<ワールドシリーズ>メルボルンダーツマスターズ最終日
MVG久しぶりの一勝、BDOスウェーディッシュオープンは鈴木未来プロ優勝!
https://www.pdc.tv/news/2019/…
メルボルンダーツマスターズ
メルボルン、メルボルンアリーナ
8月17日(土)
<準々決勝結果>
ピーター・ライト<94.91> 8-6 レイモンド・バン・バーナベルト<94.4>
マイケル・バン・ガーウェン<100.63> 8-6 ギャリー・アンダーソン<95.08>
ロブ・クロス<102.86> 8-3 デーモン・ヘータ<87.2>
ダリル・ガーニー<94.74> 8-4 サイモン・ウィットロック<92.44>
<準決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン<96.97> 8-0 ピーター・ライト<82.61>
ダリル・ガーニー<98.15> 8-5 ロブ・クロス<96.25>
<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン<99.0> 8-3 ダリル・ガーニー<100.6>
フォーマット:ベストオブ15レッグズ
賞金:
優勝: 20,000ポンド
準優勝: 10,000ポンド
ベスト4: 5,000ポンド
ベスト8: 2,500ポンド
一回戦敗退:1,250ポンド
マイケル・バン・ガーウェンが超満員のメルボルンアリーナの観客の前でダリル・ガーニーを8-3で下し2019年メルボルンダーツマスターズチャンピオンに輝いた。
前回2016年の初栄冠以来、2つ目となるオーストラリアでの優勝は、バン・ガーウェンにとって今年5月のプレミアリーグ以来となるテレビ放映での優勝だった。
この世界No.1にとっては普通レベルの出来栄えだったが彼は素晴らしいフィニッシュと君臨するディスプレーという力による13個目のワールドシリーズタイトル獲得だった。
ガーニーも初のワールドシリーズ獲得を狙ったが決勝の序盤で厳しい試練となりバン・ガーウェンの高得点力に悩まされた。しかし明暗を分けたのはダブルの正確性だった。
バン・ガーウェンは勢いのいいスタートで第3レッグを決勝で一番となった110チェックアウトを見せ2-1リードとした
続いてのブレークで2レッグリードとするとガーニーも強力に反撃しブレークバック、休憩前には3-3のレベルに追いついた。
しかしバン・ガーウェンもこの元ワールドグランプリチャンピオンに負けず劣らず、続く5レッグを連取しタイトルを奪ってしまった。
「タイトル奪取へ戻れたことは素晴らしい。観客はいつも僕の優勝を見るのに慣れてしまっていたから色々語っていたけどね。」
「フォームはまだ途中だけどレベルはずっと続いている。誰も僕の潜在能力を疑っていない。」と優勝後のバン・ガーウェン。
「ギャリー・アンダーソン、ピーター・ライトそして決勝でダリル・ガーニーを倒したことは僕はまだ勝てる人間だということを証明できた。来週のハミルトンも頑張って3つのうち2つを優勝したい。」
このオランダ人はここ数週間フォームに苦しんできたが、厳しい最終日をまずギャリー・アンダーソンに素晴らしい8-6で勝利を収めた。
この試合でバン・ガーウェンは15試合ぶりとなる100越えのアベレージとなった。
準決勝は一番楽な展開となり、現チャンピオンのピーター・ライトを8-0とホワイトウォッシュし決勝進出を決めた。
ガーニーの決勝進出まではまず地元応援のサイモン・ウィットロックを8-4で下した。この試合で彼は132チェックアウトをインブルフィニッシュしていた。
さらに準決勝ではワールドマッチプレーチャンピオンのロブ・クロスに8-5で勝利した。
序盤の10レッグでガーニーはより強くよりダブル率の高いところを見せつけ、4レッグを連取し勝利して決勝進出を決めた。
この北アイルランド人にとってこれが2017年USダーツマスターズ以来となるワールドシリーズ決勝となった。2017年にはバン・ガーウェンが8-6で勝利していた。しかし今週の決勝ではこの世界No.5は序盤から攻勢を掛けたいとしていた。
「チャンスが来てきちっとダブルをマネージ出来れば今夜は勝算もある。」
「いいプレーをしてきているしチャンス到来だ。僕もまだ高レベルの試合を戦えるところを見せたい。」
「今年後半にかけビッグイベントが目白押しとなり、そのうち一つは取りたいと思っている。」
ワールドシリーズオブダーツは8月23日、24日へと続きPDCスター達は初めてハミルトンを訪問、クラウデランズアリーナに超満員の観客を集める。