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<ワールドシリーズ>メルボルンダーツマスターズ第1日

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2019.08.17 Sat.

準々決勝は夢の対決、MVG対ギャリー、クロス対ヘータ

https://www.pdc.tv/news/2019/…

メルボルンダーツマスターズ
メルボルン、メルボルンアリーナ
8月16日(金)
<一回戦結果>
サイモン・ウィットロック<97.62> 6-3 ミック・レーシー<78.93>
レイモンド・バン・バーナベルト<106.13> 6-1 ハウパイ・プーハ<93.13>
ダリル・ガーニー<97.57> 6-3 カイル・アンダーソン<93.35>
ギャリー・アンダーソン<96.97> 6-0 ジェームス・ベイリー<79.34>
ピーター・ライト<82.24> 6-4 コーリー・カドビー<83.8>
デーモン・ヘータ<99.6> 6-1 ジェームス・ウェード<93.25>
マイケル・バン・ガーウェン<93.24> 6-2 ティム・プージー<83.49>
ロブ・クロス<86.28> 6-2 ロビー・キング<77.13>

フォーマット:ベストオブ11レッグズ

8月17日(土)
<準々決勝組合せ>
ピーター・ライト vs レイモンド・バン・バーナベルト
マイケル・バン・ガーウェン vs ギャリー・アンダーソン
ロブ・クロス vs デーモン・ヘータ
ダリル・ガーニー vs サイモン・ウィットロック

<準決勝組合せ>
ライト/バン・バーナベルト vs バン・ガーウェン/アンダーソン
クロス/ヘータ vs ガーニー/ウィットロック

<決勝>

フォーマット:ベストオブ15レッグズ

賞金:
優勝: 20,000ポンド
準優勝: 10,000ポンド
ベスト4: 5,000ポンド
ベスト8: 2,500ポンド
一回戦敗退:1,250ポンド

マイケル・バン・ガーウェンとギャリー・アンダーソンはメルボルンアリーナで始まった2019年メルボルンダーツマスターズ一回戦を順当に勝ち上がり準々決勝で対戦することとなった。

イベント初日の夜、ブリスベンダーツマスターズ優勝のデーモン・ヘータも再び素晴らしいパーフォーマンスを見せ1週間で2度ジェームス・ウェードを倒した。

一方、レイモンド・バン・バーナベルトはこの日最高となるパーフォーマンスでアベレージ106、ダブル率75%と絶好調でハウパイ・プーハを払いのけた。

アンダーソンはジェームス・ベイリーをホワイトウォッシュの6-0で退けベスト8入り、このスコットランド人はアベレージ96.97だった。

この48歳は背中痛の治療のため今年前半ダーツから離脱していたが、2019年初のシングルス優勝を目指しており、彼のフォームは戻りつつあるとしている。

「ようやく戻ってきている。6か月休んでいたが今取り戻した。」

「あの調子はまだ現れてきていないけどとんでもない違いだ。」

「とても厳しい道のりだと思う。取り戻さなければいけない。何をすべきかは判っている。」

この勝利で次は垂涎の世界No.1のバン・ガーウェンとの激突となる。このワールドチャンピオンもティム・プーシーに6-2で勝利していた。

このオランダ人はここの7つのPDCイベントで優勝から離れているが、この土曜、満員御礼の観客の前でそれに終止符を打ちたいとしている。

プレミアリーグチャンピオンでもあるバン・ガーウェンはこの試合で4つの180得点から試合全般を支配し、旧知のライバルアンダーソンとの激突を待ち望むようだった。

「ギャリーとの試合はいつも素晴らしい試合になる。彼にはどんなミスも許されない。」

「ベストの試合が出来ていないけど、ずっとチャンスは作り続けているし必要な時に必要なショットは打てている。」

「今日の勝利は嬉しかった。でも今はギャリーとの試合に集中しなければいけない。」

メルボルンダーツマスターズ現チャンピオンのピーター・ライトは土曜もメルボルンアリーナでタイトル防衛にまい進する。彼はコーリー・カドビーを6-4で下していた。

両者ともフォームに苦しんだがライトが序盤でチャンスをものにしていた。

地元応援のカドビーも反撃したが、5-5のレベルへ戻し最終レッグへもつれ込むための20ダブルをミス、ライトが同じ20ダブルを仕留めベスト8入りを決めた。

「今夜はひどかった。残念だったしどうしてか判らなかった。でも時々こんな時がある。」とフラストレーションのライト。

「明日はバーニーとやらなければいけないけどもしあんな風だったらもう二度とチャンピオンにはなれない。」

このスコットランド人はタイトル防衛を掛けてバン・バーナベルトと対戦する。バーニーは自身最後ののオーストラリアでのトーナメント初戦に素晴らしいダーツを見せアベレージ106.13でプーハを6-1で退けた。このアベレージはこの日一番のものだった。

「今日はとてもリラックスしていた。ブリスベンの後2,3日休養できたし素晴らしいところで心が安まった。あれが良かったかも知れない。」

「あの絶好調は練習ボードで出ていたしいつも自信満々だけどステージで実際に出来たのは嬉しい。」

このオランダの伝説はダブルを2本しか外さなかったし180得点も3個出ていた。」

新たなオーストラリアの衝撃、ヘータはブリスベンでの功績をさらに補強し一回戦で再びジェームス・ウェードを6-1で退けた。

両者は1週間前にも対戦しており、時のチャンピオン、ヘータが最終レッグで破っていたが、今回の勝利はずっと明確な差をつけたものだった。

2019年ブリスベンダーツマスターはアベレージがほぼ100近くとなりこのイングランド人を剣にかけて準々決勝進出を決めた。

「今は全ての感触が本当にいい。僕はこの時に生きており本当に大好きだ。」と勝利後のヘータ。

この32歳は次の準々決勝でロブ・クロスと対戦する。この元ワールドチャンピオンはロビー・キングに6-2で勝利していた。

地元のヒーロー、サイモン・ウィットロックはこの日のオープニング試合でミック・レーシーに順当に6-3で勝利。

元ワールドチャンピオンシップ準優勝の彼はアベレージ97、3個の180得点と余裕の勝利でベスト8一番乗りとなった。

このオーストラリア人は次にダリル・ガーニーと対戦する。ガーニーはカイル・アンダーソンに6-3で勝利していた。

ガーニーは序盤の塊から3-0リードで抜け出し、この時のアベレージはほぼ120に達したがアンダーソンも反撃、しかし4-4レベルとなるはずのダブルをミスした。

この元ワールドグランプリチャンピオンはようやく一回戦突破を果たしたことに喜びを見せた。

「スタートの出来にはとても満足だった。でも自分のミスからカイルに付け入らせてしまった。」

「滅茶苦茶練習してきた。だから素晴らしいプレーヤーを破るとようやく成果が出たと感じている。」

2019年メルボルンダーツマスターズは土曜に残る8プレーヤーによりタイトルに向け戦いが繰り広げられる。

最終夜の模様はFoxスポーツでオーストラリア全土へ、全世界へはPDCの全世界放映網とpdctv-HDを通じライブ放映される。

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