NEWS

<メジャー>ワールドカップ第3日(二回戦) 2年連続準々決勝へ

0
0
2019.06.09 Sun.

忍者のような浅田、日の出の勢い村松

https://www.pdc.tv/news/2019/…

2019BetVictorワールドカップオブダーツ
ハンブルグ、バークレーカードアリーナ
(カッコ内はシード)
6月8日(土)午後セッション
<二回戦結果> 
ニュージーランド 2-1 南アフリカ
コーディ・ハリス(NZ)<84.68> 4-0 バーモン・バウアーズ(南ア)<73.18>
デボン・ピーターセン(南ア)<101.9> 4-0 ハウパイ・プーハ(NZ)<97.11>
ダブルス:ニュージーランド<86.28> 4-2 南アフリカ<80.8>

日本 2-0 シンガポール
浅田斉吾(日)<85.68> 4-3 ポール・リム(シン)<81.21>
村松治樹(日)<86.29> 4-2 ハリス・リム(シン)<84.69>

スコットランド(2) 2-0 スウェーデン
ギャリー・アンダーソン(スコ)<96.97> 4-0 マグナス・カリス(ス)<69.4>
ピーター・ライト(スコ) 4-2 デニス・ニルソン(ス)<83.63>

ベルギー(7) 2-0 ドイツ
キム・ハイブレクト(ベル)<85.93> 4-3 マーティン・シンドラー(独)<86.14>
ディミトリ・バン・デン・バーグ(ベル)<88.41> 4-0 マックス・ホップ(独)<76.19>

6月8日(土)夕刻セッション
<二回戦結果> 
カナダ 2-0 オーストラリア(5)
ドーソン・マーシェル(カ)<88.61> 4-3 サイモン・ウィットロック(豪)<86.86>
ジム・ロング(カ)<84.93> 4-3 カイル・アンダーソン(豪)<81.69>

オーストリア(8) 2-0 米国
ゾラン・レイクバッハー(オ)<88.34> 4-1 ダリン・ヤング(米)<87.0>
メンサー・スルホビック(オ)<113.43> 4-0 チャック・プレオ(米)<84.81>

アイルランド共和国 2-0 イングランド(1)
スティーブ・レノン(アイ)<88.39> 4-3 マイケル・スミス(英)<90.78>
ウィリアム・オコーナー(アイ)<115.1> 4-1 ロブ・クロス(英)<106.62>

オランダ(4) 2-0 ポーランド
マイケル・バン・ガーウェン(オラ)<96.27> 4-2 クリストフ・ラタイスキー(ポ)<95.52>
ジャーメイン・ワッティメナ(オラ)<87.44> 4-1 タイタス・カニク(ポ)<85.8>

6月9日(日)午後セッション
ハンブルグ12:00(日本時間同日19:00)
<準々決勝組合せ>
ニュージーランド vs 日本
スコットランド(2) vs ベルギー(7)
アイルランド共和国 vs オーストリア(8)
カナダ vs オランダ(4)

6月9日(日)夕刻セッション
ハンブルグ19:00(日本時間10日02:00)
<準決勝組合せ>
ニュージーランド/日本 vs スコットランド/ベルギー
カナダ/オランダ vs アイルランド/オーストリア

<決勝>

フォーマット:
一回戦:ダブルス、ベストオブ9レッグズ
二回戦、準々決勝、準決勝:
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合
シングルスで勝敗が引き分けの場合、ダブルスでベストオブ7レッグズ
決勝:
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合
ダブルスのベストオブ7レッグズ
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合(プレーヤー入替)
先に3勝した国の勝利

賞金:
優勝(一人あたり):35,000ポンド
準優勝(一人あたり):20,000ポンド
ベスト4(一人あたり):12,000ポンド
ベスト8(一人あたり):8,000ポンド
二回戦敗退(一人あたり):4,000ポンド
一回戦敗退(一人あたり):2,000ポンド

アイルランド共和国が土曜、ハンブルグのBetVictorワールドカップオブダーツで第1シードのイングランドに衝撃的な勝利で息の根を止めた。

スティーブ・レノンがマイケル・スミスを押し出した後、ウィリアム・オコーナーがアベレージ115.0に達し息をのむディスプレーで元ワールドチャンピオンのロブ・クロスを破ったのだ。

オコーナーは4つの180得点、88フィニッシュ、70フィニッシュとマッチとなった64フィニッシュで4度ワールドカップ優勝のイングランドにショックを与える出来栄えを完成させた。

レノンはその前にスミスを4-3で下しアイルランドへアドバンテージをもたらしており、オコーナーの信じられないパーフォーマンスが初めての準々決勝進出の決定打となった。

「信じられない感触だ。」とオコーナー、彼はおよそ1か月前自身初のPDCタイトルを獲得している。

「今夜は僕たちにスイッチが入った。彼等を倒せる可能性も判ってはいたが、元ワールドチャンピオンで世界のベストプレーヤーに対してこんなパーフォーマンスが発揮できたなんて本当に特別な感触だ。」

