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<メジャー>ワールドマッチプレー第6日(準々決勝 1/2)

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2019.07.26 Fri.

デュランを止める術なし、外来奇魚が子魚を食い漁るの図

https://www.pdc.tv/news/2019/…

ワールドマッチプレー
ブラックプール、ウィンターガーデンズ
7月25日(木)
<準々決勝結果>
マイケル・スミス<96.54> 16-11 マービン・キング<88.37>
グレン・デュラン<92.84> 16-7 ジェームス・ウェード<85.68>

7月26日(金)現地19:00(日本時間27日03:00)
<準々決勝組合せ>
ロブ・クロス* vs スティーブン・バンティング
(-/〇〇/ー)
ピーター・ライト* vs ダリル・ガーニー
(〇〇〇〇●〇〇●●●/●△〇〇/△〇●〇)

7月27日(土)現地19:00(日本時間28日03:00)
<準決勝組合せ>
グレン・デュラン vs マイケル・スミス
(ー/ー/●〇)
クロス/バンティング vs ライト/ガーニー

7月28日(日)現地19:00(日本時間29日03:00)
<決勝>

優勝オッズ;
(事前→現在)
40/1→5/2 グレン・デュラン
15/2→11/4 ロブ・クロス
10/1→3/1 ピーター・ライト
25/1→4/1 マイケル・スミス
25/1→9/1 ダリル・ガーニー
125/1→28/1 スティーブン・バンティング

フォーマット:
一回戦:ベストオブ19レッグズ
二回戦:ベストオブ21レッグズ
準々決勝:ベストオブ31レッグズ
準決勝:ベストオブ33レッグズ
決勝:ベストオブ35レッグズ

※各試合とも2レッグ差であること。2レッグ差をつけるため5レッグまで追加され、それでも未決着の場合6レッグ目はサドンデスで戦われる。

賞金:
優勝=150,000ポンド
準優勝=70,000ポンド
ベスト4=50,000ポンド
ベスト8=25,000ポンド
二回戦敗退=15,000ポンド
一回戦敗退=10,000ポンド
合計 700,000ポンド

グレン・デュランとマイケル・スミスが木曜、ブラックプールの2019Betfredワールドマッチプレー準々決勝で供に勝ち上がり、準決勝での対戦が決まった。

感激のデュランはジェームス・ウェードに納得の16-7で勝利、ウィンターガーデンズ観客からの喝采を受けた瞬間を満喫した。スミスもマービン・キングに16-11で駆け抜けた。

ブラックプールデビュー戦のデュランはエイドリアン・ルイス、マイケル・バン・ガーウェンを下し素晴らしい躍進を続けさらに一つ忘れられない勝利を記録した。このミドルボローのプレーヤーはフィル・テーラー杯を抱え上げる夢にまた一歩近づいた。

「トーナメント開始当初は僕はPDCの観客に僕でもこのステージでプレーできるということを見せたかっただけだ。今はこのタイトルを欲しくて仕方ない。」とデュラン。

「僕は本当に絶頂にいる。今僕は夢の中で暮らしている。この観客が僕をそこへ連れて行ってくれたようだ。普通のおっさんが偉大な時を過ごしているのを彼らが見てしまったからね。」

「本当に素晴らしい一週間を過ごしている。これが一番の表現だ。そんなに素晴らしい特別な時間だ。人生が変ってしまった。」

緊張でびびったスタートを切った3度のレイクサイドチャンピオンはウェードに2-0リードと許したものの、デュランはすぐさまブレークバックし2-3ダウンとした。

続く3レッグはキープし合うと、デュランが91フィニッシュをインブルで決めブレーク、初めてリードしてこのまま最後までリードを保った。

デュランはどんどん調子をあげ、調子の上がらないウェードに対しここからの11レッグのうち9レッグを奪い14-6と勝利まであと2レッグとした。

ここでウェードは1レッグをマークしたものの、デュランの猛襲を止めるには全く力不足で、この49歳は屋根を高くする2本の20ダブルを使った137チェックアウトで決着をつけた。

この夜早々、スミスがキングに16-11で勝利し準決勝進出一番乗りを果たした。

ワールドチャンピオンシップ準優勝のスミスは過去6回のブラックプール挑戦ではベスト16ステージを通過することもなかったが、この日はパーフェクトなスタートでオープニングの2レッグを23本で取り5-1リードまで一気に進んだ。

キングも反撃し続く3レッグを全て18ダーツで連取してその差を1レッグとした。しかしスミスはキープから再びブレーク直ちに差を3レッグへ戻した。

キングは再び反撃し今度はレッグ連取で初めて8-7とリードした。スミスはオープニングと同様、高レベルの11ダーツ、12ダーツを繰り出しリードを奪回。

ここから7レッグは全てキープ合戦で中には奇怪にも合計で22本のダブルミスもあったが、転換点をスミスが11ダーツで取り14-11と前に出た。

これが試合を決める重要なポイントになり、スミスはここから取られることもなく最後は114チェックアウトで一気にフィニッシュラインへ駆け込み、自身の経歴で最大の勝利に決着をつけた。

「準決勝へ出られて最高だけど、ここまで来たら決勝へ出てトロフィを抱え上げたい。」とスミス。

「序盤は僕は世界トップクラスだと感じたけど、中盤は僕は世界の最低レベルだと思った。もっと集中すべきだったけど大事なスローも出したしブレークの時いくつか180得点も出せた。」

「マービンはレベルの高いプレーヤーでずっと仲良しだ。アドバイスが欲しい時彼はいつも助けてくれる。マービンのような人物には感謝しかない。どちらかが勝つことになり今回は僕だったので嬉しい。」

準々決勝は金曜で完結、金曜はロブ・クロスがスティーブン・バンティングと、ダリル・ガーニーがピーター・ライトと対戦、準決勝進出が出そろう。

2007年チャンピオンのウェード敗退により、日曜にフィル・テーラー杯には新しい名前が刻まれることが確定した。デュランは5/2で一番人気に、クロスは11/4、ライトは3/1、スミスは4/1だ。

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