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<ワールドシリーズ>ニュージーランドダーツマスターズ最終日

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2019.08.25 Sun.

虎の尾を踏んだギャリー、覚醒したMVG

https://www.pdc.tv/news/2019/…

ニュージーランドダーツマスターズ
ハミルトン、クラウデランズアリーナ
8月24日(土)
<準々決勝結果>
ジェームス・ウェード<93.09> 8-4 ピーター・ライト<90.39>
レイモンド・バン・バーナベルト<94.71> 8-6 ダリル・ガーニー<92.52>
マイケル・バン・ガーウェン<106.33> 8-5 ギャリー・アンダーソン<98.1>
ロブ・クロス<96.59> 8-3 ベン・ロブ<96.48>

<準決勝結果>
レイモンド・バン・バーナベルト<97.41> 8-5 ジェームス・ウェード<94.11>
マイケル・バン・ガーウェン<96.45> 8-3 ロブ・クロス<93.6>

<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン<97.41> 8-1 レイモンド・バン・バーナベルト<91.18>

フォーマット:ベストオブ15レッグズ

賞金:
優勝: 20,000ポンド
準優勝: 10,000ポンド
ベスト4: 5,000ポンド
ベスト8: 2,500ポンド
一回戦敗退:1,250ポンド

マイケル・バン・ガーウェンがバーガーキング&TAB協賛2019年ニュージーランドダーツマスターズ決勝でレイモンド・バン・バーナベルトを8-1で下し2連続のワールドシリーズ優勝を飾った。

直近の2018年オークランドイベントで優勝、また先週メルボルンでのワールドシリーズを優勝した現ワールドチャンピオンは決勝で同国人に対し強すぎ、ハミルトン、クラウデランズアリーナに集まった4,000人の観客の前で記念すべき第一回ニュージーランドダーツマスターズの栄冠に輝いた。

バン・バーナベルトにとってはニュージーランドでは5年間で3度目の決勝となり2018年決勝の再現だったが、バン・ガーウェンが再びこの引退前の仲間より強過ぎるところを証明した。

決勝はオープニング2レッグにわたりバン・バーナベルトが3本のダブルをミス、バン・ガーウェンが奪って2-0リードとした。

バン・バーナベルトの苦悩は終わらず、相手同国人はプレッシャーを与え続け再び100チェックアウトでブレークし5-0まで進んだ。

この52歳は第6レッグでようやく10ダブルを仕留め一矢を報いて容赦ないバン・ガーウェンの怒涛の攻めを食い止めようとした。

しかしバン・バーナベルトがほっとするのも束の間、ワールドNo.1は続く3レッグを連取しタイトルへ突き進んだ。

「ハミルトンでこのタイトルを獲得出来すごく嬉しい。素晴らしいトーナメントで観客は物凄かった。」と決勝後のバン・ガーウェン。

「三週間前にオセアニアへ来る前女房に言った。僕の留守中に僕は3イベントのうち2つ優勝するよって。その通りになって本当に嬉しい。」

「決勝でレイモンドと対戦できるのはいつでもとても光栄だ。レイモンドはサッカーのマラドーナと同じくダーツでの英雄だ。でも今はメッシが受け継いでいる。ダーツでも同じことが起こっている。」

バン・ガーウェンは一回戦であと1本でカイル・アンダーソンに負けるとこだったし、彼の悪いパーフォーマンスについていろいろ噂されていた。

「メンタル面では僕は一番強いプレーヤーだ。僕は自分自身どのくらいできるか判っているし悪いゲームでもその技術に影響したことはない。」

「僕は全部を完璧に過ごす訳にはいかない。僕はロボットじゃないし僕がどれほど強いかも知っており現在僕が一番強いのも知っている。」

この32歳は14個目のワールドシリーズタイトルを獲得した最終日に最大のライバルで一週間前のメルボルンでのベスト8で当たったギャリー・アンダーソンに輝かしく8-5で勝利してスタートした。

このスコットランド人は歯痛が続きこの試合日に2本の歯を抜かなければならなかったが、相手に果敢な攻めを見せていた。

このプレミアリーグチャンピオンは序盤のアンダーソンのミスを突きこの準々決勝の主導権を奪いアベレージ106で勝利を完了した。

準決勝はさらに簡単でバン・ガーウェンは元ワールドチャンピオン、ロブ・クロスを刃にかけ8-3で勝利、バン・バーナベルトとのオランダ人同士の決勝へ進んだ。

5度のワールドチャンピオンの2019年初の決勝進出への道のりはまずベスト8でダリル・ガーニーを下した。この時彼のダブル率はほぼ60%に達しバン・バーナベルトが8-6で勝利した原動力を数字的に証明した。

ジェームス・ウェードがこのオランダ人の準決勝の相手だった。ワールドシリーズオブダーツファイナルズの現チャンピオン、ウェードは2019年初のテレビ放映優勝を狙っていた。

準々決勝のように、準決勝でもバン・バーナベルトのダブル率の良さが証明されダブル率はほぼ50%、一方のウェードは30%だった。

この2014年プレミアリーグチャンピオンは結果8-5で勝利、ハミルトンでの決勝進出を決めた。

決勝で敗退したにも関わらず、バン・バーナベルトは決勝後自身のプライドを語った。

「観客が素晴らしいほど自分が悲しくなる。」とバン・バーナベルト。「観客にはただ感謝のみだ。タイトルも取れずにお別れを告げるのはとても辛い。」

「素晴らしい1週間を過ごすことが出来た。PDCとこのような素晴らしい旅を手配してくれた全てのスタッフに感謝申し上げたい。」

「今年もまだ多くの試合があり戻らなければならない。休養して年終盤に備え準備する。」

2019年ワールドシリーズオブダーツは11月に初めてのアムステルダムでファイナルズを開催し完了する。このイベントは11月1日~3日に開催、マイケル・バン・ガーウェンが第1シードとなった。

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