「これを機に自信が溢れてきている。とても楽しんでいるし最終日は僕等はもっと活躍し相手にとって危険となろう。」

第5シードのオーストラリアも衝撃に見舞われ、サイモン・ウィットロックとカイル・アンダーソンが供にカナダにシングルスで敗れた。

ドーソン・マーシェルとジム・ロングの両者は供に最終レッグで勝利、準々決勝では現チャンピオンのオランダと対戦する。オランダも簡単にポーランドに勝利していた。

マーシェルは見どころ満載の対戦でウィットロックを退けた。このオーストラリアの先導者はインブルを用い2連続126チェックアウトで途中3-2とリードしていた。

第6レッグではマーシェルは180得点からレッグを奪取しレベルへ、さらにこの23歳は最終レッグで97チェックアウトを見せカナダを一歩リードさせた。

その後ロングが1-3ダウンからアンダーソンを破った。アンダーソンはダブルスの最終戦へ逃げ込むためのマッチとなる1本のダブルを外していた。

マイケル・バン・ガーウェンとジャーメイン・ワッティメナの両プレーヤーは供にシングルスで勝利、ポーランドのクリストフ・ラタイスキーとタイタス・カニク組を退けた。

バン・ガーウェンは分岐点となった第5レッグでインブルでの123チェックアウト、この世界No.1がラタイスキーに4-2で勝利した。

カニクはワッティメナを相手に第1レッグから180得点と素晴らしい90チェックアウトを見せ、ポーランドを試合に押し戻すよう相手に脅威を与えたた。

ワッティメナは試合をレベルへ戻すと、第3レッグでカニクは7本の完璧ショットであわや9ダーツと思わせた。しかし悲惨にもダブルミスからオランダ人にレッグを奪われ重要な転換点となった。このオランダ人は最後はコンビネーションから88をインブルであがり4-1で勝利した。

「両組とも100%のパーフォーマンスじゃなかったけど僕等の方が欲しいときに欲しいショットが出来た。」とバン・ガーウェン。

「僕等は誰も恐れていないし誰をも倒すつもりだ。素晴らしいチームだしそれはみんなも判っている。」

スコットランドも土曜午後、順当にスウェーデンを2-0で下し準々決勝へ進出した。

ギャリー・アンダーソンがマグナス・カリスに4-0で勝利、第2シードたるところを見せた。この50歳のカリスはプロフェッショナルダーツを引退する前でこれが最後の試合となった。

ピーター・ライトはやや冷や汗をかいたもののデニス・ニルソンに4-2で勝利した。

スコットランドは日曜午後の二回戦でベルギーと対戦する。ベルギーのキム・ハイブレクトとディミトリ・バン・デン・バーグ組はホスト国ドイツをこのトーナメントから潰し出した。

ハイブレクトはマーティン・シンドラーとの劇的な衝突で生き残った。シンドラーはいらいらする最終レッグで4本のマッチとなるダーツをミスしていた。

シンドラーはこの試合の第5レッグで7本の完璧ショットを放ちこのレッグは取ったものの、ベルギーのキャプテン、ハイブレクトは続く2レッグを奪い勝利を拾った。

ドイツは再び浮かび上がることはなくホップはバン・デン・バーグにまさかの4-0負けし、ベルギーペアがベスト8入りを決めた。

「ホップはもっとずっといいプレーをすると思っていたけど、とにかく僕等が抜けられて嬉しい。」とバン・デン・バーグ。

「対戦相手のことは余り考えていない。僕等は僕等のゲームに集中するだけでお互いペアを信頼している。これが今日僕らが勝てた要因で、ここからも変わらない。」

オーストリアは米国にシングルスだけで簡単に勝利し準々決勝でのアイルランド共和国戦へ向かった。

ゾラン・レイクバッハーはダリン・ヤングを4-1で下しメンサー・スルホビックは超絶なディスプレーでチャック・プレオをホワイトウォッシュした。

元チャンピオンズリーグ優勝のスルホビックは100チェックアウト、126チェックアウトなどからアベレージが113に達し4-0で勝利した。

ニュージーランドも南アフリカとの大混戦を勝利し初めての準々決勝進出となった。

コーディ・ハリスはバーノン・バウアーズに4-0で勝利しニュージーランドが一歩前に出るとデボン・ピーターセンがハウパイ・プーハにホワイトウォッシュで勝利し反撃を見せた。

ピーターセンのアベレージはほぼ102に達し、高レベルの試合の中素晴らしい132チェックアウトなども見せていた。しかし南アフリカのキャプテンは最終試合のダブルスで3-0ダウンに落胆していた。

南アフリカはそれでも続く2レッグで反撃を見せたもののプーハが最後に20ダブルをあがり勝利して決着。

ニュージーランドは次のベスト8で日本と対戦する。日本はシンガポールと対戦し浅田斉吾と村松治樹は両者ともシングルスで勝利していた。

ポール・リムは160チェックアウト、72フィニッシュと連続し3-2リードとしたが、浅田が終盤2レッグを奪い返し勝利した。

村松はハリス・リムに4-2での順当勝ち、2年連続でベスト8入りを決めた。

このイベントは日曜午後セッションに準々決勝、夕刻セッションに準決勝、決勝が行われ完結する。

試合の模様は英国/アイルランドはスカイスポーツ、オランダではRTL7、全世界へはPDC国際放映網、およびpdctv-HDでライブ放映される。

0
0

LATEST NEWS

HOME

NEWS

<メジャー>ワールドカップ第3日(二回戦) 2年連続準々決勝へ