＜メジャー＞ワールドマッチプレー第７日（準々決勝 ２/２）
ガーニー好調回復、終始ライトに強烈なプレッシャー
https://www.pdc.tv/news/2019/…
ワールドマッチプレー
ブラックプール、ウィンターガーデンズ
７月２６日（金）
＜準々決勝結果＞
ロブ・クロス＜１０１．８３＞ １６－１４ スティーブン・バンティング＜９６．０８＞
ダリル・ガーニー＜１１３．４１＞ １６－１３ ピーター・ライト＜１０９．３８＞
７月２７日（土）現地１９：００（日本時間２８日０３：００）
＜準決勝組合せ＞
グレン・デュラン ｖｓ マイケル・スミス
（ー/ー/●〇）
ロブ・クロス ｖｓ ダリル・ガーニー
（〇〇/●●〇●/〇●〇〇）
７月２８日（日）現地１９：００（日本時間２９日０３：００）
＜決勝＞
デュラン/スミス ｖｓ クロス/ガーニー
優勝オッズ；
（事前→現在）
１５/２→７/４ ロブ・クロス
４０/１→５/２ グレン・デュラン
２５/１→７/２ マイケル・スミス
２５/１→４/１ ダリル・ガーニー
フォーマット：
一回戦：ベストオブ１９レッグズ
二回戦：ベストオブ２１レッグズ
準々決勝：ベストオブ３１レッグズ
準決勝：ベストオブ３３レッグズ
決勝：ベストオブ３５レッグズ
※各試合とも２レッグ差であること。２レッグ差をつけるため５レッグまで追加され、それでも未決着の場合６レッグ目はサドンデスで戦われる。
賞金：
優勝＝１５０，０００ポンド
準優勝＝７０，０００ポンド
ベスト４＝５０，０００ポンド
ベスト８＝２５，０００ポンド
二回戦敗退＝１５，０００ポンド
一回戦敗退＝１０，０００ポンド
合計 ７００，０００ポンド
ダリル・ガーニーとロブ・クロスが金曜、ブラックプールでの準々決勝を勝ち抜き２０１９Betfredワールドマッチプレーの準決勝で対決することとなった。
ガーニーは高レベルな対戦でピーター・ライトを１６－１３で退け３年で２度目の準決勝進出だ。一方クロスはウィンターガーデンズでの魅惑的なダーツナイトにスティーブン・バンティングを１６－１４で下した。
ガーニーとクロスの対戦は土曜の垂涎の準決勝のオープニングにあり、その後グレン・デュランがおとぎ話のようなデビュー戦でフィル・テーラー杯を目指してマイケル・スミスと対戦する。
ライトは日曜に初めてのワールドマッチプレータイトルを獲得する最短にいると思われていたが、彼の２０試合連勝記録は２度のテレビ放映トーナメント優勝のガーニーに阻止された。ガーニーは冷徹な組み立てで勝利をもぎ取った。
「今日僕は僕の組み立てを披露できたようだ。でも心の中は少年の気持ちだ。」とガーニー。
「僕は世界のベストプレーヤーじゃない、でも世界のベストプレーヤーを倒せるつぎはぎプレーヤーだ。」
「いつものように懸命に戦った。それで勝利してこのタイトルを獲得する大きなチャンスを手にした。」
ライトは第１０レッグで初めての１００越えチェックアウトとなった１２０チェックアウトで２度目のインターバル入りするなど、１０試合連続の１００越えアベレージ（１０４．５７）を叩き出した。
試合は思わぬハイレベルなものとなり、両者は２レッグ差となることはなく１３－１３まで進んだ。
続いてガーニーがキープすると、第２７レッグで北アイルランド人が１８０得点と火を噴き７０フィニッシュでブレーク、勝利まであと１レッグとした。
ガーニーは続くレッグで残り２５を２本で決め、２０１７年準決勝でライトに敗退したリベンジを完成し３つ目のテレビ放映タイトル獲得を続けた。
この夜早々、クロスはバンティングとの激戦の終盤でワールドクラスのレッグを２つ並べた。
元ワールドチャンピオンのクロスは過去２度のブラックプール出場ではベスト１６を超えることが出来なかったが、第３レッグからリードしこのトーナメント２つ目の１７０チェックアウトなどで９－４リードとアドバンテージを取った。
ここまで２試合でビハインドから勝利しているバンティングは再び反発力の強さを見せ続く７レッグのうち６レッグを奪取、１０－１０のレベルとした。
ここから８レッグがキープ合戦となり、試合は１４－１４でタイブレークへもつれ込む様相を見せたが、クロスがここからの２レッグを各１８０得点からの１０ダーツ、１３ダーツで駆け抜け、バンティングの劇的大逆転のハットトリックを阻止した。
「スティーブンは信じられなかった。彼は余程ここでの自分に自信を持っていた。でも僕は引き締めてかかり終盤に強くなった。」とクロス、彼は１３個の１８０得点を叩き出していた。
「終盤にかけ、僕はプレミアリーグでのフォームを思い出した。スティールダーツの神髄を見せられたと思う。」
「僕はここ２年間でいっぱい学んだし今ここから結果を出そうとしている。ここでも出来ればハッピーエンドと行きたい。」
クロスが日曜に１５０，０００ポンドのタイトルを獲得するオッズは現在７/４で一番人気、デュランが３つのレイクサイドチャンピオンシップタイトルに加え初めてのPDCテレビ放映タイトルを獲得するオッズは５/２だ。
スミスは７/２で自身初のテレビランキングタイトルを狙っており、ガーニーは世界No.２のクロスとの対戦を前に４/１で最下位となっている。
