<メジャー>プレミアリーグプレーオフ
嗚呼、難攻不落のMVG
https://www.pdc.tv/news/2019/…
プレミアリーグ、プレーオフ
ロンドン、O2
5月23日(木)
<準決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン<96.48> 10-7 ダリル・ガーニー<94.02>
ロブ・クロス<100.31> 10-5 ジェームス・ウェード<91.91>
<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン<103.36> 11-5 ロブ・クロス<100.98>
賞金=
優勝:250,000ポンド
準優勝:120,000ポンド
ベスト4:80,000ポンド
5位:70,000ポンド
6位:60,000ポンド
7位:55,000ポンド
8位:50,000ポンド
9位:35,000ポンド
10位:30,000ポンド
リーグトップ:25,000ポンド
マイケル・バン・ガーウェンが木曜、ロンドンO2で行われたUnibetkプレミアリーグ決勝でロブ・クロスを11-5で破り5度目のタイトルを獲得した。
世界No.1のバン・ガーウェンは準決勝でプレーオフデビュー戦のダリル・ガーニーに10-7とし7年連続の決勝進出を果たした。
そこで、現ワールドチャンピオンは世界トップ2同士の戦いでクロスに終始優勢を守り、歴代記録に並ぶ4年プレミアリーグ連続優勝をあげ優勝賞金250,000ポンドを手にした。
「プレミアリーグ優勝の感触は全く変わらない。この意義はさすがだ。」とバン・ガーウェン。彼はすでに7年連続でリーグトップ抜けのリーグリーダーボーナス25,000ポンドを獲得している。
「今年のトーナメントは驚くべきトーナメントだった。同時に僕にとって本当に難しい年だった。でも最終的に優勝できたしそれが全てだ。」
「毎週17夜を継続して各地へ転戦し、次の試合のための準備を続けて驚愕のパーフォーマンスが要求され真にタフなものだ。」
「後半の何か月かは僕は厳しい状況にいた。でも最後にこのトロフィを掲げられたらその価値があったというものだ。」
「ロブは紳士だけどトッププレーヤーで終始僕にプレッシャーを掛けてきた。彼は一年中僕を追いかけてきたが今回は僅か及ばなかった。でも将来の大きなライバルだ。」
「リーグテーブルでのトップ2による決勝はオープニングレッグからバン・ガーウェンのブレークで始まった。さらに彼は90フィニッシュで再びブレーク、4-1リードとした。
このオランダ人は最終的には5個の180得点とアベレージ103.36で試合を終えていたが、112チェックアウトで5-1アドバンテージとするとクロスも接戦から続く3レッグを奪い5-4と追いすがった。
第10レッグはこの試合の転換点となり、元ワールドチャンピオンのクロスがレベルへ追いつく筈のダブル3本を外すとバン・ガーウェンが74フィニッシュし休憩前に6-4リードとした。
休憩後、バン・ガーウェンは火のついているクロスに更に水を浴びせ、72チェックアウトでブレークし二人を明らかに分けた上、続くレッグは11ダーツでキープした。
クロスもようやく6ダブルをあがり腐りきるのを止めて8-5と縮めたが、バン・ガーウェンは最終レッグを素晴らしい130チェックアウトとし終盤3レッグを奪って勝利で決着、タイトルを感涙で防衛した。
「今年のプレミアリーグは僕にとっても素晴らしかった。毎週素晴らしい観客の前でパーフォームすることを堪能した。」とクロス。彼は準々決勝で2009年チャンピオンのジェームス・ウェードに堂々とした10-5で勝利し初めての決勝進出だった。
「決勝でもそんなに悪くなかったけど、僕としてはもっといいプレーも出来ると思ってるしこれからどんどんいいダーツをしていく。」
「マイケルは凄いプレーヤーでこのタイトル獲得に相応しい。でもある日僕は彼を追い越すつもりだ。」
「きょうはアドレナリンが出まくり、それがあの5-4の時ダブルが入らない事に災いしていた。」
「今年後半に向けて前進を続けるつもりだし何処かで優勝も出来ると思う。」
ガーニーはプレミアリーグ参戦2年目にしてプレーオフへ進出、しかし、「僕はチャンスを逃していた感じだ。マイケルは負けるために居たようだったし、僕がやっつけるべきだった。」
「素晴らしい試合にはならなかったけど僕らも精一杯戦ったし楽しんでもらえたと思う。負けてしまったけど僕は僕なりのプレーが出来た。」
「僕の今年の目標は去年のことを改善することでそれが出来てきている。」