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ワールドシリーズ、ジャーマンダーツマスターズ第1日

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2019.07.13 Sat.

ギャリー/MVG、マッチプレー前に本気での敗退か?

https://www.pdc.tv/news/2019/…

ジャーマンダーツマスターズ
ケルン、ランクセスアリーナ
7月12日(金)
<一回戦結果>
ジェームス・ウェード<90.9> 6-2 ケビン・ムンヒ<82.29>
ニコ・クルツ<95.03> 6-4 ギャリー・アンダーソン<92.8>
ダリル・ガーニー<97.2> 6-2 クリスチャン・ブンゼ<92.82>
ピーター・ライト<96.69> 6-4 ロバート・マリアノビック<88.1>
ガブリエル・クレメンズ<98.48> 6-3 レイモンド・バン・バーナベルト<90.39>
メンサー・スルホビック<90.86> 6-2 マイク・ランゲンドルフ<83.69>
マーティン・シンドラー<91.9> 6-5 マイケル・バン・ガーウェン<91.75>
ロブ・クロス<101.41> 6-4 マックス・ホップ<106.62>

フォーマット:ベストオブ11レッグズ

7月13日(土)現地20:00 (日本時間14日03:00)
<準々決勝組合せ>
ピーター・ライト vs ニコ・クルツ
ダリル・ガーニー vs ジェームス・ウェード
マーティン・シンドラー vs メンサー・スルホビック
ロブ・クロス vs ガブリエル・クレメンズ

<準決勝組合せ>
ライト/クルツ vs ガーニー/ウェード
シンドラー/スルホビック vs クロス/クレメンズ

<決勝>

フォーマット:ベストオブ15レッグズ

マーティン・シンドラーとニコ・クルツが金曜、ケルンで始まった2019年ジャーマンダーツマスターズの衝撃の初日にマイケル・バン・ガーウェンとギャリー・アンダーソンを撃った。ガブリエル・クレメンズもレイモンド・バン・バーナベルトを倒した。

今年2回目のワールドシリーズオブダーツイベントはPDCトップ8のスターと8名のドイツ代表が戦い、ドイツ国民熱愛の22歳、シンドラーが1-5ダウンから奇跡の反撃を見せた。

12度ワールドシリーズオブイベント優勝を誇るバン・ガーウェンは真っすぐに準々決勝へ進出かと見られたが、この世界No.1が2レッグにわたり3本のマッチとなるダーツをミス、シンドラーが完全な絶好のタイミングで奪い取り初戦を突破、ランクセスアリーナで屋根を高くした。

「驚愕の感覚だ。言葉にすら表せない。」と2度のワールドカップオブダーツベスト8入りのシンドラー。

「本当に震えていた。この試合どうやって勝てたのか覚えていない。でも本当に勝ったし今はただ嬉しいだけだ。」

「これは僕の生涯で一番の勝利だ。あの瞬間の記憶は全くどこかへ飛んでいるけど、ダーツが入った時僕の最大の勝利だと感じた。」

シンドラーは土曜の最終日にメンサー・スルホビックと対戦する。この現チャンピオンは巧妙なスタートを切り初戦を熟練のマイク・ランゲンドルフに6-2と完全支配で勝利、2年連続優勝を目指し始めた。

この夜序盤に、もう一人の22歳のドイツ人、クルツが2度のワールドチャンピオン、アンダーソンに6-4で勝利、ワールドシリーズ史上最大の衝撃となった。

クルツはようやく2度目のテレビ放映イベント出場で、2018年イベントではジェイミー・ルイス戦でマッチとなるダーツをミスしていた。しかし今回は170チェックアウトで3-2リードした。

6度のワールドシリーズイベント優勝のアンダーソンは首の皮一枚の状況で138チェックアウト、79フィニッシュとし5-4と追いかけたがクルツは最後8ダブルを仕留め記憶に残る勝利を完成した。

「僕の生涯最大の勝利だ。僕の人生でこんな嬉しいことはなかった。」とクルツ。彼はワールドシリーズで初めてのドイツ人勝利者となった。

「ギャリーはいつも僕のプレースタイルのお手本だ。僕にとって彼はいつもベストプレーヤーだ。僕が今日何を成し遂げたか未だピンとこない。」

「僕は自分のプレーに集中しようとした。こんな観客の中でギャリーに注目する余裕はなかった。あれが凄く良かったのかも知れない。」

クルツの次の相手はピーター・ライトで、この現メルボルンダーツマスターズチャンピオンはロバート・マリアノビックの気合のこもった反撃をかわし6-4で勝利していた。

シンドラー、クルツと並びドイツNo.3のクレメンズもベスト8入りを果たした。彼は4度ワールドシリーズ準優勝を経験したバン・バーナベルトを6-3で退けていた。

この上昇基調にあるドイツのスターはここ14か月のPDCランキングイベントで3度決勝進出を果たしておりするすると3-0リードとした。バン・バーナベルトも反撃しその差を1レッグへ戻した。

しかし、クレメンズは主導権を手放さず続く4レッグのうち3レッグを奪い簡単に勝利、ロブ・クロスの待つ準々決勝へ進んだ。クロスはドイツNo.1のマックス・ホップと対戦、ダブルを1本も外さず素晴らしい6-4勝利をあげていた。

昨年ワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ優勝のジェームス・ウェードは素晴らしいディスプレーでケビン・ムンヒを6-2で下した。彼は次にダリル・ガーニーと対戦する。ガーニーはテレビ放映トーナメントデビューとなったクリスチャン・ブンゼに6-2で勝っていた。

ジャーマンダーツマスターズは土曜に準々決勝、準決勝、決勝を行い完結する。

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