<メジャー>ワールドカッププレビュー
何処に賭けてもおいしいリターンがありそうな組み合わせ
https://www.pdc.tv/news/2019/…
2019BetVictorワールドカップオブダーツ
ハンブルグ、バークレーカードアリーナ
6月6日(木) ハンブルグ19:00(日本時間7日02:00)
<一回戦組合せ>
ジブラルタル vs 日本
北アイルランド vs 南アフリカ
ニュージーランド vs リトアニア
ベルギー vs 香港
ブラジル vs スウェーデン
ウェールズ vs シンガポール
ハンガリー vs ドイツ
スコットランド vs デンマーク
6月7日(金) ハンブルグ19:00(日本時間02:00)
<一回戦組合せ>
中国 vs アメリカ合衆国
イタリア vs カナダ
ポーランド vs チェコ共和国
アイルランド vs ギリシャ
イングランド vs フィリピン
オーストリア vs ロシア
オーストラリア vs フィンランド
オランダ vs スペイン
6月8日(土)午後セッション
ハンブルグ13:00(日本時間20:00)
<二回戦> 4試合(試合順は変更あり)
スコットランド/デンマーク vs ブラジル/スウェーデン
ベルギー/香港 vs ハンガリー/ドイツ
北アイルランド/南アフリカ vs ニュージーランド/リトアニア
ウェールズ/シンガポール vs ジブラルタル/日本
6月8日(土)夕刻セッション
ハンブルグ19:00(日本時間02:00)
<二回戦> 4試合(試合順は変更あり)
イングランド/フィリピン vs アイルランド/ギリシャ
オーストリア/ロシア vs 中国/アメリカ合衆国
オーストラリア/フィンランド vs イタリア/カナダ
オランダ/スペイン vs ポーランド/チェコ共和国
6月9日(日)午後セッション
ハンブルグ12:00(日本時間19:00)
<準々決勝>(試合順は変更あり)
イングランド/フィリピン/アイルランド/ギリシャ vs オーストリア/ロシア/中国/アメリカ合衆国
オーストラリア/フィンランド/イタリア/カナダ vs オランダ/スペイン/ポーランド/チェコ共和国
スコットランド/デンマーク/ブラジル/スウェーデン vs ベルギー/香港/ハンガリー/ドイツ
北アイルランド/南アフリカ/ニュージーランド/リトアニア vs ウェールズ/シンガポール/ジブラルタル/日本
6月9日(日)夕刻セッション
ハンブルグ19:00(日本時間02:00)
<準決勝>
<決勝>
フォーマット:
一回戦:ダブルス、ベストオブ9レッグズ
二回戦、準々決勝、準決勝:
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合
シングルスで勝敗が引き分けの場合、ダブルスでベストオブ7レッグズ
決勝:
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合
ダブルスのベストオブ7レッグズ
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合(プレーヤー入替)
先に3勝した国の勝利
賞金:
優勝(一人あたり):35,000ポンド
準優勝(一人あたり):20,000ポンド
ベスト4(一人あたり):12,000ポンド
ベスト8(一人あたり):8,000ポンド
二回戦敗退(一人あたり):4,000ポンド
一回戦敗退(一人あたり):2,000ポンド
2019年BetVictorワールドカップオブダーツがこの木曜に開幕、ハンブルグのバークレーカードアリーナで新生オランダがタイトル防衛に向け動き出す。
このユニークな32か国のペアによるトーナメントは6月6日~9日の日程で戦いを繰り広げスカイスポーツとPDC国際放映網、pdctv-HDでライブ放映される。
この350,000ポンドのイベントは各国2プレーヤーが代表しダブルスとシングルスを戦うが、オランダが昨年4度目の優勝を飾っている。
昨年の8回目の開催でマイケル・バン・ガーウェンとレイモンド・バン・バーナベルト組が優勝、オランダはイングランドの持つ4度のワールドカップ優勝回数に並んだ。
今年のイベントはオランダ組でバン・バーナベルトが初めて交替となりワールドチャンピオンのバン・ガーウェンは世界No.23のジャーメイン・ワッティメナと組む。ワッティメナはPDC賞金ランキングでオランダ人として2位となっている。
