> 6-3 キーガン・ブラウン(29)<107.04>
ジェフリー・デ・ズワーン*(35)<105.96> 6-4 マイケル・スミス(5)<98.54>
スティーブ・ビートン(19)<89.22> 6-4 ライアン・サール(53)<90.78>
ダレン・ウェブスター(14)<92.62> 6-4 ガーウィン・プライス(7)<97.95>
ナーザン・アスピナル(13)<103.54> 6-4 ダリル・ガーニー(3)<101.64>
ジェイミー・ヒューズ(80)<91.8> 6-4 マーク・マクギーニー(95)<86.43>
ピーター・ライト(6)<104.75> 6-4 ジョニー・クレイトン(15)<93.82>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<100.57> 6-1 ジェームス・リチャードソン(57)<83.43>
5月12日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
イアン・ホワイト(12)<97.07> 6-1 ジェフリー・デ・ズワーン*(35)<93.56>
スティーブ・ビートン(19)<87.47> 6-2 ダレン・ウェブスター(14)<85.62>
ジェイミー・ヒューズ(80)<92.0> 6-5 ナーザン・アスピナル(13)<90.23>
ピーター・ライト(6)<97.94> 6-3 マイケル・バン・ガーウェン(1)<99.35>
<準決勝結果>
イアン・ホワイト(12)<98.78> 7-5 スティーブ・ビートン(19)<90.39>
ピーター・ライト(6)<98.97> 7-1 ジェイミー・ヒューズ(80)<89.58>
<決勝結果>
イアン・ホワイト(12)<91.36> 8-7 ピーター・ライト(6)<92.68>
フォーマット:
一回戦/二回戦/三回戦/準々決勝=ベストオブ11レッグズ
準決勝=ベストオブ13レッグズ
決勝=ベストオブ15レッグズ
賞金:
優勝=25,000ポンド
準優勝=10,000ポンド
ベスト4=6,500ポンド
ベスト8=5,000ポンド
ベスト16=3,000ポンド
ベスト32=2,000ポンド
ベスト48=1,000ポンド
イアン・ホワイトがピーター・ライトとの劇的な最終レッグを征し8-7で勝利、ジンデルフィンゲンでの2019年ヨーロピアンダーツグランプリで優勝し自身2個目のヨーロピアンタイトル獲得となった。
ホワイトにとって三度目の正直となり、ここ3週間で3週連続のヨーロピアンツアー決勝進出だった。最後に優勝を拾うことができた。
ジャーマンダーツオープンとオーストリアンダーツオープンでは両方ともマイケル・バン・ガーウェンに敗退し、ホワイトは違う相手と決勝を戦う事でホッとしたことだろう、しかし試合はこの世界No.6に終始プッシュされることになった。
オープニングから3レッグを分け合い、ホワイトは170チェックアウトで初めて相手スローをブレークし3-1リードとした。170チェックアウトはこのトーナメント3つ目だった。
ライトも素早くブレークを取り戻し3-3のレベルへ戻し、2017年以来となるヨーロピアンツアータイトルを目指し続けた。
ここから我慢のキープ合戦となり全く両者を分かたず6-6まで進んだ。
ここでライトが決定的と思われる攻撃を見せた。ホワイトが120チェックアウトの20ダブルをミスすると、スネークバイトは104チェックアウトを16ダブルであがり優勝まであと1レッグとした。
しかしホワイトは容易に手からヨーロピアンタイトルを手放さず、この試合彼の2つ目の180得点で反応、ブレークバックして7-7とし試合は最終レッグへもつれ込んだ。
最終レッグはホワイトの先攻で、このストークのスターは堅実さを保ち自身2つ目となるヨーロピアンツアータイトルを16ダブルで仕留めた。
「1つ優勝するのに6年を要した。ようやく3週連続決勝進出しようやく勝てて嬉しい。」とホワイト。
「決勝では少し苦悩した。両方ともベストな状況ではなかったがもし僕がダブルをミスすれば彼はやって来ると思っていた。」
「170チェックアウトは本当に特別だ。それでもピーターは反撃の手を緩めなかった。」
「2勝目が出来て天にも昇る気持ちだ。ヨーロピアンツアータイトルで2勝以上出来てるプレーヤーはそんなにいない。優勝できて単純に嬉しい。」
この48歳の決勝までの道のりは文句の付けようのないこのトーナメント一番のアベレージ110.84でキーガン・ブラウンに6-3勝利から始まった。
続いてベスト16でアベレージ105を出していたジェフリー・デ・ズワーンだったが、ホワイトには試合にならず6-1で吹き飛ばした。
スティーブ・ビートンとの神経のすり減った準決勝では、ホワイトは劣勢から7-5での勝利で3週連続の決勝進出を決めた。
ライトの決勝への道のりはまずジョニー・クレイトンに素晴らしい6-4勝利で始まった。このプレミアリーグのスターはアベレージ104、8個の180得点を出していた。
彼は続いて準々決勝で現チャンピオンのバン・ガーウェンを6-3で退け決勝進出者には嬉しい結果となった。
序盤から主導権を取りライトはダブル率56%などトラブルも少なく堅実なパーフォーマンスでこの世界No.1をノックアウトした。
準決勝では、彼はジェイミー・ヒューズを7-1で吹き飛ばしホワイトとの決戦へ進んだ。
「イアン・ホワイトは良くやった。彼は今一番調子のいい時だ。」とライト。
「決勝で彼と戦い接戦を演じることは僕としてもとても幸せだ。イアンよ良くやったと言うしかない。」
次のヨーロピアンツアーは5月24日~26日にオランダ、ズウォルで2019年ダッチダーツマスターズを開催、バン・ガーウェンがタイトル防衛を狙う。