<EUツアー#8/13>ダニッシュダーツオープン最終日(三回戦~)
チズナルの安定した得点力によりドービーの初優勝はお預け
https://www.pdc.tv/news/2019/…
ダニッシュダーツオープン
コペンハーゲン、ブロンズバイハレン
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
6月16日(日)午後セッション
<三回戦結果>
ガーウィン・プライス(7)<99.43> 6-2 スティーブン・バンティング(18)<87.89>
ジョー・カレン(17)<95.31> 6-4 ピーター・ライト(5)<93.64>
クリス・ドービー(32)<97.41> 6-2 カーク・シェファード(113)<92.04>
ホセ・デ・ソーサ(90)<100.63> 6-2 ダリル・ガーニー(4)<97.31>
ジョニー・クレイトン(15)<101.95> 6-2 ジェームス・ウェード(9)<101.64>
サイモン・ウィットロック(11)<89.96> 6-3 エイドリアン・ルイス(16)<86.75>
デーブ・チズナル(12)<98.59> 6-5 メンサー・スルホビック(8)<97.23>
ジャーメイン・ワッティメナ(23)<97.15> 6-4 イアン・ホワイト(10)<94.41>
6月16日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
ガーウィン・プライス(7)<110.12> 6-1 ジョー・カレン(17)<93.6>
クリス・ドービー(32)<99.43> 6-5 ホセ・デ・ソーサ(90)<94.54>
ジョニー・クレイトン(15)<97.07> 6-1 サイモン・ウィットロック(11)<92.88>
デーブ・チズナル(12)<95.07> 6-1 ジャーメイン・ワッティメナ(23)<90.47>
<準決勝結果>
クリス・ドービー(32)<94.06> 7-4 ガーウィン・プライス(7)<99.08>
デーブ・チズナル(12)<101.07> 7-6 ジョニー・クレイトン(15)<95.72>
<決勝結果>
デーブ・チズナル(12)<98.92> 8-3 クリス・ドービー(32)<85.55>
フォーマット:
一回戦/二回戦/三回戦/準々決勝=ベストオブ11レッグズ
準決勝=ベストオブ13レッグズ
決勝=ベストオブ15レッグズ
賞金:
優勝=25,000ポンド
準優勝=10,000ポンド
ベスト4=6,500ポンド
ベスト8=5,000ポンド
ベスト16=3,000ポンド
ベスト32=2,000ポンド
ベスト48=1,000ポンド
デーブ・チズナルが日曜コペンハーゲンでの2019ダニッシュダーツオープンで今年3個目の優勝を勝ち取った。
今年序盤でプレーヤーズチャンピオンシップを2勝しているチズナルは、2019年の素晴らしい快進撃を続け、ブロンズバイハレンでの決勝でクリス・ドービーを8-3で破った。
5度のテレビ放映決勝を経験したチズナルが以前にヨーロピアンツアー優勝を果たしたのは2013年だが、ドービーに対戦した素晴らしいディスプレーは長く待たせず15個目のPDC優勝をもたらした。
「ちょっと時間がかかった。徐々に近づいていたけど最後の詰めが出来なかった。だからこの優勝は僕にとってとても意義深い。」とチズナル。この決勝での勝利で彼は4人目のヨーロピアンツアー100試合勝利達成者となった。
「今日一日練習でもステージでもいい具合だった。観客が本当に僕を激励してくれた。全てのプレーヤーにとってこの週末ずっと観客が素晴らしいかった。
「決勝ではクリスがベストを出せていなかった。僕にとってはラッキーだったけど。彼は僕がリスペクトする一人だし彼の功績は当然だ。」
2019年8回目のヨーロピアンツアーイベント決勝はドービーが146チェックアウトでキープ、調子よく飛び出してさらに12ダーツでブレークした。
しかしこのリードは短時間でチズナルも12ダーツでブレークバック、続く3レッグを連取し4-2リードとした。
PDCタイトル初優勝が欲しいドービーは最後の1本で大事な20ダブルをあがり100チェックアウト、この流れを止め4-3とした。
しかしこれがドービーの勇ましい最後の姿で、チズナルがここから4レッグを連取、最後は115チェックアウトで優勝を決め25,000ポンドの優勝賞金を獲得した。
過去には3度のプレーヤーズチャンピオンシップイベント準優勝があったものの、ドービーにとってこれが初めてのPDC決勝のビッグステージだった。負けはしたもののジョーディはこの週末から直ぐに前向きに立ち直っている。
「この週末の僕のプレーぶりにはとても満足している。」とドービー。これで彼は自身最高位となるPDC賞金ランキング30位に上昇した。
「僕は初出場となるワールドマッチプレーの出場権を確実にするために仕事をしにきた。これで十分な成果を得られた。」
「決勝では成果が出なかったけど、もし負けるとしたらデーブだと思っていた。彼は素晴らしい人だし彼の優勝は当然だ。」
この140,000ポンドのイベントは日曜午後セッションでベスト16が、夕刻セッションで準々決勝、準決勝、決勝を行いクライマックスを迎えた。
午後セッションでの衝撃はホセ・デ・ソーサが夢のヨーロピアンツアーデビュー戦で第2シードのダリル・ガーニーを6-2で破ったことだ。一方チズナルもメンサー・スルホビックのマッチとなるダーツを生き残っていた。
準々決勝のオープニング試合では第3シードのガーウィン・プライスが火を噴きアベレージ110.12でジョー・カレンに6-1の勝利、しかし彼の進撃はドービーの0-3ダウンから7-4での勝利で短くされてしまった。
準決勝での落胆はプライスの同胞ウェールズのジョニー・クレイトンだった。彼はジェームス・ウェード、サイモン・ウィットロックに勝利し調子を上げてきたもののベスト4でチズナルに7-6で敗れ去った。
ヨーロピアンツアーは次に6月28日~30日プラハでのチェコダーツオープンで戻ってくる。試合の模様はpdctv-HDでライブ放映される。