この第4シードのオランダはまずクリスト・レイズ/トニー・アルシナス組のスペインと一回戦で対戦するがバン・ガーウェンは優勝に向け自信満々だ。
「レイモンドの全ての点でジャーメインは代表を務めるにふさわしいと思う。」とバン・ガーウェン、彼はバン・バーナベルトと供に3度の優勝を果たしている。
「これは特別なトーナメントで絶対に優勝を維持したい。」
「イングランドからオランダが優勝を引き継ぐのはとても特別なことで、僕としては絶対に成し遂げたい。」
「偉大な3人のワールドカッププレーヤーが史上に存在し、優勝すれば僕も並ぶことが出来る。そうなれば来年はその記録も更新するチャンスが生まれる。」
一回戦は木曜と金曜に行われ二回戦は6月8日(土)に2セッションに分けて開催される。日曜午後セッションには準々決勝が、夕刻セッションに準決勝と決勝が行われる。
一回戦はロブ・クロスとマイケル・スミスが初めて組み、第1シードとなったイングランドが高レベルのフィリピンのペア、ローレンス・イラガン、ノエル・マリクデム組と対戦する。
元ワールドチャンピオンのクロスにとっては2018年デーブ・チズナルと組みベスト8入りしたワールドカップの2度目の体験で、一方スミスは初めてイングランド代表のユニフォームに袖を通すことになる。
「母国を代表するなんて待ちきれない。僕の経験で最も名誉ある一つだ。」とスミス。
「年後半にランキングが下がった場合、イングランドのためにプレーするチャンスは今回しかない。いつも出場出来たことが名誉なことと思い出すだろう。」
「どんなスポーツでも母国を代表したいと思うはずだし、去年僕は代表を獲得するためにどんな努力もしてきた。僕の一大目標だ。」
「今回はいい結果を出す凄いチャンスだと思う。ロブは素晴らしいプレミアリーグの活躍を見せた。僕も悪くなかったけどダブルが言うことを利かなかった。」
第2シードのスコットランドは再びギャリー・アンダーソンとピーター・ライト組で2015年、2018年の準優勝より一つ先を目指している。
彼等は一回戦でデンマークと対戦、一方第3シードのウェールズはガーウィン・プライスとジョニー・クレイトン組でポール・リムとハリス・リム組のシンガポールと対戦する。
サイモン・ウィットロックとカイル・アンダーソンは4年連続でオーストラリア国旗を掲げ、2012年準優勝を経験したウィットロックは母国のために優勝出来なかったことを彼の人生で最大限後悔しているという。
「どのトーナメントも大切だけどこれは僕にとって特別だ。」とウィットロック、彼はその他の回でも3度準決勝まで到達していた。
「2012年の決勝で敗れた時は本当にダメージを受けたけどまだ僕にはチャンスが巡ってきた。ポール・ニコルソンと僕は強いチームだったしタイトルを目前にしていた。でもそれを逸してしまった。」
「あの敗退でこのイベントに対する僕の心に火がついた。これはオーストラリアのダーツ界にとって物凄く重要なことだ。僕はカイルと本当に心が通じ合う関係を構築できており、チーム力は万全で全力を尽くす。とてもオープンなトーナメントで勝つチャンスはとても多い。」
2016年ベスト4の北アイルランドは再び世界No.4のダリル・ガーニーとワールドカップ連続出場のブレンダン・ドラン組で初戦は南アフリカとの対戦だ。
キム・ハイブレクトとディミトリ・バン・デン・バーグ組は2年連続でベルギーを代表、彼等は2018年にはベスト4入りしており一回戦で香港と対戦する。
オーストリアの2人、メンサー・スルホビックとゾラン・レイクバッハは昨年の一回戦敗退の記憶を一掃したいところで一回戦はロシアと対戦する。
日本のペア、浅田斉吾と村松治樹は2018年にベスト8入りを果たしており、今年のイベントは初戦でジブラルタルと対戦する。ジブラルタルは連続出場のダイソン・パロディがデビュー戦のアントニー・ロペスと組む。
中国は金曜の第1試合で米国と対戦する。中国はここに来てメンバー交替となりキンユー・ザンがパスポートの問題で断念、代わってヤンジュン・リューが3度目のワールドカップ出場となった。
木曜、金曜の一回戦に続きトーナメントの二回戦は6月8日(土)に2セッションに分かれて開催され、フォーマットがシングルスとダブルスの組み合わせとなる。